「Regulatory Sandbox in Japan (規制のサンドボックス制度)」 ー運用から2年経って
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レポート
掲載中
- Date
- 2020-10-20 (Tue)
- Time
- 18:00-19:45
- Capacity
- 配信視聴(オンライン) 200名、会場観覧(オフライン) 20名
- fee
- 無料
Finished
About
「規制のサンドボックス制度」とは? ー運用から2年経って
日本にある卓越した新技術や新ビジネスモデルを社会実装していくために、内閣官房主導で2018年6月からスタートした「規制見直し」のための新しい制度、「Regulatory Sandbox in Japan(規制のサンドボックス制度)」。
現在までに18のプロジェクトが認定を受け、大手企業からスタートアップまで、P2P保険やブロックチェーン技術を用いた臨床データモニタリング、電動キックボードの利用など様々な分野の実証が行われてきました。
ロフトワークでは、運用スタート時に公開カンファレンスを実施。今回は、運用から2年を経てどんな成果や課題が表出したのか。制度主導する内閣官房や制度活用した企業を招き、公開カンファレンスを開催します。
従来の規制を見直すための、“ルール”のプロトタイピング
硬直的で一律な制度設計では、日本はこれからテクノロジーやビジネスの領域でますます世界に遅れを取ってしまうでしょう。リスクを適切に管理しながらも規制を緩和して、社会実証を積み重ねていくプロセスが、イノベーションには不可欠です。ソフトウェア開発における“β版”・プロダクト開発における“試作品”のように、ルールづくりもまずは限定した範囲で設計・運用をして、フィードバックループを素早く回し、社会実装を目指すことが必要です。
制度活用した企業が登壇。規制と対峙するテクノロジー、ビジネス領域の挑戦を聞く
本カンファレンスは、Regulatory Sandbox制度の活用を検討している、革新的な技術や事業アイディアをお持ちの皆さんを対象に開催。現状規制と対峙するテクノロジーやビジネス領域が今後どのように本制度を活用することで、社会実装を実現できるのか。これまでの制度利用者の実体験を通じて、Regulatory Sandbox制度の利用価値や可能性について議論を進めます。
本イベントで紹介予定の規制のサンドボックス制度 利用の活用事例
Program
- 18:00-18:15
- 「規制のサンドボックス制度」とは?
内閣官房 日本経済再生総合事務局 田邊 国治、萩原 成 - 18:15-18:30
- 活用事例1 キャンピングカーを利用した新たな宿泊体験「BUS HOUSE」
株式会社EXx 代表取締役CEO 青木 大和 - 18:30-18:45
- 活用事例2 弁護士から見た規制改革の具体的手法論(サンドボックス×電動キックボードシェア)
國峯法律事務所 弁護士 國峯 孝祐 - 18:45-19:00
- 活用事例3 SNSの友人関係をベースとしたP2P保険プラットフォーム
Frich株式会社 代表取締役 富永 源太郎 - 19:00-19:40
- パネルディスカッション/質疑応答
株式会社ロフトワーク 代表取締役 林千晶
株式会社EXx 代表取締役CEO 青木 大和
國峯法律事務所 弁護士 國峯 孝祐
Frich株式会社 代表取締役 富永 源太郎 - 19:40-19:45
- まとめ
Outline
- 開催日
- 2020年 10月20日(火) 18:00-19:45
- 定員
- 配信参加(オンライン) 200名 ※Zoomを予定
会場参加(オフライン) 20名※ 会場参加は、希望者多数の場合ご希望に添えない場合もございます
- 参加費
- 無料
- 会場
- 100BANCH
東京都渋谷区渋谷3-27-1 3F - 対象
- ・「Regulatory Sandbox in Japan」に興味がある方
・「Regulatory Sandbox in Japan」の利用を具体的に検討している方
・現状の法制度が障壁になり、自社の新規事業やビジネスモデル実現に行き詰まりを感じている方 - 主催
- 株式会社ロフトワーク
- 会場協力
- 100BANCH
- ご注意
- ・会場参加希望の方へ。希望者多数の場合ご希望に添えない場合もございます ・参加者の皆さんの写真や議論の内容は後日loftwork.comに掲載する場合があります
・プログラムは、予告なく変更される場合があります。 - お願い
- 感染症対策として、東京都のガイドラインに基づいた会場運営を予定しております。会場参加をご希望の皆さまはどうぞご協力よろしくお願い申し上げます。
・会場入場の際には必ず体温チェックとアンケートへのご回答、手洗い・アルコール消毒のご協力をお願いします。
・当日、37.5度以上の場合はイベント参加をお断りいたします。
・当日は必ずマスクを着用の上ご参加ください。
・会場受付時はスタッフの指示に従い、間隔を開けて待機などご協力お願いします。
・ご来場前に検温と体調のチェックを実施いただき、下記の場合はご来場をお控えいただくようお願いいたします。
・37.5℃以上の発熱がある
・発熱の他に、下記の症状に該当する
《咳、呼吸困難、全身倦怠感、咽頭痛、鼻汁・鼻閉、味覚・嗅覚障害、眼の痛みや結膜の充血、頭痛、関節・ 筋肉痛、下痢、嘔気・嘔吐》
・同居家族及び身近な知人に感染が疑われる方との濃厚接触がある
・過去2週間以内に感染が引き続き拡大している国・地域への訪問歴がある、並びに該当条件者との濃厚接触がある
※なお、クラスターに伴う感染が疑われた場合には、必要に応じて個人情報を保健所等の公的機関へ提供する場合がありますのでご了承ください。
ACCESS
Speaker
株式会社ロフトワーク, ロフトワーク共同創業者・相談役/株式会社Q0 代表取締役社長/株式会社 飛騨の森でクマは踊る 取締役会長
林 千晶
早稲田大学商学部、ボストン大学大学院ジャーナリズム学科卒。花王を経て、2000年に株式会社ロフトワークを起業、2022年まで代表取締役・会長を務める。退任後、「地方と都市の新たな関係性をつくる」ことを目的とし、2022年9月9日に株式会社Q0を設立。秋田・富山などの地域を拠点において、地元企業や創造的なリーダーとのコラボレーションやプロジェクトを企画・実装し、時代を代表するような「継承される地域」のデザインの創造を目指す。主な経歴に、グッドデザイン賞審査委員、経済産業省 産業構造審議会、「産業競争力とデザインを考える研究会」など。森林再生とものづくりを通じて地域産業創出を目指す、株式会社飛騨の森でクマは踊る(通称:ヒダクマ)取締役会長も務める。
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早稲田大学商学部、ボストン大学大学院ジャーナリズム学科卒。花王を経て、2000年に株式会社ロフトワークを起業、2022年まで代表取締役・会長を務める。退任後、「地方と都市の新たな関係性をつくる」ことを目的とし、2022年9月9日に株式会社Q0を設立。秋田・富山などの地域を拠点において、地元企業や創造的なリーダーとのコラボレーションやプロジェクトを企画・実装し、時代を代表するような「継承される地域」のデザインの創造を目指す。主な経歴に、グッドデザイン賞審査委員、経済産業省 産業構造審議会、「産業競争力とデザインを考える研究会」など。森林再生とものづくりを通じて地域産業創出を目指す、株式会社飛騨の森でクマは踊る(通称:ヒダクマ)取締役会長も務める。内閣官房, 日本経済再生総合事務局 企画官(新技術等社会実装推進チーム担当)
田邉 国治
平成13年経済産業省に入省。入省後、地球温暖化対策・京都メカニズム、成長戦略、原子力安全・保安規制(法令担当)、熱海市副市長、中小企業政策(下請取引等)、地域経済政策等を担当。平成30年6月より、内閣官房 日本経済再生総合事務局において、規制のサンドボックス制度を担当。
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平成13年経済産業省に入省。入省後、地球温暖化対策・京都メカニズム、成長戦略、原子力安全・保安規制(法令担当)、熱海市副市長、中小企業政策(下請取引等)、地域経済政策等を担当。平成30年6月より、内閣官房 日本経済再生総合事務局において、規制のサンドボックス制度を担当。内閣官房, 日本経済再生総合事務局 参事官補佐(新技術等社会実装推進チーム総括担当)
萩原 成
上智大学、外務省、一橋大学大学院を経て、国税庁入庁。カリフォルニア大学サンディエゴ校修士(国際経営、経済)。移転価格課税や外国当局との協議、国際交渉(租税条約、EPA等)に従事。コロンビア大学ビジネススクール主任客員研究員を経て、2018年6月から現職。新事業の実施に向け、規制当局との協議や多くの企業に対してアドバイス・コンサルを担当。
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上智大学、外務省、一橋大学大学院を経て、国税庁入庁。カリフォルニア大学サンディエゴ校修士(国際経営、経済)。移転価格課税や外国当局との協議、国際交渉(租税条約、EPA等)に従事。コロンビア大学ビジネススクール主任客員研究員を経て、2018年6月から現職。新事業の実施に向け、規制当局との協議や多くの企業に対してアドバイス・コンサルを担当。株式会社EXx, 代表取締役CEO
青木 大和
1994年生、東京都出身。起業家。パラスキーヤー。2017年より株式会社アオイエを創業。2020年に株式会社アオイエよりモビリティ事業を事業分割し、株式会社EXxを創業。-Mobility for Possibility- を掲げ、社会の公器となる事業をつくるモビリティスタートアップ。プライベートでは、2022年北京冬季パラリンピックへの出場を目指すアルペンスキーヤー。
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1994年生、東京都出身。起業家。パラスキーヤー。2017年より株式会社アオイエを創業。2020年に株式会社アオイエよりモビリティ事業を事業分割し、株式会社EXxを創業。-Mobility for Possibility- を掲げ、社会の公器となる事業をつくるモビリティスタートアップ。プライベートでは、2022年北京冬季パラリンピックへの出場を目指すアルペンスキーヤー。國峯法律事務所, 弁護士
國峯 孝祐
慶應義塾大学院理工学研究科修了後、2006年経済産業省入省。エネルギー政策、デリバティブ規制等を担当。2014年に退職後、モリソンフォースター法律事務所。2017年に「イノベーションを妨げる法規制から企業を自由に」をコンセプトに國峯法律事務所を設立し、規制法を中心に取り扱っている。
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慶應義塾大学院理工学研究科修了後、2006年経済産業省入省。エネルギー政策、デリバティブ規制等を担当。2014年に退職後、モリソンフォースター法律事務所。2017年に「イノベーションを妨げる法規制から企業を自由に」をコンセプトに國峯法律事務所を設立し、規制法を中心に取り扱っている。Frich株式会社, 代表取締役
富永 源太郎
東京都出身。慶應義塾大学経済学部卒。横浜市の官民連携観光事業に従事した後、全日本空輸株式会社(ANA)及び全日空商事株式会社にてマイルビジネス等の事業開発に10年間従事。2018年1月にFrich株式会社を創業。