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ロフトワークユーザー会 Webマスターが教える押さえておきたい撮影講座 開催レポート

ロフトワークでは、Web構築などプロジェクトをご一緒したお客様を対象とした、ユーザー会を開催しています。これまでに、アクセス解析や、Webライティング、ソーシャルエンゲージメントなどをテーマに開催し、日々の業務で活用できるナレッジを得ていただくことはもちろん、同じ課題をもつ皆さんとのネットワーク構築の場としてご活用いただいています。

さる9月24日、久しぶりのユーザー会を開催しました。今回のテーマは『Webマスターが教える押さえておきたい撮影講座』。ユーザー会を企画をしたクライアントリレーション木下が当日の様子をレポートします。

カメラを覚えて写真を楽しむ!ユーザー会スタート

今回はカメラ講座は、元々社内向けに開催していた勉強会の評判が良く、業務でも役に立つという意見が多かったのでユーザー会としての実施を決めました。実際に申込開始から定員による締め切りまでわずか4日間。想定よりも多くのお申し込みを頂き、最終的には約25名の参加者とともに当日を迎えました。

講師はloftwork.jpのWeb担当山口とPR 石川が務めます。山口はカメラ歴15年。社内のセミナー、事例取材、社員のポートレートの撮影も担当しています。石川は、最近、世界一周旅行で撮影して巡った名所を題材にHDR写真に関する書籍も執筆しました。写真を撮る事もさることながら、撮った後の編集まで学べる講座になっています。

まずは山口からカメラの仕組みと使い方をご紹介。山口は、「Web担当者は人を撮影する機会が多いので、人を撮りやすく、カメラの仕組みが理解しやすい『絞り優先モード』を覚えて、撮影を楽しみましょう」と切り出しました。

持参したカメラの設定を変更するみなさん。はじめて設定を変更するという方も。

持参したカメラの設定を見比べたり、山口の配布資料を見ながらメモを取る皆さんの表情は真剣そのものでした。

絞りとシャッタースピードの関係や、典型的な失敗写真の回避方法などを約1時間ほどかけて紹介した山口は、最後に「各項目の関係を考えながら、撮影していくのが上達のコツです。今日はたくさん写真を撮ってみてください」とまとめました。

講師の山口

習うより慣れろ!?実際のシチュエーションを想定して撮影ワークショップ!

講義後、4人1組のグループに分かれランチタイム。ランチメニューは、FabCafe特製の会席弁当です。

ふたを開けたとたん女性陣から『かわいい〜』という声があがりました。そして早速カメラを構えて一枚!講師と運営メンバーも各チームにお邪魔させていただき、一緒にランチを楽しみました。

グループに分かれて、ランチタイム。

お弁当と一緒にご用意した、FabCafeのマフィンも女子中心に大人。でも私がロフトワークメンバー分のマフィンを頼んでいなかったので、食べたかったらしい山口はすねちゃいました。ごめんなさい。

FabCafe特性スイーツのマフィン

さて、お腹も満たされたところで、セミナー登壇、インタビュー、人物ポートレートなどWeb担当や広報担当が撮ることの多いシーンでの撮影ワークショップがスタート。今回のワークは、できるだけ普段の業務を想定して撮っていただきたかったため、このように設定しました。

参加者のみなさんからは次々と質問が飛び交っていました。

撮り始めは少しぎこちない感じの方もいらっしゃいましたが、慣れている方や講師と一緒に設定を調整しながら撮影する事によって、楽しんで撮影していただけたようです。

また、今回山口からの『ぜひ単焦点レンズを試してもらいたい』という提案で、各撮影場所にロフトワークが普段使っているカメラを設置し、標準レンズとの違いを体感してもらいました。

ズームが効かない単焦点レンズは、自分の足を使って構図を決めなければなりませんが、背景ボケが奇麗に撮れたり、室内でも明るい写真が撮れるというメリットもあります。初めて使った方は「本格的な写真が撮れた!」と目を輝かせていらっしゃいました。

いつも撮る側の皆さんですが、今回撮られ役もやった事で、『撮られる人の気持ち』もわかったそうです。自然な表情を引き出す為に、雑談をしたり、微笑みかけたり、今日初めて会ったとは思えないほどのチーム力でした。

セミナー登壇エリアを一斉に撮影するみなさん(山口撮影)

約1時間半の撮影ワークショップの後は発表会です。

ワークで撮影した写真の中から、各チームよく撮れた10枚に絞って、講師のアドバイスも交えつつ、みんなの作品を鑑賞しました。お互いの写真を見てみると、新しい構図の発見や参考になる写真がたくさん。講師二人が「何も言うことはありません!ステキです」と絶賛する写真もありました。

モニタでみなさんが撮った写真を鑑賞

失敗しても諦めない。補正で写真を蘇らせるテクニック

撮影の後はPR 石川による写真補正講座です。

石川は、自然に写真全体の調整ができ、何度でも写真の補正ができる Adobe Lightroomを使った写真補正のテクニックを紹介しました。

写真補正のコツを紹介したPR石川

ロフトワークの男性社員をモデルに補正のデモンストレーションを行いました。肌が奇麗になるだけでなく、顎のラインが細くなっていく補正処理を見て、会場では驚きの声が上がりました。石川は、『失敗しても、デジタル写真は補正で蘇らせることができるので、臆せずどんどん撮りましょう』と結びました。

ロフトワークの男性社員をモデルに補正のデモンストレーションを実施

講座後の懇親会では、もう一度カメラを構える人や、講師に質問する姿も多く見られました。私も直接お話しした際に「楽しかった」「勉強になった」と声をかけて頂き、写真撮影に関する需要の高さを実感しました。

ロフトワークでは、今後もWeb担当者の皆さんが『楽しく学んで明日から活かす』をモットーにユーザー会を企画していきますので、ご期待ください。

イベント概要

ロフトワークは、クライアントの皆さんに向けてユーザー会を開催しています。アクセス解析、Webライティング、ソーシャルコミュニケーションなど、現場の担当者が日々の業務の中で課題としている内容を取り上げてきました。

ワークショップなどの実践的な形式も交えつつ、ナレッジを得ていただくことはもちろん、同じ課題をもつ皆さんとのネットワーク構築の場としてご活用頂いています。

今回のテーマは、Web担当者・広報担当者の皆さんを対象にした「カメラ基礎知識」。日々の業務で、写真を撮影する機会は多いものの、なかなかうまく撮影できない……。カメラの設定がわからない……。とお悩みの方も多いのではないでしょうか。

そこで、ロフトワークでWebマスターを勤め、事例・イベントなど社内の撮影までを担当している山口と、先日『HDR写真 魔法のかけ方レシピ』を執筆したPR 石川を講師とし、カメラの仕組みを理解し、撮影シーンに適した設定を学びます。オート撮影から卒業し、カメラの楽しさを学びます。

イベント後半は、皆さんにも撮影をしていただくワークショップをご用意しています。シンプルでわかりやすいセッションそして体験型ワークショップを通し、明日から使えるナレッジを学びにいらしてください。

開催概要

セミナータイトル ロフトワークユーザー会 
Webマスターが教える押さえておきたい撮影講座
開催日時 9月24日(水)12:00-16:00 (11:45 受付開始)
※ランチをご用意しております
場所 loftwork Lab(ロフトワーク渋谷 10F)
地図
対象 ・ロフトワーククライアントの皆さん
・Webマスター、広報、マーケティング
・Webコンテンツ用の撮影を担当している方
・写真撮影のスキルをアップしたい方
※ロフトワーククライアントの皆さんが対象のイベントです
参加費 無料
定員 20名
主催 株式会社ロフトワーク
持ち物 いつも利用されているカメラ(一眼レフ、コンパクトカメラなど)
ご注意 ・天候により屋外で撮影する場合もありますので動きやすい服装で参加ください
・ロフトワーククライアントの皆さんが対象のイベントです
・プログラムは予告なく変更される場合があります
・当日の参加者の皆さんのお写真は、後日公開するレポートなどに掲載させていただきます

プログラム

12:00~12:10
オープニング
12:10~13:00
「カメラの仕組み、使い方」
写真が写る仕組み
光のコントロール
撮影モードの理解
13:00~14:45
ワークショップ 実際に撮影してみよう!
14:45~15:45
撮影作品発表 & レビュー
15:45~15:55
「写真補正のノウハウ(仮)」
著書:HDR写真 魔法のかけ方レシピ 〜撮ったあと生まれ変わる、写真のあたらしい楽しみ方
15:55~16:45
懇親会

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