【身体が変わるとどうなる? ~アバターが解き放つ、私らしさ~】GEMINI Laboratory Meetup vol.02 トークセッション
Finished イベント終了
- Date
-
2023-01-25 (Wed)
18:00 - 19:10
- Place
- YouTube
Finished
概要
「GEMINI Laboratory Meetup」はアーティスト・クリエイター・研究者・ビジネスパーソンなどが集い、デジタルとフィジカルが高度に融合し、相互作用する世界「ミラーワールド」時代におけるサービスアイデアを空想的に考えていくコミュニティです。vol.02では、「人・アバター」をテーマとし、アバターという自由な身体を手に入れることで、我々の認知や行動、思考はどのように変わっていくのか。どのような枷から解放されるかについて、アーティスト・研究者がトークを展開します。
身体が変わるとどうなる? 〜アバターが解き放つ、私らしさ〜
アインシュタインのアバターを使うとひらめきが増え、見せたい自分を表現したアバターを使うと友達が作りやすくなり、アバターで異なる人種の人たちの体験を得ると差別意識が軽減されるー?
VRを活用した身体性認知の研究は、見た目を状況に応じて自由に切り替えられるアバターが人の思考や行動の特性に影響を与えるさまざまな効果を明らかにしてきました。私たちが普段無意識のうちに制限していることや、縛りや枷を解き放つ存在として、アバターにはどのような可能性があるのでしょうか?
GEMINI Laboratory Meetup vol.02では、東京大学大学院情報理工学系研究科で、VRを糸口とした認知拡張の研究を行なっている鳴海拓志准教授をお迎えし、見た目を自由に変えられるアバターが、私たちの認知にどの様な変容をもたらすのか、「ゴーストエンジニアリング」をテーマにお話しいただきます。
また一方で、後足の先端に眼を移動させることで、フィジカルな自己の認識を変容させ、能力や思考、行動の変化を探索する、まるで「人間規範からの逸脱による拡張」ともいえるようなパフォーマンスアート作品「still human」など、人間の変容とメディアアートをまたぐ作品を発表している花形槙氏からも話題提供を頂きます。
後半のクロストークでは、モデレーターに西村真里子氏を迎え、アバターが浸透した社会のあり方について探っていきます。
トピックス
- 人のコミュニケーションは、見た目が自由に変えられるアバターを介することでどう変わる?
- ゴーストエンジニアリングとは?
- アバターはどのようなプロセスで私たちに受容されていくか、そのために必要なサービスやアクションは?
ゲスト
東京大学大学院情報理工学系研究科, 准教授
鳴海 拓志
2006年東京大学工学部システム創成学科卒業、2008年同大学大学院学際情報学府修了、2011年同大学大学院工学系研究科博士課程修了、同大学院情報理工学系研究科知能機械情報学専攻助教、講師を経て、2019年より准教授。博士(工学)。バーチャルリアリティや拡張現実(AR)の技術と認知科学・心理学の知見を融合し、五感に働きかけることで人間の行動や認知、能力を変化させる、人間拡張技術等の研究に取り組む。文部科学大臣表彰若手科学者賞、日本バーチャルリアリティ学会論文賞、グッドデザイン賞など、受賞多数。
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2006年東京大学工学部システム創成学科卒業、2008年同大学大学院学際情報学府修了、2011年同大学大学院工学系研究科博士課程修了、同大学院情報理工学系研究科知能機械情報学専攻助教、講師を経て、2019年より准教授。博士(工学)。バーチャルリアリティや拡張現実(AR)の技術と認知科学・心理学の知見を融合し、五感に働きかけることで人間の行動や認知、能力を変化させる、人間拡張技術等の研究に取り組む。文部科学大臣表彰若手科学者賞、日本バーチャルリアリティ学会論文賞、グッドデザイン賞など、受賞多数。花形 槙
1995年東京都生まれ。慶應義塾大学SFC卒業、多摩美術大学大学院修士課程メディア芸術プログラム修了。テクノロジカルに加速する資本主義社会において変容する、自–他の境界、人間–非人間の境界への関心のもと、「私」でなくなっていく、「人間」でなくなっていく肉体についての実践を行う。主な作品に、人間そのものが商品化される架空の”存在代行”サービス《Uber Existence》、眼を移動させることで人間の身体規範を逸脱していく《still human》など。主な受賞に、第25回文化庁メディア芸術祭アート部門 新人賞、CAF賞2022 優秀賞など。
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1995年東京都生まれ。慶應義塾大学SFC卒業、多摩美術大学大学院修士課程メディア芸術プログラム修了。テクノロジカルに加速する資本主義社会において変容する、自–他の境界、人間–非人間の境界への関心のもと、「私」でなくなっていく、「人間」でなくなっていく肉体についての実践を行う。主な作品に、人間そのものが商品化される架空の”存在代行”サービス《Uber Existence》、眼を移動させることで人間の身体規範を逸脱していく《still human》など。主な受賞に、第25回文化庁メディア芸術祭アート部門 新人賞、CAF賞2022 優秀賞など。プログラム
- 題名
- GEMINI Laboratory Meetup
- 日時
- 2023年1月25日(水)18:00~19:10
- 会場
- YouTube Live
- 体制
- 【主催】凸版印刷株式会社 【運営】株式会社ロフトワーク
タイムライン
- 18:00 – 18:05
- イントロダクション(5min)
- 18:05 – 18:20
- ゲストプレゼンテーション[鳴海拓志 東京大学大学院情報理工学系研究科 准教授](15min)
- 18:20 – 18:35
- ゲストプレゼンテーション[花形槙 メディアアーティスト] (15min)
- 18:35 – 19:10
- クロストーク(35min)
Discord
視聴者コメント用 Discord チャンネルについて
視聴にあたってのコメントは、GEMINI Discord サーバー
[ #オープントーク ] のテキストチャットにて、お願いいたします。
招待URL:https://discord.gg/DvjHvKEGAh
トークセッションやクロストークでは、
Dsicordでもファシリテーターが議論を盛り上げて参りますので、どうぞご参加ください!
GEMINI Laboratory Meetup アーカイブ
GEMINI Laboratory Meetup vol.01は、2022年12月21日に開催されました。
メタバース都市・空間や「修理する権利」、スマートシティー実践と反省、提言を主題とし、番匠カンナ氏、中村健太郎氏が登壇。メタバース空間の建築史的な位置付けや、持続可能なメタバースについての議論が飛び交いました。
アーカイブ視聴はこちらから。
参加に際してご案内
・開催前日までに参加詳細をご登録いただいたメールアドレス宛にお送りします。
・プログラムは、予告なく変更される場合があります。