EVENT トーク

つづくデザインの秘密3:
つくる・めぐるの関係を広げる。つづく事業の育て方

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Date
2025-03-21 (Fri)
14:00-16:30
Place
ロフトワーク渋谷オフィス10階(COOOP10) MAP
Capacity
40名
fee
無料

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About

環境課題を解決するビジネス、
その成長の壁をどう越える?

環境課題の解決にアプローチするビジネスが成長を目指す上で大切なことは、多様なステークホルダーと事業のビジョンとミッションを共有し、協力関係を築くこと。その鍵となるのが、コミュニケーションデザインです。

では、事業の成長をともに支える仲間やファンを増やすために必要なコミュニケーションデザインとは何か。またそれらは、どのように作用するのでしょうか?

例えば、事業を通して実現したい未来社会のストーリーや、環境への配慮と収益構造といったビジネスモデルを見える化して、Webサイトや映像、プレイブックなどさまざまな表現で伝えること。あるいは、プロダクトやパッケージ、サービス体験をより独自性が高く魅力的なものに磨き上げること。

さらに、ビジョンに共感するコラボレーターやファンと、イベントやワークショップ、展示などのオープンな場を通じて直接交流することは、商品やサービスの次の展開につながるようなアイデアやフィードバックを得られます。

このように、多面的・複合的なコミュニケーションと活動にデザインの力をはたらかせることは、生活者に向けてプロダクトやブランドが提案する新しい価値の浸透を早め、市場を育てることにも繋がります。

先進企業の舞台裏を知り、対話しながら
実践知を編み出すトークイベント

では、こうしたコミュニケーションと活動のデザインは、どこから・どのように進めていけばいいのでしょうか? 本イベントでは、そのヒントを探るべく、実際にサステナブルな事業の成長を推進した実践者をゲストにお呼びして、実践の舞台裏を伺います。

ゲストとして登場するのは、合同会社シーベジタブルのマネージャー、寺松千尋さんです。

海藻を採取して研究し、環境負荷の少ない陸上栽培と海面栽培によって蘇らせ、さらに海藻の新しい食べ方も提案している、シーベジタブル。寺松さんはこれまで、同社で営業や広報など複数のポジションを兼任しながら、飲食店や百貨店、水族館、銭湯など、さまざまな企業とのコラボレーション企画を通して、自社商品が露出する機会や場所を増やしています。

今回、寺松さんにはこれまでどのようなコミュニケーション戦略によってコラボレーションや協業を実現してきたのか、また企業や地域など、多様な仲間と共に新しい価値を生み出していくためのマインドセットを伺います。

レストランや熟成肉の専門店などとのコラボレーション商品を開発
水族館で、自社で基礎研究・栽培をしている海藻「すじ青のり」の生育過程を観察できる展示を監修

さらにイベントの後半では、登壇者と会場で参加する皆さんとのオープンディスカッションも実施。

対話を通して、企業や自治体・行政、地域の事業者、生活者といった、環境課題解決を目指す事業を取り巻く多様なステークホルダーとの関係のつくり方・深め方を掘り下げます。

オープンディスカッションのトピック:

  • 事業が取り組んでいる環境課題・社会課題に対して理解・納得してもらうための工夫は?
  • 「わかりにくい・馴染みがない」を「共感・好き」に変える体験をどうやってデザインする?
  • 他社とのコラボレーション、やる・やらないの判断ポイントは?
  • 地域の事業者や自治体・行政との関わり方や相互作用について、考えていること

さらに、事業を成長させるためのコミュニケーション戦略を推進するヒントとして、FabCafe Globalが運営する、サーキュラーデザインに取り組むグローバルなコミュニティ「crQlr(サーキュラー)」の活動も紹介。グローカルな観点から、多様な仲間たちと共に循環型ビジネスが目指す新しい経済を浸透させるアイデアを解説します。

crQlrは、循環型社会を目指す世界中のプレイヤーを集めてつなぎ、後押しするコンソーシアムとして、グローバルデザインアワード「crQlr Awards」を実施

こんな方におすすめです:

  • 環境課題・社会課題解決を目指す事業がターゲットとする市場を育てるための手立てを模索している方
  • 環境課題解決を目指すプロダクトや事業を、自社の価値としてアピールしていくための有効な方法を知りたい方
  • 環境課題・社会課題解決を目指す事業のロジックモデルをブラッシュアップするために、多様なステークホルダーとの関係づくりに取り組みたい方

Speaker

寺松千尋

合同会社シーベジタブル, マネージャー

寺松千尋

1996年、富山県富山市生まれ。大学在学中にカンボジアでのインターンシップを経験したことで人生観が大きく変わり、平和学を学ぶことを決意。卒業後、ウェディング業界や飲食業界で働く中で「様々な人々の暮らしを豊かにする仕事に携わりたい」と強く感じ、2020年にシーベジタブルに入社。創立4年目の創業期で、バックオフィスから営業部、広報、イベント、テストキッチンチームなど、さまざまな部門の立ち上げに関わる。現在は、海藻を野菜のように身近な食材として普及させることで、海も人もすこやかになる未来を目指して奮闘中。

詳細を見る 1996年、富山県富山市生まれ。大学在学中にカンボジアでのインターンシップを経験したことで人生観が大きく変わり、平和学を学ぶことを決意。卒業後、ウェディング業界や飲食業界で働く中で「様々な人々の暮らしを豊かにする仕事に携わりたい」と強く感じ、2020年にシーベジタブルに入社。創立4年目の創業期で、バックオフィスから営業部、広報、イベント、テストキッチンチームなど、さまざまな部門の立ち上げに関わる。現在は、海藻を野菜のように身近な食材として普及させることで、海も人もすこやかになる未来を目指して奮闘中。
二本栁 友彦

株式会社ロフトワーク, ゆえんユニットリーダー

二本栁 友彦

1977年大阪府岸和田生まれ。千葉大学工学部デザイン工学科卒。大学在学中から様々なアートイベントの運営に携わり、建築設計事務所勤務を経てIID世田谷ものづくり学校を運営する株式会社ものづくり学校に入社。企画ディレクション、企画室長・広報を担当。姉妹校「隠岐の島ものづくり学校」「三条ものづくり学校」の立ち上げにも関わる。2014年にロフトワークに入社。「経済産業省 JAPANブランドプロデュース支援事業 MORE THAN プロジェクト(2014-2016)」のプロデュース・ディレクションをはじめ、「SUWAデザインプロジェクト」「Hokkaido to Go」「ふるさとデザインアカデミー ichi」「Dcraft デザイン経営リーダーズゼミ」などを手がけている。官公庁や自治体のプロジェクトを中心に、場所を問わず、クリエイティブコラボレーションを軸に展開している。

詳細を見る 1977年大阪府岸和田生まれ。千葉大学工学部デザイン工学科卒。大学在学中から様々なアートイベントの運営に携わり、建築設計事務所勤務を経てIID世田谷ものづくり学校を運営する株式会社ものづくり学校に入社。企画ディレクション、企画室長・広報を担当。姉妹校「隠岐の島ものづくり学校」「三条ものづくり学校」の立ち上げにも関わる。2014年にロフトワークに入社。「経済産業省 JAPANブランドプロデュース支援事業 MORE THAN プロジェクト(2014-2016)」のプロデュース・ディレクションをはじめ、「SUWAデザインプロジェクト」「Hokkaido to Go」「ふるさとデザインアカデミー ichi」「Dcraft デザイン経営リーダーズゼミ」などを手がけている。官公庁や自治体のプロジェクトを中心に、場所を問わず、クリエイティブコラボレーションを軸に展開している。
永島 啓太

株式会社ロフトワーク, クリエイティブディレクター

永島 啓太

慶應義塾大学法学部卒。新卒で入社した総合コンサルティングファームでは、大手メーカーを相手にグローバル業務改善プロジェクトに従事。その後、空間デザイン会社に転籍し、主にオフィス空間におけるコンセプト提案から実装までを手がける。より事業・社会課題解決に根差した、戦略的なクリエイティブを提供したいと考え、ロフトワークに入社。プライベートでは自然農法を取り入れた農業と料理をベースにコミュニティ運営を行い、経済合理主義から離れたライフスタイルを模索・実践中。

詳細を見る 慶應義塾大学法学部卒。新卒で入社した総合コンサルティングファームでは、大手メーカーを相手にグローバル業務改善プロジェクトに従事。その後、空間デザイン会社に転籍し、主にオフィス空間におけるコンセプト提案から実装までを手がける。より事業・社会課題解決に根差した、戦略的なクリエイティブを提供したいと考え、ロフトワークに入社。プライベートでは自然農法を取り入れた農業と料理をベースにコミュニティ運営を行い、経済合理主義から離れたライフスタイルを模索・実践中。

Program

14:00-14:10

オープニングトーク

  • ゆえん ユニットリーダー 二本栁 友彦
14:10-14:30

つづくデザインのケーススタディ

  • 合同会社シーベジタブル マネージャー 寺松 千尋さん
14:30-14:35

休憩

14:35-15:20

オープンディスカッション
「コミュニケーションと活動で、ビジョンを実現する仲間をつくるには?」

登壇:

  • スピーカー:寺松 千尋さん × 二本栁 友彦
  • モデレーター:永島 啓太 / ロフトワーク クリエイティブディレクター
15:20-15:35

クロージングトーク

15:50-16:30

交流会

Outline

開催日

2024年3月21日(金)14:00-16:30

参加費

無料

場 所

東京都渋谷区道玄坂1-22-7 道玄坂ピアビル10階 COOOP10 >>Map

定 員

40名

主 催

株式会社ロフトワーク

ご注意
  • 申込多数の場合、抽選となる可能性があります。
  • 当日のイベントの様子は記録用として撮影・録画させていただきます。
  • 記録内容は、後日公開するレポートなどに掲載させていただく場合がございます。
  • イベント内容の都合上、競合他社の方のお申し込みはお断りさせていただく場合がございます。
  • プログラムは、予告なく変更される場合があります。

Access

ロフトワーク渋谷オフィス10階(COOOP10)