EVENT

Make the PHENOMENON #01 テーマ:「光」
科学実験装置をDIYし作品化するオンラインワークショップ

Finished イベント終了

私たちが生きる世界を理解するために先人たちが積み重ねてきた智恵の結晶、「自然科学(サイエンス)」。ものづくりや表現に関わる中で、「学生時代さぼっていたけど、サイエンスを学び直したい」と感じたことはありませんか?このワークショップシリーズでは、毎回テーマを設けて「自然界の現象を再現する装置」をつくります。第一回のテーマは「光」。完全オンラインで、「実際につくる」フィジカルな学びと体験が得られるワークショップです。

Date
2021-10-30 (Sat) -
2021-12-11 (Sat)
Time
14:00 – 16:30 全4回(隔週土曜日開催)
Place
Online
Capacity
8名
fee
全4回 10,000円(税込) *初回限定価格

Finished

私たちが生きる世界を理解するために先人たちが積み重ねてきた智恵の結晶、「自然科学(サイエンス)」。ものづくりや表現に関わる中で、「学生時代さぼっていたけど、サイエンスを学び直したい」と感じたことはありませんか?このワークショップシリーズでは、毎回テーマを設けて「自然界の現象を再現する装置」をつくります。第一回のテーマは「光」。完全オンラインで、「実際につくる」フィジカルな学びと体験が得られるワークショップです。

About

手を動かしながらサイエンスに触れなおす

私たちが生きる世界を理解するために先人たちが積み重ねてきた智恵の結晶、「自然科学(サイエンス)」。
ものづくりや表現に関わる中で、「学生時代さぼっていたけど、サイエンスを学び直したい」と感じたことはありませんか?

このワークショップシリーズでは、日本中の科学館や博物館の科学体験装置を手がける Medico-tec 株式会社さんを監修に迎え、毎回テーマを設けて「自然界の現象を再現する装置」をつくります。
また、ワークショップの前半では、テーマごとにアーティストやデザイナー、研究者などの方をゲストに迎え、より多角的な視点から世界を捉えるためのインスピレーショントークを実施します。

サイエンスを “ツールボックス”として見てみると、世界の捉え方がもっと豊かになるかも?
完全オンラインで、「実際につくる」フィジカルな学びと体験が得られるワークショップです。

#01 テーマ「光」

初回テーマは「光」。

わたしたちの知覚に様々なかたちで影響を与えているこの自然現象について、深く考えたことがないという方も意外と多いのではないでしょうか? 光と聞いてすぐにイメージされるのは、ライトや照明といった「発光」現象かもしれませんが、実は「見える」ということ自体や、「色」なども光によるものです。さらには、「見えない光」も私たちの生活の中では技術として活用されています。

そんな光の特性や光が生み出す現象について、科学的な理解を深めることはもちろん、当たり前すぎて無自覚だった現象や知覚にも意識を向けながら、「光を用いた体験・表現のデザインアイデア」のプロトタイプを制作します。

プログラム / 制作内容

Day1〜3:「光」のスタディ

はじめの3回は、光について多角的に知り、考えることを目的に、【インプット → ディスカッション → 制作】という構成で実施します。
制作は「宿題」として各自オフラインで行い、次の回で発表していただきます。(光学的な科学実験の装置をDIYするためのレシピと、100円ショップなどで手近なところで安価に揃えられる材料のリストをお送りします。)
また、イベント当日以外も、オンラインで講師や参加者間で質問・進捗共有などのコミュニケーションが可能な仕組みを設けます。

Day1(10/30)

  • ご挨拶・自己紹介
  • インプット1 : 「つくるまなぶ京都町家科学館」の科学実験装置を体験
  • インプット2 : アーティストトーク (ゲスト:川端 渉[現代アーティスト])
  • 問いかけとディスカッション : 「光を見る」とは?
  • 【宿題】 作品のプロトタイピング : 「闇」をつくる

Day2(11/13)

  • Day1の宿題の発表と共有
  • インプット : アーティストトーク(ゲスト:coming soon)
  • 問いかけとディスカッション : 「光をコントロールする方法」とは?
  • 【宿題】 作品のプロトタイピング : 「窓」をつくる

Day3(11/27)

  • Day1の宿題の発表と共有
  • インプット : アーティストトーク(ゲスト:coming soon)
  • 問いかけとディスカッション : 「色」とは?
  • 【宿題】 最終作品の制作
▲ 光の科学実験装置例

Day4 : 最終作品の発表、共有、講評

最終日(12/11)は、作品の発表と共有、参加者間の相互フィードバックの時間です。
これまで学んできた「光」に関わる知恵と想像力を総動員して、光にまつわる現象を作品として表現しましょう。
希望される方は、レーザーカッターやUVプリンター等、FabCafe Kyoto の機材を使用することも可能です。

こんな人におすすめ

  • 自然現象と自身の表現や制作手法の接点を探しているクリエイター
  • 装置をとおして「環境」をつくることに関心のあるエンジニア
  • サイエンスをあらためて学び直すきっかけがほしいあらゆる大人
  • 理系 / 文系 の区別に違和感を感じている方

*本ワークショップは、対象年齢を13歳以上とさせていただいております。
*全4回通しての参加をお願いいたします。
*オンラインでのコミュニケーションに、「Zoom」とオンラインホワイトボードツール「Miro」を使用します。操作用のPCやインターネットの接続環境についてはご自身にてご用意ください。

サイエンス監修

つくるまなぶ京都町家科学館 by 株式会社OpEL. / Medico-tec 株式会社

STEAM教育(科学、技術、工学、アート、数学)を軸として、「作りながら学ぶ」ことで、これからの未来を創造するために必要な「0から1を産み出す」ための自由な創造性を引き出します。出来上がったものを活用するのではなく、材料から様々なものを作り、失敗を経験することで、枠にはまった答えを探すのではなく、それぞれが自由な気づきを得ます。自分の好きなこと、興味のあることを発見し、自ら「問い・考え・行動する」ことができる21世紀型スキルを育み、主体的に人生を生き抜く人づくりを目指しています。(*公式ウェブサイトより引用)

https://tsukuru-manabu.jp/

Speaker

 宿野 秀晴

Medico-tec 株式会社, 代表取締役/株式会社OpEL.代表取締役

宿野 秀晴

1986年に、社内ベンチャーとして、ディスプレイ技術とメカトロ技術を融合させた「MD事業」を立ち上げ、全国の科学館へ科学展示装置の納入実績を経て、2003年にMedico-tec株式会社として創業し、数千種類の展示装置の納入実績となっている。また、2019年にSTEAM教育を通じて「つくりながら学べる場」の創造を目指して、株式会社OpEL.を立ち上げた。現在は両社の事業責任者として従事しながら、次世代の教育装置の開発活動を精力的に行っている。

詳細を見る 1986年に、社内ベンチャーとして、ディスプレイ技術とメカトロ技術を融合させた「MD事業」を立ち上げ、全国の科学館へ科学展示装置の納入実績を経て、2003年にMedico-tec株式会社として創業し、数千種類の展示装置の納入実績となっている。また、2019年にSTEAM教育を通じて「つくりながら学べる場」の創造を目指して、株式会社OpEL.を立ち上げた。現在は両社の事業責任者として従事しながら、次世代の教育装置の開発活動を精力的に行っている。
平河 翔

Medico-tec 株式会社, 設計コーディネーター/株式会社OpEL.ものづくりナビゲーター  

平河 翔

大学ではデザイン思考を学び、卒業後、家具職人を経てMedico-tec株式会社にて科学館の展示装置設計に携わる。STEAM教育を通じて、つくりながらまなぶ場を展開する株式会社OpEL.(オペル)/「つくるまなぶ京都町家科学館」に立ち上げから参画している。いろんな仕組みや知恵をみつけて、くみあわせ、ひらめく瞬間が大好きです。2児の父でもある

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島津 久義

Medico-tec 株式会社, 設計コーディネーター

島津 久義

工業デザイン専門学校卒業後、店舗什器やショールーム、展示会の製作施工管理を経て、科学館や博物館向けの動く展示装置に特化したメカトロニクス・ディスプレイ事業に携わる。展示装置が実現可能か検証実験し、メカ、システム、意匠を総合的に設計する業務に従事している。動くオモチャに目が無いです。

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吉岡 亮

Medico-tec 株式会社, 設計コーディネーター

吉岡 亮

子供の頃は美術・技術・理科が好きで、高校で物理の面白さを知り大学で機械工学を学ぶ。
卒業後、科学展示装置製作と事務・省力化機器の新製品企画開発部門でのメカ設計担当を経て、Medico-tec株式会社で、子供たちが楽しく学べる科学館の動く体験装置を中心に、様々なアイデアを具現化するメカ、システム、意匠を総合的に設計する業務を行っている。

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卒業後、科学展示装置製作と事務・省力化機器の新製品企画開発部門でのメカ設計担当を経て、Medico-tec株式会社で、子供たちが楽しく学べる科学館の動く体験装置を中心に、様々なアイデアを具現化するメカ、システム、意匠を総合的に設計する業務を行っている。
 川端 渉

現代アーティスト/研究者

川端 渉

アートとサイエンスの狭間で活動する研究ベースの現代アーティスト。
私達の身のまわりには、人から取りのぞかれていくものが多くある。ノイズ、錆、滲み、しわなど。人からは不要と思われるこれらも、テクノロジーではその性質を活用している。人の環境から取り除かれるものに存在感を与えたとき、見慣れた日常はどのように変化していくのかを探究している。
http://showkawabata.net/

■ 関連記事:ええ空気を探して vol.1「テクノロジーの研究者と探る場作りのヒント」

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私達の身のまわりには、人から取りのぞかれていくものが多くある。ノイズ、錆、滲み、しわなど。人からは不要と思われるこれらも、テクノロジーではその性質を活用している。人の環境から取り除かれるものに存在感を与えたとき、見慣れた日常はどのように変化していくのかを探究している。
http://showkawabata.net/

■ 関連記事:ええ空気を探して vol.1「テクノロジーの研究者と探る場作りのヒント」
木下 浩佑

株式会社ロフトワーク, FabCafe Kyoto ブランドマネージャー

木下 浩佑

京都府立大学福祉社会学部福祉社会学科卒業後、カフェ「neutron」およびアートギャラリー「neutron tokyo」のマネージャー職、廃校活用施設「IID 世田谷ものづくり学校」の企画職を経て、2015年ロフトワーク入社。素材を起点にものづくり企業の共創とイノベーションを支援する「MTRL(マテリアル)」と、テクノロジーとクリエイションをキーワードにクリエイター・研究者・企業など多様な人々が集うコミュニティハブ「FabCafe Kyoto」に立ち上げから参画。ワークショップ運営やトークのモデレーション、展示企画のプロデュースなどを通じて「化学反応が起きる場づくり」「異分野の物事を接続させるコンテクスト設計」を実践中。社会福祉士。2023年、京都精華大学メディア表現学部 非常勤講師に就任。

詳細を見る 京都府立大学福祉社会学部福祉社会学科卒業後、カフェ「neutron」およびアートギャラリー「neutron tokyo」のマネージャー職、廃校活用施設「IID 世田谷ものづくり学校」の企画職を経て、2015年ロフトワーク入社。素材を起点にものづくり企業の共創とイノベーションを支援する「MTRL(マテリアル)」と、テクノロジーとクリエイションをキーワードにクリエイター・研究者・企業など多様な人々が集うコミュニティハブ「FabCafe Kyoto」に立ち上げから参画。ワークショップ運営やトークのモデレーション、展示企画のプロデュースなどを通じて「化学反応が起きる場づくり」「異分野の物事を接続させるコンテクスト設計」を実践中。社会福祉士。2023年、京都精華大学メディア表現学部 非常勤講師に就任。

Outline

開催日
2021.10.30 (土) – 2021.12.11 (土) 14:00 – 16:30 全4回(隔週土曜日開催)
会場
Online
参加費
全4回 10,000円(税込) *初回限定価格
(100円ショップ等で手に入る材料をつかってDIYしていただきます。材料実費は料金には含まれません。)
定員
8名
共催
Medico-tec 株式会社 / 株式会社OpEL. / FabCafe Kyoto

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