生活者起点のまちづくりで見えた、これからのスマートタウン
- 事例:パナソニック(藤沢市)のサービスデザイン
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レポート
掲載中
- Date
- 2020-06-24 (Wed)
- Time
- 15:00〜17:30
- Place
- オンライン開催(Zoom)
- fee
- 無料
Finished
About
これからのスマートタウン、生活者が望む暮らしは「Well-Being」?!
1‚000世帯を超える家庭が日々の暮らしを営むリアルなスマートタウンとして、生活者起点の街づくりの実現をめざす『Fujisawaサスティナブル・スマートタウン(Fujisawa SST)』。技術を起点に暮らしを設計するのではなく、人々の暮らしを中心に設計されるこの街を舞台に、パナソニックとロフトワークは新たな住民サービスをローンチしようとしています。
ポイントは、徹底した生活者視点でのサービスデザイン。
多くのインフラデータが取得可能なスマートタウンだからこそデータ起点でサービスを考えがちなところ、本プロジェクトはサービスデザインの基本である「生活者視点」で取り組みました。
先端テクノロジーが快適さをもたらす街に暮らす住民へのリサーチから見えてきたニーズは「Well-Beingな暮らし」でした。
Withコロナのいま、企業が向き合うべきこととは?
新型コロナウィルスの影響は、社会システムや個々の価値観を大きく変えようとしています。日々ストレスと不安に囲まれる生活が続くなか、いかに健やかに生活を送るかへの関心も高まっていくのではないでしょうか。「ウェルビーイング(Well-being)」、つまり身体的・精神的・社会的に、健康で良好な状態を確保したい生活者に向けたサービスにはますます注目が集まるかもしれません。
本イベントのポイント
パナソニック Fujisawa SSTとのプロジェクトで生まれたサービスアイデア「LIFERELAY」のデザインプロセスを、プロジェクトの中心メンバーであるパナソニック 岸原氏とロフトワークの柳川・原の3名が振り返ります。サービスデザインの現場でおきた課題やその乗り越え方、ローンチに向けた課題など、ざっくばらんにお話しします。
また、Withコロナで変化する住民のマインドに対して、これからのサービスおよびサービスデザインはどうあるべきかについて、参加者の皆さんも交えて議論します。
こんな人におすすめ
- テクノロジー/データドリブン→ユーザドリブンへのシフトの必要性を感じている方
- 既存リソースを用いた新規サービス創出をミッションとする方
- 大企業/縦割型組織で部門間の連携をミッションとする方
Program
- 14:45-15:00
- 開場
- 15:00-15:05
- イントロダクション
- 15:05-15:20
- 事例紹介 パナソニック スマートタウンで 生活者視点から生まれたサービス「LIFERELAY」のデザインプロセス
パナソニック株式会社 デジタルマーケティング推進室 課長 岸原直人
株式会社ロフトワーク シニアディレクター 原 亮介 - 15:20-16:00
- クロストーク ” Well-being ”なサービスは『住民インサイトxデータ』から生まれた
パナソニック株式会社 デジタルマーケティング推進室 課長 岸原直人
株式会社ロフトワーク シニアディレクター 原 亮介
株式会社ロフトワーク プロデューサー 柳川雄飛
株式会社ロフトワーク クリエイティブディレクター 加藤修平 - 16:00-16:10
- 休憩
- 16:10-16:40
- 分科会
※参加者の関心あるテーマに分かれ、各テーマへの理解を深める追加セッションと議論を行います。
テーマ①「Fujisawa SSTの生活者起点サービスの今後を考える」
前半セッションでは語りきれなかったプロジェクトの詳細をご紹介。
参加者の方々からの質問も交え、これからのFujisawa SSTを議論します。
パナソニックのスマートタウンで、新たな仕掛けを作ってみたい!という方も是非お越しください。
パナソニック株式会社 デジタルマーケティング推進室 課長 岸原直人
株式会社ロフトワーク プロデューサー 柳川雄飛
株式会社ロフトワーク クリエイティブディレクター 加藤修平テーマ② 「サービスデザインのお悩みよろず相談承ります」
ユーザードリブンのサービスを生み出したいが、どこから着手しようか悩んでいるという方におすすめ。
生活者ニーズを捉えるデザインリサーチについて解説しながら、参加者の方々の課題感と共に議論を進め、サービスデザインの理解を深めていきます。
もちろん聴講のみの参加も大歓迎です。
株式会社ロフトワーク シニアディレクター 原 亮介
株式会社ロフトワーク プロデューサー 柏木鉄也
株式会社ロフトワーク プロデューサー 浅見和彦 - 16:40-16:50
- クロージング
- 16:50-17:30
- 個別相談会(事前申込み制)
Outline
- 開催日
- 2020年6月24日(水)15:00〜17:30(開場 14:45〜)
- 参加費
- 無料
- 会場
- オンライン開催(Zoom)対象
・大手企業/中堅企業の経営層および経営幹部の方
・経営企画や新規事業部門のリーダー層の方 - 協力
- パナソニック株式会社
- ご注意
- ・プログラムは、予告なく変更される場合があります
・参加者の皆さんの写真や議論の内容は後日主催者のオウンドメディアに掲載する場合があります
Speaker
パナソニック株式会社, プロフェッショナルビジネスサポート部門 デジタルマーケティング推進室 課長
岸原直人
94年松下電器産業株式会社(現パナソニック)入社、国内外B2Cセールス&マーケティング、コーポレート&ブランドマーケティング、 米国駐在を経て、本社社経営企画部にて海外戦略企画を担当。17年4月に全社横断組織であるデジタルマーケティング推進室の新規立ち上げに参画。また18年10月からは家電分野の新規事業創出部門であるアプライアンス社ゲームチェンジャ―カタパルトに業務比率20%で「社内複業制度」を活用し参画中。
早稲田大学商学部卒、ビジネスブレークスルー大学院大学MBA、日本元気塾第六期楠木ゼミ、CR-SIS 第一期生。
(社内複業)アプライアンス社 AP社直轄 事業開発センター ゲームチェンジャー・カタパルト推進部
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94年松下電器産業株式会社(現パナソニック)入社、国内外B2Cセールス&マーケティング、コーポレート&ブランドマーケティング、 米国駐在を経て、本社社経営企画部にて海外戦略企画を担当。17年4月に全社横断組織であるデジタルマーケティング推進室の新規立ち上げに参画。また18年10月からは家電分野の新規事業創出部門であるアプライアンス社ゲームチェンジャ―カタパルトに業務比率20%で「社内複業制度」を活用し参画中。早稲田大学商学部卒、ビジネスブレークスルー大学院大学MBA、日本元気塾第六期楠木ゼミ、CR-SIS 第一期生。
(社内複業)アプライアンス社 AP社直轄 事業開発センター ゲームチェンジャー・カタパルト推進部
株式会社ロフトワーク, MVMNTユニットリーダー
原 亮介
関西のファッション/カルチャーマガジン編集長、ロボットテクノロジー関連ベンチャー、戦略PRコンサル会社を経て、2014年6月よりロフトワーク所属。マーケティング視点を軸に、クリエイティブな価値創出〜価値浸透まで幅広いプロジェクトを手がける。“ヒトを動かす”と“ユースカルチャー”が生涯の学習テーマ。
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関西のファッション/カルチャーマガジン編集長、ロボットテクノロジー関連ベンチャー、戦略PRコンサル会社を経て、2014年6月よりロフトワーク所属。マーケティング視点を軸に、クリエイティブな価値創出〜価値浸透まで幅広いプロジェクトを手がける。“ヒトを動かす”と“ユースカルチャー”が生涯の学習テーマ。柳川 雄飛
大学卒業後、Web広告業界で6年間にわたり営業・メディア開拓・新規事業立ち上げまで様々な事業に従事。その後、2014年に株式会社ロフトワークに入社。プロデューサーとして企業のコミュニケーション戦略から新規事業のコンセプト策定、Webサイトリニューアルなど幅広いプロジェクト設計を担当する。また本業の傍らで、地域活性のプロジェクトに関わったことがきっかけとなり、ロフトワークでも、地域にまつわるプロジェクトへと活動の幅を広げている。
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大学卒業後、Web広告業界で6年間にわたり営業・メディア開拓・新規事業立ち上げまで様々な事業に従事。その後、2014年に株式会社ロフトワークに入社。プロデューサーとして企業のコミュニケーション戦略から新規事業のコンセプト策定、Webサイトリニューアルなど幅広いプロジェクト設計を担当する。また本業の傍らで、地域活性のプロジェクトに関わったことがきっかけとなり、ロフトワークでも、地域にまつわるプロジェクトへと活動の幅を広げている。株式会社ロフトワーク, クリエイティブディレクター
加藤 修平
ケープタウン大学サステナビリティ学修士。アフリカ地域での鉱物資源開発に伴う、周辺コミュニティへの影響調査をエスノグラフィ調査手法によって実施。また、同大学内Hasso Plattner Institute of Design Thinking (通称d-school)において、デザイン思考コーチとして学生、社会人の指導を行う。過去に携わった案件は、民間金融機関内にて、多部署横断型のチームを率いて新サービスの開発及び、デザイン思考の社内への浸透を促すためのプロジェクト等多数。
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ケープタウン大学サステナビリティ学修士。アフリカ地域での鉱物資源開発に伴う、周辺コミュニティへの影響調査をエスノグラフィ調査手法によって実施。また、同大学内Hasso Plattner Institute of Design Thinking (通称d-school)において、デザイン思考コーチとして学生、社会人の指導を行う。過去に携わった案件は、民間金融機関内にて、多部署横断型のチームを率いて新サービスの開発及び、デザイン思考の社内への浸透を促すためのプロジェクト等多数。株式会社ロフトワーク, チーフプロデューサー
柏木 鉄也
ブライダル系企業、制作企業を経て2008年入社。プロデューサーとして年間50以上のプロジェクトに携わる。10年以上に渡り、業界を限らず様々なクライアントの課題解決を支援。中でも製造業、大学、自治体などを得意とする。話すことで思考を整理したいタイプのクライアントからの支持が厚い。2020年には、チーフプロデューサーに就任。プロデューサーユニット全体マネジメントも行う。
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ブライダル系企業、制作企業を経て2008年入社。プロデューサーとして年間50以上のプロジェクトに携わる。10年以上に渡り、業界を限らず様々なクライアントの課題解決を支援。中でも製造業、大学、自治体などを得意とする。話すことで思考を整理したいタイプのクライアントからの支持が厚い。2020年には、チーフプロデューサーに就任。プロデューサーユニット全体マネジメントも行う。株式会社ロフトワーク, シニアプロデューサー
浅見 和彦
音楽、家電、インテリア業界を経て2014年にプロデューサーとして入社。クライアントの顕在的課題だけに囚われず、潜在的課題を引き出すこと。ユーザーインサイトに基づいたビジネスデザインを描き、中長期的戦略に落としたプロジェクト支援を心がけている。代表事例は、グローバルにVR/ARコミュニティ創出やムーブメントづくりに挑戦している「NEWVIEW」Projectや、デザインリサーチからサービスデザインを行った中小企業向け少額融資サービス「ALTOA」など。その他にも、大規模Webサイトのリニューアルや、製品ブランディング、街づくりなど幅広いプロデュース経験を持つ。最近のブームは寄席通い。