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コミュニケーションメディアとしての「嗅覚」を考える

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自分の嗅覚をデザインせよ!「嗅覚デザインラボvol.1」レポート

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Date
2018-05-11 (Fri)
Time
第一部 [15:00-18:00]
第二部 [19:00-22:00]
Place
FabCafe MTRL MAP
Capacity
各回25名
fee
4,000円

Finished

About

OLFACTORY DESIGN LAB VOL.01 - Synthesize the Smell of Rose! -

国内企業も研究開発に注力、体験のデザインの最難関「嗅覚」のデザイン

私たちの五感にはご存知の通り「視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚」がありますが、感覚を、デザインや技術的に再現する時に、「視覚」がもっとも再現しやすく、続いて「聴覚」「触覚」「嗅覚」「味覚」の順で難しくなっていくと言われています。

技術的にも、科学的にも解明の進んでいる「視覚」を基準とした場合に、「嗅覚」は平均して1/5以下の解明具合となっています。

(総務省発行「五感情報通信技術に関する調査研究会 報告書」 内「視覚を基準とした場合の各感覚における研究開発の進展度合いのイメージ」の図より作成)

そんな、体験のデザインの未踏領域である「嗅覚」に切り込むべく、多くの企業で、研究開発や商品開発が進んでいます。

例えば、「音楽」「フィルム」「テクノロジー」で世界最大規模の祭典、SXSW2018ではPanasonicが「音楽×嗅覚」を体験できるデモシステムを発表しました。

参考:Panasonicが新しく挑戦する「香り」の世界

また、香水などの香料としてではなく、目的に合わせた香りをカスタマイズできる手のひらサイズのパーソナルアロマディフューザー「AROMASTIC(アロマスティック)」なども注目を集めています。

「ローズを使わずに、ローズの香りをつくる」

そんな、嗅覚のデザインの可能性について探求する、嗅覚デザインラボ vol.01では、上田麻希さんによるオランダ王立美術大学での授業の一部を厳選して再現します。テーマは「ローズを使わずに、ローズの香りをつくる」こと。香りの創出はもちろん、他者とのコミュニケーション、そしてローズを通して、香りを概念的に捉えることに挑戦します。

Program

  • 第一部 15:00-18:00

  • 第二部 19:00-22:00

15:00

1.レクチャー&プレゼンテーション

・香りのデザインについて
・嗅覚の最新トレンドと可能性
・Maki UEDAさんによる実践

15:30
グループワーク:「ローズ」のコンポジション
・ローズのガスクロマトグラフィー分析(香りのデータ分析)
・ローズの主な成分10種を嗅ぎ分ける
・「オリジナルなローズの香り」作り
16:30
多種多様な「ローズ」を嗅ぐ
参加者の方が作成したローズの香りを嗅ぎ合います
17:00
Q&A
※できあがったローズは小瓶に分けて持ち帰り、普通にローズ・パフュームとして着用することができます。濃度はオードトワレと同等です。
19:00

1.レクチャー&プレゼンテーション

・香りのデザインについて
・嗅覚の最新トレンドと可能性
・Maki UEDAさんによる実践

19:30
グループワーク:「ローズ」のコンポジション
・ローズのガスクロマトグラフィー分析(香りのデータ分析)
・ローズの主な成分10種を嗅ぎ分ける
・「オリジナルなローズの香り」作り
20:30
多種多様な「ローズ」を嗅ぐ
参加者の方が作成したローズの香りを嗅ぎ合います
21:00
Q&A
※できあがったローズは小瓶に分けて持ち帰り、普通にローズ・パフュームとして着用することができます。濃度はオードトワレと同等です。

Speaker

上田 麻希

上田 麻希

世界的に流行の兆しを見せる「嗅覚のアート」のリーディング・アーティスト。慶應義塾大学環境情報学部(学部1997卒&修士1999卒)にて、藤幡正樹氏に師事し、メディア・アートを学ぶ。2000年文化庁派遣若手芸術家として、2007年ポーラ財団派遣若手芸術家として、オランダ&ベルギーに滞在。2009年ワールド・テクノロジー・アワード(アート・カテゴリー)、2016年&2018年アート・アンド・オルファクション・アワード・ファイナリスト。オランダ王立美術学校&音楽院の学部間学科Art Science非常勤講師。現在は沖縄石垣島在住。

Webサイト 
[嗅覚アート] http://www.ueda.nl
[嗅覚デザイン] http://www.pepe.okinawa

詳細を見る 世界的に流行の兆しを見せる「嗅覚のアート」のリーディング・アーティスト。慶應義塾大学環境情報学部(学部1997卒&修士1999卒)にて、藤幡正樹氏に師事し、メディア・アートを学ぶ。2000年文化庁派遣若手芸術家として、2007年ポーラ財団派遣若手芸術家として、オランダ&ベルギーに滞在。2009年ワールド・テクノロジー・アワード(アート・カテゴリー)、2016年&2018年アート・アンド・オルファクション・アワード・ファイナリスト。オランダ王立美術学校&音楽院の学部間学科Art Science非常勤講師。現在は沖縄石垣島在住。

Webサイト 
[嗅覚アート] http://www.ueda.nl
[嗅覚デザイン] http://www.pepe.okinawa
小原 和也(弁慶)

株式会社ロフトワーク, MTRL事業責任者

小原 和也(弁慶)

2015年ロフトワークに入社。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修了(デザイン)。素材/材料の新たな価値更新を目指したプラットフォーム「MTRL」の立上げメンバーとして運営に関わる。現在は事業責任者兼プロデューサーとして、素材/材料基軸の企業向け企画、プロジェクト、新規事業の創出に携わる。モットーは 「人生はミスマッチ」。編著に『ファッションは更新できるのか?会議 人と服と社会のプロセス・イノベーションを夢想する』(フィルムアート社,2015)がある。あだ名は弁慶。慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科特任研究員。

詳細を見る 2015年ロフトワークに入社。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修了(デザイン)。素材/材料の新たな価値更新を目指したプラットフォーム「MTRL」の立上げメンバーとして運営に関わる。現在は事業責任者兼プロデューサーとして、素材/材料基軸の企業向け企画、プロジェクト、新規事業の創出に携わる。モットーは 「人生はミスマッチ」。編著に『ファッションは更新できるのか?会議 人と服と社会のプロセス・イノベーションを夢想する』(フィルムアート社,2015)がある。あだ名は弁慶。慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科特任研究員。

Outline

タイトル
OLFACTORY DESIGN LAB VOL.01
– Synthesize the Smell of Rose! –
開催日
2018/05/11(金) 15:00-18:00/19:00-22:00
開催時間をご確認の上、peatixよりお申し込みください
会場
FabCafe MTRL
東京都渋谷区道玄坂1-22-7 道玄坂ピア 2F
参加費
4,000円
対象
・香り、匂いに興味ある方
・新しいメディアとして「嗅覚」に可能性を感じている企業の研究部門所属の方
・香り、匂いを使ってみたいと思っているデザイナー・アーティスト・建築家・音楽家
・五感的なコミュニケーションに興味がある方
・アートの好きな方
定員
各回25名
ご注意
※当日はパフューム着用を避けてください
※プログラムは、予告なく変更される場合があります。

ACCESS

〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1-22-7 道玄坂ピア 2F

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