地方と都市の関係性を探るオンライン討論会
第1回 都市と地方の可能性(馬場正尊×小川さやか)
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レポート
掲載中
- Date
- 2021-10-21 (Thu)
- Time
- 18:00-19:30
- Place
- Zoom,YouTube
- fee
- Free
Finished
About
「都市」か「地方」か。から、「都市」も「地方」も? 変わる都市と地方の関係性
「都市」か「地方」。これまで二項対立で語られることが多かった都市と地方の関係性が、コロナ禍において変わりつつあると感じている人は多いのではないでしょうか。
都市と地方の関係性をみても、「生活の全てを地方に移す」という「完全移住」だけではなく、二拠点や多拠点生活、長期滞在をしながら旅するように暮らすなど、さまざまな形で、個人と地方との関わり方が広がってきました。
そして、企業も例外ではありません。都市だけにオフィスを構えることの意義について疑問を持ち、サテライトオフィスの増設や本社地方移転などの動きもみられています。
本討論会は、「地方と都市の関係性はどのように再構築されていくか」という問いと向き合いながら、毎回多様な領域のスペシャリストと議論するシリーズイベントです。
<こんなテーマで各回の議論を進めていきます>
地方と都市の課題や挑戦を集めながら、地域の未来をつくっていく可能性を探ることができればと考えています。
第一回目のテーマは「都市と地方の可能性」
初回は、オープン・エー代表取締役の馬場正尊さんと文化人類学者の小川さやかさんをお招きし、都市と地方のそれぞれで現れている課題と、そこから見える可能性についてディスカッションしていきます。
Program
- 18:00
- オープニング
- 18:05
- 都市と地方の可能性
オープン・エー代表取締役 馬場正尊
文化人類学者 小川さやか - 18:35-19:25
- クロストーク
オープン・エー代表取締役 馬場正尊
文化人類学者 小川さやか
株式会社ロフトワーク 取締役会長 林 千晶(モデレーター) - 19:25-19:30
- クロージング・次回案内
Outline
- 開催日時
- 2021年10月21日(木)18:00-19:30
- 参加費
- 無料
- 配信
- Zoom、Youtube
- 対象
-
- まちづくり関連業務に関わる、総務人事、経営企画、マーケティング部署の方
- まちづくりにまつわる事業開発の機会領域を検討している担当部署の方
- これからの持続可能な「地方」と「都市」のあり方を模索している方
- 共 催
- 株式会社日建設計、パシフィックコンサルタンツ株式会社、株式会社ロフトワーク
- ご注意
- プログラムは、予告なく変更される場合があります。
Speaker
オープン・エー代表取締役/建築家/東北芸術工科大学教授
馬場 正尊
1968年佐賀県生まれ。1994年早稲田大学大学院建築学科修了。博報堂、早稲田大学博士課程、雑誌『A』編集長を経て、2003年OpenAを設立。建築設計、都市計画、執筆などを行い、同時期に「東京R不動産」を始める。2008年より東北芸術工科大学准教授、2016年より同大学教授。2015年より公共空間のマッチング事業『公共R不動産』立ち上げ。2017年より沼津市都市公園内の宿泊施設『INN THE PARK』を運営。近作は「Under Construction」(2016)「旧那古野小学校施設活用事業」(2019)など。近著に『民間主導・行政支援の公民連携の教科書』(学芸出版 2019 共著)、『テンポラリーアーキテクチャー:仮設建築と社会実験』(学芸出版 2020 共著)など。
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1968年佐賀県生まれ。1994年早稲田大学大学院建築学科修了。博報堂、早稲田大学博士課程、雑誌『A』編集長を経て、2003年OpenAを設立。建築設計、都市計画、執筆などを行い、同時期に「東京R不動産」を始める。2008年より東北芸術工科大学准教授、2016年より同大学教授。2015年より公共空間のマッチング事業『公共R不動産』立ち上げ。2017年より沼津市都市公園内の宿泊施設『INN THE PARK』を運営。近作は「Under Construction」(2016)「旧那古野小学校施設活用事業」(2019)など。近著に『民間主導・行政支援の公民連携の教科書』(学芸出版 2019 共著)、『テンポラリーアーキテクチャー:仮設建築と社会実験』(学芸出版 2020 共著)など。立命館大学, 先端総合学術研究科・教授
小川 さやか
文化人類学者。1978年生まれ。京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科一貫制博士課程指導認定退学。
博士(地域研究)。国立民族学博物館研究戦略センター機関研究員、同助教、立命館大学先端総合学術研究科准教授を
経て現職。主な著書に『都市を生きぬくための狡知』(世界思想社、2011年、サントリー学芸賞)、
『「その日」暮らしの人類学』(光文社、2016年)『チョンキンマンションのボスは知っている』(春秋社、2019年、河合隼雄学芸賞、大宅壮一ノンフィクション賞)など。
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文化人類学者。1978年生まれ。京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科一貫制博士課程指導認定退学。博士(地域研究)。国立民族学博物館研究戦略センター機関研究員、同助教、立命館大学先端総合学術研究科准教授を
経て現職。主な著書に『都市を生きぬくための狡知』(世界思想社、2011年、サントリー学芸賞)、
『「その日」暮らしの人類学』(光文社、2016年)『チョンキンマンションのボスは知っている』(春秋社、2019年、河合隼雄学芸賞、大宅壮一ノンフィクション賞)など。
株式会社ロフトワーク, ロフトワーク共同創業者・相談役/株式会社Q0 代表取締役社長/株式会社 飛騨の森でクマは踊る 取締役会長
林 千晶
早稲田大学商学部、ボストン大学大学院ジャーナリズム学科卒。花王を経て、2000年に株式会社ロフトワークを起業、2022年まで代表取締役・会長を務める。退任後、「地方と都市の新たな関係性をつくる」ことを目的とし、2022年9月9日に株式会社Q0を設立。秋田・富山などの地域を拠点において、地元企業や創造的なリーダーとのコラボレーションやプロジェクトを企画・実装し、時代を代表するような「継承される地域」のデザインの創造を目指す。主な経歴に、グッドデザイン賞審査委員、経済産業省 産業構造審議会、「産業競争力とデザインを考える研究会」など。森林再生とものづくりを通じて地域産業創出を目指す、株式会社飛騨の森でクマは踊る(通称:ヒダクマ)取締役会長も務める。