デザイン経営、どこから手をつける?
アートディレクションの事例で紐解く、デザインと経営の近づけ方
Finished イベント終了
- Date
- 2020-08-19 (Wed)
- Time
- 18:00 - 20:30
- Capacity
- パブリックビューイング参加/15名、オンライン視聴/200名
- fee
- 無料
Finished
About
2018年に経済産業省産業省が「デザイン経営宣言」を発表した。今後様々な企業がデザイン経営の実践を目指すことが予想されるけど、「デザイン」と「経営」という言葉は一聴すると距離があるように感じる。どのように近づけていくのか、その方法についてはイメージするのも難しい方が多いのではないだろうか。
そこでヒントを求めたいのがアートディレクターという存在だ。彼らはこれまでもデザインと経営の世界を横断しながら、ビジョンという抽象的なものを事業の実態にすり合わせ、噛み砕きながらビジュアルや言葉に落とし込んできた。彼らをチームに迎え入れることで、デザインと経営の橋渡しを行いチームのコンセプトをより強力に表現していくことができるのではないか。
よし、今すぐにでもアートディレクターに声をかけてデザイン経営の実践に向けて動き出そう。そう思ってしまうけども、ちょっと待って欲しい。日本ではアートディレクターという仕事はまだ十分に認知されておらず、どのような現場で彼らが力を発揮できるのかか十分に理解が進んでいない。
今後、アートディレクターとチームを迎えるためにも、まずは私たちが彼らの職能や思考を紐解いていく必要があるはずだ。そのためにいくつかの現場で行われてきたアートディレクションの事例を元に、彼らと協働する方法を模索する。
こんな人におすすめ
- 外部クリエイターとの協業を検討している企業や大学、自治体の担当者
- アートディレクションの手法をプロジェクトに取り入れたい方
- アートディレクターを目指しているデザイナーの方
Program
- 18:00-18:10
- オープニングトーク
株式会社ロフトワーク アートディレクター 小川 敦子
株式会社ロフトワーク クリエイティブディレクター 堤 大樹 - 18:10-18:50
- ゲストトーク1
アートディレクターの割り切れない役割とブランドの立ち上げからキャラクターづくりまで
株式会社 BAKE アートディレクター 加藤 七実
株式会社ロフトワーク クリエイティブディレクター 堤 大樹 - 18:50-19:00
- 休憩
- 19:00-19:40
- ゲストトーク2
デザイン思考ーデザインと経営の近づけかたとは
株式会社グリーンフィールドグラフィーク代表取締役 河西 延彰
株式会社ロフトワーク アートディレクター 小川 敦子 - 19:50-20:20
- クロストーク
株式会社グリーンフィールドグラフィーク代表取締役 河西 延彰
株式会社 BAKE アートディレクター 加藤 七実
株式会社ロフトワーク クリエイティブディレクター 堤 大樹 - 20:30
- 終了
Outline
- 開催日
- 2020年8月19日(水)18:00 – 20:30(受付17:45)
- 定員
- パブリックビューイング参加/15名
オンライン視聴/200名 - 参加費
- 無料
- 会場
- FabCafe Kyoto/YouTube Live配信
- 対象
- ・外部クリエイターとの協業を検討している企業や大学、自治体の担当者
・アートディレクションの手法をプロジェクトに取り入れたい方
・アートディレクターを目指しているデザイナーの方 - 主催
- 株式会社ロフトワーク
- ご注意
- ・参加者の皆さんの写真や議論の内容は後日loftwork.comに掲載する場合があります。
・プログラムは、予告なく変更される場合があります。
・YouTube Live配信のURLは当日までにご連絡いたします。
・質疑応答はパブリックビューイング参加者のみとさせていただきます。ご理解・ご了承くださいませ。
ACCESS
Speaker
株式会社 BAKE, アートディレクター
加藤 七実
これまで様々なジャンルのブランディングやグラフィックデザインに従事した経験から、
企業の中でのデザインに興味を持ち、2018年 BAKE Inc.入社。現在インハウスとして、BAKE CHEESE TART、POGGなどのクリエイティブを担当している。家業が下宿を営んでおり、幼少期から「食べること」「食べてもらうこと」が身近にあったため、「食」にまつわるデザインの可能性に興味がある。
https://bake-jp.com/
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これまで様々なジャンルのブランディングやグラフィックデザインに従事した経験から、企業の中でのデザインに興味を持ち、2018年 BAKE Inc.入社。現在インハウスとして、BAKE CHEESE TART、POGGなどのクリエイティブを担当している。家業が下宿を営んでおり、幼少期から「食べること」「食べてもらうこと」が身近にあったため、「食」にまつわるデザインの可能性に興味がある。
https://bake-jp.com/
株式会社グリーンフィールドグラーフィク, 代表取締役 アートディレクター
河西 延彰
2006年創業。「経営にブランディングデザインを」を理念とし、企業やブランドの問題や課題に対し、隠れている価値や魅力、そして伝えるべきことを「ブランディングデザイン」の観点から整理、再構築をおこない、アウトプットにおける最適なコミュニケーションを導き出すための「伝えかたのデザイン」に注力し全国各地で多岐に渡り活動している。
コミュニケーションをよりシームレスに活用していくため、グラフィックデザイナー、ウェブデザイナー、フロントエンドエンジニア、フォトグラファー、プリンティングディレクターが在籍する。
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2006年創業。「経営にブランディングデザインを」を理念とし、企業やブランドの問題や課題に対し、隠れている価値や魅力、そして伝えるべきことを「ブランディングデザイン」の観点から整理、再構築をおこない、アウトプットにおける最適なコミュニケーションを導き出すための「伝えかたのデザイン」に注力し全国各地で多岐に渡り活動している。コミュニケーションをよりシームレスに活用していくため、グラフィックデザイナー、ウェブデザイナー、フロントエンドエンジニア、フォトグラファー、プリンティングディレクターが在籍する。
株式会社ロフトワーク, アートディレクター
小川 敦子
ロフトワーク京都 アートディレクター。1978年生まれ。百貨店勤務を経て、生活雑貨メーカーにて企画・広報業務に従事。総合不動産会社にて広報部門の立ち上げに参画。デザインと経営を結びつける総合ディレクションを行う。その後、フリーランスのアートディレクターとして、医療機関など様々な事業領域のブランディングディレクションを手掛ける。そこにしかない世界観をクライアントと共に創り出し、女性目線で調和させることをモットーにしている。2020年ロフトワーク入社。主に、SX(サステナビリティ・トランスフォーメーション)を軸としたコーポレートブランディングを得意領域とし、2021年より経産省中部経済産業局、大垣共立銀行が中心となりスタートした、東海圏における循環経済・循環社会を描く「東海サーキュラープロジェクト」のプロジェクトマネージャーを担当。
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ロフトワーク京都 アートディレクター。1978年生まれ。百貨店勤務を経て、生活雑貨メーカーにて企画・広報業務に従事。総合不動産会社にて広報部門の立ち上げに参画。デザインと経営を結びつける総合ディレクションを行う。その後、フリーランスのアートディレクターとして、医療機関など様々な事業領域のブランディングディレクションを手掛ける。そこにしかない世界観をクライアントと共に創り出し、女性目線で調和させることをモットーにしている。2020年ロフトワーク入社。主に、SX(サステナビリティ・トランスフォーメーション)を軸としたコーポレートブランディングを得意領域とし、2021年より経産省中部経済産業局、大垣共立銀行が中心となりスタートした、東海圏における循環経済・循環社会を描く「東海サーキュラープロジェクト」のプロジェクトマネージャーを担当。株式会社ロフトワーク, シニアディレクター
堤 大樹
「関西にこんなメディアがあればいいのに」という想いで2013年にWebマガジンANTENNAをスタート。2016年に4年半勤めた呉服問屋の営業を退職し、ロフトワークに入社。個人での仕事の依頼が増えたことを受け、2020年に文化にまつわる制作会社Eat, Play, Sleep inc.を設立とほぼ同時に、ANTENNAの編集長を後進に託し、「旅と文化」をテーマとしたメディアPORTLAを立ち上げ編集長に就任した。持ち味はエゴの強さで、好きなことは企画・編集業務。関係者各位に助けられ、発見と失敗の多い毎日を謳歌中。現在は台湾に異動。