【アーカイブ配信】
OEM・ODM企業が“自発的”な価値を生み出すには?
Recorded 録画配信
OEM・ODMなどの委託事業を中心とする企業が、自発的に価値を生み出すには、どのような取り組みや改革が求められるのでしょうか。本イベントでは、具体的なアプローチとして、ロフトワークによる「デザイン経営」導入支援と、OEMと新規事業を両立する実践者の取り組みをご紹介します。
- Date
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2023-05-01 (Mon) -
2023-06-30 (Fri)
- Time
- 90min
- fee
- 無料
Finished
OEM・ODMなどの委託事業を中心とする企業が、自発的に価値を生み出すには、どのような取り組みや改革が求められるのでしょうか。本イベントでは、具体的なアプローチとして、ロフトワークによる「デザイン経営」導入支援と、OEMと新規事業を両立する実践者の取り組みをご紹介します。
About
OEM・ODM企業が、新規事業開発や組織改革に挑むには?
変化の激しい現代、社会の価値観や産業のあり方さえ、今あるものがずっと続くとは限りません。なかでもOEM・ODMは、売上が業界全体の浮き沈みに左右されやすく、不安定な状況に陥りがちです。また、「下請け体質から脱却できない」「取引先との関係が固定化されている」など、長年続けてきたからこそのお悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
本イベントでは、山形県山辺町のニットメーカー、米富繊維株式会社 代表取締役社長 大江健さんがゲストとして登壇します。アパレル大手へのOEM事業が中心だった同社は、2010年に独自のファクトリーブランド「COOHEM(コーヘン)」を立ち上げました。現在は国内外に向け、OEM事業と自社ブランド事業の両方を掛け合わせながら、磨き上げた技術と感性豊かなオリジナルプロダクトを提供しています。
大江さんには、特定のものづくり技術に取り組んできたメーカーが新しい事業に挑むうえで大切にするべきこと、そして、OEM事業と自社ブランド事業を両立する重要性について、具体的なエピソードとともに伺います。
さらに、ロフトワーク クリエイティブディレクター 加藤修平が、メーカーが新たな価値創造に挑む上で有効なアプローチとなる「デザイン経営」のポイントとその導入支援事例を解説します。
本動画は、過去に開催したイベントの録画配信です。
ページ右の「Join」ボタンをクリックし、お申込みの上、動画をご視聴ください。
こんな方におすすめ
- OEM・ODM・サプライヤーなど、委託事業を中心とするものづくり企業の方
- 自社の製品・技術の価値を刷新したいと考える中堅・中小企業の経営層の方
- デザイン経営に関心のある中小・中堅企業の経営層の方
イベントの見どころ
OEM企業による「新たな挑戦」、まず何から始めるべきなのか
社員に根付く「下請け体質」や取引先との凝り固まった関係性など、OEM企業が経営のあり方を刷新するには、さまざまな壁があります。
これらをいかに突破したのか、実践者である大江さんに語っていただきました。特に、社員や取引先への関わり方、企業の歴史や技術に対する向き合い方についてのお話は、必見です。
実践者と支援者、それぞれの視点からポイントを解説
実践者である大江さんとの議論に加え、これまで数多くのデザイン経営導入プロジェクトを支援してきた加藤修平によるプロジェクト解説も行っています。「自分たちのみで実施するには、具体的な道筋が見えない」という方に向けて、デザインの視点からサポートできることをご紹介します。
関連資料
デザイン経営の基本的な考え方や、ゲスト登壇者である大江さんが取り組んだ「デザイン経営」のストーリーについて、調査報告書『中小企業のデザイン経営〜経営者のビジョンが文化をつくる〜』にてご覧いただけます。
下記ページからダウンロード可能です。
「デザイン経営」実践の5つのポイントとは?中小企業におけるデザイン経営調査報告書を公開
Program
- 30min
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インプットトーク:「実験的事業開発」で可能性を拓くデザイン経営導入支援
株式会社ロフトワーク クリエイティブディレクター 加藤 修平
- 60min
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クロストーク:実践者と探る、「委託ありき」の事業と組織を変えるには
米富繊維株式会社 代表取締役社長 大江 健
株式会社ロフトワーク クリエイティブディレクター 加藤 修平
株式会社ロフトワーク Culture Executive/マーケティング リーダー 岩沢 エリ
Speaker
米富繊維株式会社, 代表取締役社長/COOHEM ディレクター/THISISASWEATER. ディレクター
大江 健
日本有数のニット産地、山形で高校時代までを過ごす。卒業後、専門学校にてマーケティング、デザイン、ファブリックを学ぶ。その後、セレクトショップのスタッフを経て、2007年、国内有名ブランドとのOEM事業も数多く手掛ける家業の老舗ニットメーカー米富繊維株式会社に入社し、ニットテキスタイルの企画開発に携わる。長い歴史の中で独自に開発されたヴィンテージテキスタイルの数々に着目、ニットツウィードという素材の持つ無限の可能性を追求し、表現をすべく2010年に自社ブランド COOHEM(コーヘン) を立ち上げる。2015年には、TOKYO FASHION AWARD 2016 を受賞。2015年以降、米富繊維の代表として国内外に日本のファクトリーブランドの進化を発信している。
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日本有数のニット産地、山形で高校時代までを過ごす。卒業後、専門学校にてマーケティング、デザイン、ファブリックを学ぶ。その後、セレクトショップのスタッフを経て、2007年、国内有名ブランドとのOEM事業も数多く手掛ける家業の老舗ニットメーカー米富繊維株式会社に入社し、ニットテキスタイルの企画開発に携わる。長い歴史の中で独自に開発されたヴィンテージテキスタイルの数々に着目、ニットツウィードという素材の持つ無限の可能性を追求し、表現をすべく2010年に自社ブランド COOHEM(コーヘン) を立ち上げる。2015年には、TOKYO FASHION AWARD 2016 を受賞。2015年以降、米富繊維の代表として国内外に日本のファクトリーブランドの進化を発信している。株式会社ロフトワーク, クリエイティブディレクター
加藤 修平
ケープタウン大学サステナビリティ学修士。アフリカ地域での鉱物資源開発に伴う、周辺コミュニティへの影響調査をエスノグラフィ調査手法によって実施。また、同大学内Hasso Plattner Institute of Design Thinking (通称d-school)において、デザイン思考コーチとして学生、社会人の指導を行う。過去に携わった案件は、民間金融機関内にて、多部署横断型のチームを率いて新サービスの開発及び、デザイン思考の社内への浸透を促すためのプロジェクト等多数。
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ケープタウン大学サステナビリティ学修士。アフリカ地域での鉱物資源開発に伴う、周辺コミュニティへの影響調査をエスノグラフィ調査手法によって実施。また、同大学内Hasso Plattner Institute of Design Thinking (通称d-school)において、デザイン思考コーチとして学生、社会人の指導を行う。過去に携わった案件は、民間金融機関内にて、多部署横断型のチームを率いて新サービスの開発及び、デザイン思考の社内への浸透を促すためのプロジェクト等多数。株式会社ロフトワーク, Culture Executive/マーケティング リーダー
岩沢 エリ
東京都出身、千葉市在住。大学でコミュニケーション論を学んだ後、マーケティングリサーチ会社、不動産管理会社の新規事業・経営企画室を経て、2015年ロフトワークに入社。マーケティングチームのリーダーとして、ロフトワークのコミュニケーションデザイン・マーケティング戦略設計、チームマネジメントを担う。2022年4月からCulture Executiveを兼任し、未来探索と多様性を創造力に変えるカルチャー醸成に取り組む。最近では、「分解可能性都市」をテーマに、生産・消費に加えて分解活動が当たり前となる都市生活へシステムチェンジするためのデザインアプローチを探究している。1児の母。
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東京都出身、千葉市在住。大学でコミュニケーション論を学んだ後、マーケティングリサーチ会社、不動産管理会社の新規事業・経営企画室を経て、2015年ロフトワークに入社。マーケティングチームのリーダーとして、ロフトワークのコミュニケーションデザイン・マーケティング戦略設計、チームマネジメントを担う。2022年4月からCulture Executiveを兼任し、未来探索と多様性を創造力に変えるカルチャー醸成に取り組む。最近では、「分解可能性都市」をテーマに、生産・消費に加えて分解活動が当たり前となる都市生活へシステムチェンジするためのデザインアプローチを探究している。1児の母。Outline
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- 請負製造・OEM・サプライヤーを中心業務とする企業の経営企画担当者
- 自社の技術を社会に伝播していきたいと考えている企業の新規事業担当者
- 自社の製品価値を刷新したいと考える中堅・大企業の新規事業担当者
- デザイン経営に関心のある中小・中堅企業の経営者
- 主 催
- 株式会社ロフトワーク