7月、企画展示「節度ある食卓 #01 肉食再考」と関連トークを連続開催します。トークでは、肉食に関する公開企画会議(7/15開催)と、獣害を問い直すトーク(7/17開催)を開催。日産の非人間中心設計の最新プロジェクトや鹿罠をシェアするサービス「罠ブラザーズ」などの担当者が登壇します。

展示・企画会議・トークを通して「節度ある食」について考える

「なぜ肉を食べるのか?」「どんな肉を選ぶのか?」
7月、FabCafe Kyotoでは、企画展示「節度ある食卓 #01 肉食再考」と関連トークを連続開催。展示では、ゲームボーイ形式の展示などを通して、普段あまり意識されることのない肉食の背景に焦点を当てます。また、トークでは、肉食に関する公開企画会議(7/15開催)と、獣害を問い直すトーク(7/17開催)を開催。日産の非人間中心設計の最新プロジェクトなどもご紹介。この夏、「節度ある食卓」について考えてみるのはいかがでしょうか。(共催:土とデジタル、SPCS)

>>>プレスリリースはこちら(土とデジタル)

展示企画『Intentional Eater 節度ある食卓 #01 肉食再考』

会 期|2025年7月15日 (火) – 2025年7月25日 (金)
時 間|11:00-19:00

狩猟に使用する罠をシェアリングできるサービス「罠ブラザーズ」を主宰するクリエイティブレーベル「土とデジタル」と、FabCafe Kyotoを拠点にバイオサイエンスに取り組む「SPCS」が共催する展示企画。食卓にまつわる様々な視点を取り上げ、普段とは異なる角度から「食べる」を捉え直す試みです。

本展示では、食肉の背景にある様々な視点をミニ・ロールプレイングゲームとして展開。ヴィーガニズム第一人者であるメラニー・ジョイ博士の主張からヒントを得ながらも、肉食主義 vs 菜食主義といったイデオロギーを対立化させるのではなく、その間にあるグラデーションをできるだけ解像度高く可視化することに主眼を置きました。本展示は、この食べ方が正解、といった答えを持ち合わせているわけではなく、肉食の是非の判断は行いません。

トークイベント『獣害を問い直す ー人と野生生物、境界の再設計。』(ゲスト:NISSAN ANIMALERT PROJECT, 罠ブラザーズ)

日時:7/17(木)18:00-20:30(開場: 17:45)
会場:FabCafe Kyoto(京都府京都市下京区本塩竈町554)

獣害を起点に、自然との境界を創造的に引き直す方法を議論するイベントを開催。日産自動車が始めた非人間中心設計のプロジェクト「NISSAN ANIMALERT PROJECT」や、鹿罠をシェアするサービス「罠ブラザーズ」など、技術やデザイン、地域共創による先進的な取り組みを紹介しながら、企業/行政/地域が連携しながら、どのような取り組みができるか議論します。

公開企画会議 |『Intentional Eater 節度ある食卓 #01 肉食再考』開催に寄せて

日時:7/15(火)19:00-21:30(開場: 18:45)
会場:FabCafe Kyoto(京都府京都市下京区本塩竈町554)

7/15-25まで開催予定の、「肉を食べる/食べない」をめぐる
多様な価値観を可視化する展示「Intentional Eater 節度ある食卓 #1肉食再考」。東京・渋谷での初開催では多くの反響を呼び、京都での巡回展の実施が決定しました。
展示初日は、本展の企画者である「土とデジタル」が制作背景や見どころを振り返り、本展示の今後の展開を来訪者と共にオープンに考える公開企画会議を行います。

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