EVENT トーク

未来のまちづくりを考える。
自然と共生する都市を実現するには?
ー分解可能性都市 関連トークセッション

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Date
2024-12-15 (Sun)
13:00-15:00
Place
JAM BASE MULTI SPACE(グラングリーン大阪内) MAP
Capacity
40名
fee
無料

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About

大量生産・消費で発展した都市が「分解力」を取り戻す鍵は「自然と都市の共生」

生産、消費、分解。あるものが生産され、消費されて終わるのではなく、その後「分解」を通じて再び生産のプロセスに関わる。本来、あらゆる物質はそのように循環してきました。

ところが、都市は工業中心の経済成長と人口増加の中で、大量生産と大量消費を下支えしてきました。都市を形成するさまざまなシステム・サービスは、「分解」プロセスだけ切り離された「生産・消費に焦点を当てた都市生活」を価値基準として発展してきました。

2050年には、世界の都市人口は7割を超えると予測される今。各国の都市では近年の気候変動危機やヒートアイランド現象、著しい生物多様性の減少など、深刻な環境問題が顕在化しています。

従来の都市システムのあり方、価値基準、構造の更新の鍵は何か。本イベントでは「自然と共生する都市生活の実現」をテーマに、都市が切り捨ててきた「分解力」を取り戻し、循環型都市へ移行するまちづくりや都市サービスのヒントを考えます。

森になる建築、森を育む死のあり方。都市と自然の共生を実践するゲストと、未来のまちづくりアイデアを一緒に生み出す。

今回は、建築、埋葬、園芸や買い物など、「暮らし」のあたり前を問い直し、新たなアプローチやサービスを提案・提供する実践者とともに、自然と共生する都市生活を増やすヒントをみなさんと考えます。

ゲストは、竹中工務店のアーキテクト、山﨑篤史さん。建築の寿命に着目し、分解して森に還る建築“SeedsPaperPavilion”を大阪・関西万博で「森になる建築」として実装中の他、解体予定だった建物を減築+増築により再生させるサステナブルな建築の実現に挑戦しています。

2人目は、死と森づくりを掛け合わせた「循環葬®︎ RETURN TO NATURE」を立ち上げた、at Forest 代表の小池友紀さん。ロフトワークからは、来春大阪の南森町にFabCafe Osakaを立上げ準備中で、公私ともに大阪のまちづくりに関わるプロデューサー小島和人。今回の展示「分解可能性都市」の企画・プロデューサーの岩沢エリが参加します。

グラングリーン大阪「JAM BASE」内覧ツアーも特別実施

イベント開催場所は、大阪駅前に大緑地「うめきた公園」をもつグラングリーン大阪。トークセッション後には、グラングリーン大阪の中核施設である「JAM BASE」ツアーも特別実施予定です。

同時開催・企画展『分解可能性都市』

本イベントの会場となる「JAM BASE」では、企画展示『分解可能性都市ー自然と共生する未来の都市生活考』を同時開催しています。
本企画展示は、「分解」を切り口に、既存の都市システムやライフスタイルに選択肢を増やす、デザインのヒントを探索する試みです。
>>企画展『分解可能性都市』

Speaker

山﨑 篤史

株式会社竹中工務店, 大阪本店 設計部 チーフアーキテクト

山﨑 篤史

1982年生まれ。2007年竹中工務店入社。超高層オフィスビルや大規模病院などの設計に携わる。幼い頃から山でキャンプをしたり、海に潜るのが好きだったが、自分のライフワークである建築が短時間で廃棄物になり、山や海を汚している姿に衝撃を受ける。現在は、建築の寿命に着目し、分解して森に還る建築“SeedsPaperPavilion”を大阪・関西万博で「森になる建築」として実装中の他、解体予定だった建物を減築+増築により再生させた「大阪避雷針工業神戸営業所」など、サステナブルな建築の実現を目指す。

詳細を見る 1982年生まれ。2007年竹中工務店入社。超高層オフィスビルや大規模病院などの設計に携わる。幼い頃から山でキャンプをしたり、海に潜るのが好きだったが、自分のライフワークである建築が短時間で廃棄物になり、山や海を汚している姿に衝撃を受ける。現在は、建築の寿命に着目し、分解して森に還る建築“SeedsPaperPavilion”を大阪・関西万博で「森になる建築」として実装中の他、解体予定だった建物を減築+増築により再生させた「大阪避雷針工業神戸営業所」など、サステナブルな建築の実現を目指す。
小池 友紀

at FOREST株式会社, 代表取締役 CEO

小池 友紀

兵庫県生まれ。フリーランスのコピーライターとして15年活動。商業施設やホテル、コスメ、子ども園など様々なコピーライティング、コンセプトメイキングを手がける中、両親のお墓の引越しをきっかけに、死と森づくりを掛け合わせた「循環葬®︎ RETURN TO NATURE」を創案。at FOREST株式会社を設立し、2023年7月に関西・北摂の霊場 能勢妙見山にてサービスをスタート。Forbes JAPAN 「RISING STAR AWARD」の地域部門、「ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS」クリエイティブイノベーション部門ゴールドなどを受賞し、全国展開に向けて準備を進めている。

詳細を見る 兵庫県生まれ。フリーランスのコピーライターとして15年活動。商業施設やホテル、コスメ、子ども園など様々なコピーライティング、コンセプトメイキングを手がける中、両親のお墓の引越しをきっかけに、死と森づくりを掛け合わせた「循環葬®︎ RETURN TO NATURE」を創案。at FOREST株式会社を設立し、2023年7月に関西・北摂の霊場 能勢妙見山にてサービスをスタート。Forbes JAPAN 「RISING STAR AWARD」の地域部門、「ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS」クリエイティブイノベーション部門ゴールドなどを受賞し、全国展開に向けて準備を進めている。
岩沢 エリ

株式会社ロフトワーク, Culture Executive/マーケティング リーダー

岩沢 エリ

東京都出身、千葉市在住。大学でコミュニケーション論を学んだ後、マーケティングリサーチ会社、不動産管理会社の新規事業・経営企画室を経て、2015年ロフトワークに入社。マーケティングチームのリーダーとして、ロフトワークのコミュニケーションデザイン・マーケティング戦略設計、チームマネジメントを担う。2022年4月からCulture Executiveを兼任し、未来探索と多様性を創造力に変えるカルチャー醸成に取り組む。最近では、「分解可能性都市」をテーマに、生産・消費に加えて分解活動が当たり前となる都市生活へシステムチェンジするためのデザインアプローチを探究している。1児の母。

詳細を見る 東京都出身、千葉市在住。大学でコミュニケーション論を学んだ後、マーケティングリサーチ会社、不動産管理会社の新規事業・経営企画室を経て、2015年ロフトワークに入社。マーケティングチームのリーダーとして、ロフトワークのコミュニケーションデザイン・マーケティング戦略設計、チームマネジメントを担う。2022年4月からCulture Executiveを兼任し、未来探索と多様性を創造力に変えるカルチャー醸成に取り組む。最近では、「分解可能性都市」をテーマに、生産・消費に加えて分解活動が当たり前となる都市生活へシステムチェンジするためのデザインアプローチを探究している。1児の母。
小島 和人(ハモ)

株式会社ロフトワーク, プロデューサー / FabCafe Osaka 準備室

小島 和人(ハモ)

アート作品を作らないアーティスト「ハモニズム(作家名)」。通称「ハモさん」 建築施工管理、デザイナー、プランナー、アーティストという経歴をたどり、多様なものから着想を得て繋げることで先入観を取り除き、変化するためのプロジェクト設計を得意とする。 デザイン経営、サーキュラーデザイン、新規事業支援など幅広くプロデュースを手掛けるが、共通して「なにか新しいことをしたい」時に駆り出されるプロデューサー。口癖は「人の欲望と向き合う」。都市で暮らす事にこだわり、夏場は大阪市内の河川で40cmを超える黒鯛を数十匹釣り上げる。

詳細を見る アート作品を作らないアーティスト「ハモニズム(作家名)」。通称「ハモさん」 建築施工管理、デザイナー、プランナー、アーティストという経歴をたどり、多様なものから着想を得て繋げることで先入観を取り除き、変化するためのプロジェクト設計を得意とする。 デザイン経営、サーキュラーデザイン、新規事業支援など幅広くプロデュースを手掛けるが、共通して「なにか新しいことをしたい」時に駆り出されるプロデューサー。口癖は「人の欲望と向き合う」。都市で暮らす事にこだわり、夏場は大阪市内の河川で40cmを超える黒鯛を数十匹釣り上げる。

Program

13:00-13:10
イントロダクション
株式会社ロフトワーク Culture Executive 岩沢 エリ
13:10-14:10
トークセッション「未来のまちづくり考、自然と共生する都市を実現するには?」
株式会社竹中工務店 大阪本店 設計部 チーフアーキテクト 山 篤史
at FOREST株式会社 代表取締役 CEO 小池 友紀
株式会社ロフトワーク プロデューサー/FabCafe Osaka 事業責任者 小島 和人
株式会社ロフトワーク Culture Executive 岩沢 エリ(モデレーター)
14:10-14:40
JAM BASEツアー
「グラングリーン大阪」の中核機能施設「JAM BASE」の会員制交流スペースやコワーキングスペースをなど、会員の方しか入れないエリアをご紹介するツアーです。
14:40-15:00
交流会
展示をご覧いただきながら登壇者の方々と交流していただける時間です。

Outline

開催日
2024年12月15日(日曜日)13:00-15:00 ※12:30 受付開始
場所
JAM BASE MULTI SPACE(グラングリーン大阪内)>>アクセス
〒530-0011 大阪市北区大深町6番38号
定員
40名
参加費
無料
共催
JAM BASE(一般社団法人コ・クリエーションジェネレーター)
at FOREST株式会社
株式会社ロフトワーク
ご注意
  • 参加者の皆さんの写真や議論の内容は後日loftwork.comに掲載する場合があります。
  • プログラムは、予告なく変更される場合があります。

ACCESS

JAM BASE MULTI SPACE(グラングリーン大阪内)

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