地域、企業、ブランドのメディア・コミュニケーション新機軸
個人クリエイターとの共創で「ファン参加型文化」を構築する
Finished イベント終了
デジタルネイティブ世代に、地域や企業の魅力を届けるには?
本イベントでは、ロフトワークとケーブルメディアワイワイが、宮崎県延岡市を舞台に実施した、12人の映像作家と地元市民による縦型ショート動画共創プログラム「Connect & Create NOBEOKA」のプロセスを紐解くことで、これからのメディア・コミュニケーションのあり方についてセッションを行います。
- Date
-
2024-08-01 (Thu)
19:00 - 21:00
- Capacity
- 会場参加:40名、オンライン参加:定員なし
- fee
- 無料
Finished
デジタルネイティブ世代に、地域や企業の魅力を届けるには?
本イベントでは、ロフトワークとケーブルメディアワイワイが、宮崎県延岡市を舞台に実施した、12人の映像作家と地元市民による縦型ショート動画共創プログラム「Connect & Create NOBEOKA」のプロセスを紐解くことで、これからのメディア・コミュニケーションのあり方についてセッションを行います。
About
若者世代に、地域や企業の魅力を届けるには?
「ファン参加型」のメディアコミュニケーション戦略を紐解く
ロフトワークと株式会社ケーブルメディアワイワイは、エンタメが不足する地方都市における若者離れの課題を改善し、長期展望から好循環を生みだすことに挑戦。
宮崎県延岡市を舞台にアーティスト・イン・レジデンスを実施し、12組の映像作家と地元市民が共創しながら「映像のまち延岡」のイメージを広める縦型ショート動画共創プログラム「Connect & Create NOBEOKA」を実施しました。
発信された動画はYouTubeやTikTokを通じて2,000万回以上再生され、延岡の認知拡大と交流・関係人口を増やすことに寄与しました。
イベントでは、本プロジェクトを紐解きながら、クリエイターと地域の共創による地方活性の方法や、ファン参加型の文化などを取り入れた、これからのメディア・コミュニケーションのあり方についてセッションを行います。
エンタメを軸に地域の文化創出と関係人口増加をエンパワーメント
株式会社ケーブルメディアワイワイは、宮崎県延岡市でケーブルテレビ局やコミュニティFMを運営する地域密着型のメディア企業です。少ないテレビチャンネル数の中で、同社はエンターテイメントを提供し続け、地元で愛されてきました。しかし、延岡市もまた人口減少と少子高齢化の課題に直面しており、地域の活性化と交流人口の増加が必要不可欠です。
2020年、ケーブルメディアワイワイは「waiwai PLAY LAB」をオープンし、地域の人々が自ら映像を作り、世界に発信するクリエイティブな拠点として運用を開始しました。この施設は、ロフトワークの支援によりコンセプト設計やロードマップ策定が行われ、地域の文化資源を再評価し、未来の文化を創出する場となりました。
2023年、同社はwaiwai PLAY LABを拠点に、地域の課題を解決し新しい価値を生み出すためのチャレンジとして、さまざまな映像作家が延岡に滞在しながら映像を制作するプログラム「Connect & Create NOBEOKA(通称:コネクリ延岡)」を始動。
延岡市は自然資源が豊富で、商店街やスーパーなど「まち」をロケ地として活用することで、新しい価値を見出し、映像作家たちは延岡市での滞在を通じて、地域資源を活かしながらショート動画を制作しました。これにより、地域の魅力を再発見し、外部からの関心を引き寄せることができました。
また、地域の人々と映像作家が共に制作したショート動画を発表する映像祭が開催され、地域内外から大きな反響を得ました。この取り組みは、地域の認知拡大に寄与し、地域住民とクリエイターの間に深い交流を生み出しました。
紹介事例
エンタメ不足の地域を活性化!
タテ型ショート動画共創プログラム「コネクリ延岡」
株式会社ケーブルメディアワイワイとロフトワークは、エンタメが不足する地方都市における若者離れの課題を改善し、長期展望から好循環を生みだすことに挑戦。宮崎県延岡市を舞台にアーティスト・イン・レジデンスを実施し、12組の映像作家と地元市民が共創しながら「映像のまち延岡」のイメージを広める縦型ショート動画を制作しました。
プロジェクトに関わった地域住民の数は200人。発信された動画はYouTubeやTikTokを通じて2,000万回以上再生され、延岡の認知拡大と交流・関係人口を増やすことに寄与しました。
デジタルネイティブ世代に届け!
メディア・コミュニケーションの新機軸
ケーブルメディアワイワイの取り組みは、地域のメディア・コミュニケーションの新しい形を提示しています。地域の人々が自らエンタメの作り手となり、世界に発信していくことで、地域の魅力を効果的に伝えることができます。このような共創の場を提供することで、地域の文化と経済の発展を促進し、関係人口の増加を図ることができます。
コネクリ延岡の成功は、地域密着型メディア企業が地域の文化創出と経済活性化に貢献する新たなモデルとなり得ることを示しています。映像作家と地域住民の協力を通じて、新しいコミュニケーションの形が生まれ、延岡市は「映像のまち」としての新しい価値を築きつつあります。
ケーブルメディアワイワイの挑戦は、地域の未来を見据えたメディア・コミュニケーションの新機軸として、他の地域や企業にとっても展開が可能なケーススタディとなることでしょう。
こんな人におすすめです
- 地域活性化プロジェクトやシティプロモーションに携わっている方
- 地域の文化芸術振興に取り組んでいる方
- クリエイターと共に地域資源を活用した事業開発に興味がある方
- メディア・コミュニケーションの新しい形を模索している方
プログラムを通して生まれた縦型ショート動画を上映
トークセッションの開始前と終了後に、プログラムを通して生まれた縦型ショート動画を上映します。
延岡を舞台に、コメディからヒューマンドラマ、アバターが登場して「多様性」を問う作品まで、作家ごとに全く異なる個性を持った作品をお楽しみ下さい。
Program
- 18:30-
- 開場 / ショート動画鑑賞会
イベント開始まで、「Connect & Create NOBEOKA」から生まれた作品を自由に鑑賞いただけます。 - 19:00-20:30
-
トークセッション
若者世代に、地域や企業の魅力を届けるには?
縦型ショート動画による共創型のメディアコミュニケーション戦略を紐解く若者離れが課題となっている宮崎県・延岡市。地域のケーブルメディア、ワイワイが挑戦する映像クリエイター、市民との共創によるエンタメ創出プロジェクト。2000万再生の成功にいたったプロセスと今後のチャレンジを紹介します。
[登壇者]
犬童 大郎(株式会社ケーブルメディアワイワイ営業局 局長/メディア局 局長/経営企画局 局長)
鈴木 伸宏(PICORE株式会社代表取締役)
原 亮介(株式会社ロフトワーク/MVMNTユニットリーダー)
伊達 善行(株式会社ロフトワーク/MVMNTユニット クリエイティブディレクター) - 20:30-21:00
- ショート動画鑑賞会 (※自由参加 / 会場参加者のみ)
イベント終了後も、「Connect & Create NOBEOKA」から生まれた作品を自由に鑑賞いただけます。
Speaker
株式会社ケーブルメディアワイワイ, 営業局 局長/メディア局 局長/経営企画局 局長
犬童 大郎
株式会社ケーブルメディアワイワイにて地域のメディア事業を担当し、コンテンツを通じて、地域を楽しく豊かにすべく、地方では体験できない「新しい!楽しい!凄い!」を仕掛ける。動画を軸にしたエデュテインメント施設「waiwai PLAY LAB」のプロデュースをはじめ、映像クリエイターと地域の共創プログラム「Connect & Create NOBEOKA」、プロジェクションマッピング、e-Sports、バーチャルキャスターの開発など、先進的なプロジェクトを数多く手掛ける。「waiwai PLAY LAB」は2023年のグッドデザイン賞を受賞。
詳細を見る
株式会社ケーブルメディアワイワイにて地域のメディア事業を担当し、コンテンツを通じて、地域を楽しく豊かにすべく、地方では体験できない「新しい!楽しい!凄い!」を仕掛ける。動画を軸にしたエデュテインメント施設「waiwai PLAY LAB」のプロデュースをはじめ、映像クリエイターと地域の共創プログラム「Connect & Create NOBEOKA」、プロジェクションマッピング、e-Sports、バーチャルキャスターの開発など、先進的なプロジェクトを数多く手掛ける。「waiwai PLAY LAB」は2023年のグッドデザイン賞を受賞。PICORE株式会社, 代表取締役/音楽家/プロデューサー
鈴木 伸宏
1985年、滋賀県出身。ill hiss cloverのギターボーカルとして、タワーレコードで行われたオーディション「Knockin’on Tower’s Door vol.1」(2011)にて、1000組を超える中からファイナリストに選ばれ全国デビュー。音楽を担当した映画『カメラを止めるな!』(2018)では第42回日本アカデミー賞優秀音楽賞を受賞。
2019年、映画監督の上田慎一郎、ふくだみゆきと共に株式会社PANPOCOPINA(パンポコピーナ)を設立。その後、『スペシャルアクターズ』の音楽を担当。
プロデューサーと音楽を兼任で務めた『DIVOC-12』『ウワキな現場』(2021)、『ポプラン』(2022)が公開。また、2024年11月には劇伴音楽を担当した『アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師』が公開予定。
詳細を見る
1985年、滋賀県出身。ill hiss cloverのギターボーカルとして、タワーレコードで行われたオーディション「Knockin’on Tower’s Door vol.1」(2011)にて、1000組を超える中からファイナリストに選ばれ全国デビュー。音楽を担当した映画『カメラを止めるな!』(2018)では第42回日本アカデミー賞優秀音楽賞を受賞。2019年、映画監督の上田慎一郎、ふくだみゆきと共に株式会社PANPOCOPINA(パンポコピーナ)を設立。その後、『スペシャルアクターズ』の音楽を担当。
プロデューサーと音楽を兼任で務めた『DIVOC-12』『ウワキな現場』(2021)、『ポプラン』(2022)が公開。また、2024年11月には劇伴音楽を担当した『アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師』が公開予定。
株式会社ロフトワーク, MVMNTユニットリーダー
原 亮介
関西のファッション/カルチャーマガジン編集長、ロボットテクノロジー関連ベンチャー、戦略PRコンサル会社を経て、2014年6月よりロフトワーク所属。マーケティング視点を軸に、クリエイティブな価値創出〜価値浸透まで幅広いプロジェクトを手がける。“ヒトを動かす”と“ユースカルチャー”が生涯の学習テーマ。
詳細を見る
関西のファッション/カルチャーマガジン編集長、ロボットテクノロジー関連ベンチャー、戦略PRコンサル会社を経て、2014年6月よりロフトワーク所属。マーケティング視点を軸に、クリエイティブな価値創出〜価値浸透まで幅広いプロジェクトを手がける。“ヒトを動かす”と“ユースカルチャー”が生涯の学習テーマ。株式会社ロフトワーク, クリエイティブディレクター
伊達 善行
静岡県浜松市生まれ。千葉大学工学部デザイン学科でプロダクト、グラフィック、空間デザインを学ぶ。卒業後は地元のデザイン事務所でデザイナーとしてインターンをする傍らフリーとして東大の地域創生プロジェクトなどに関わり「ソーシャルデザイン」の魅力を知る。地域の人々と共にデザインの力で社会の問題を解決していきたいと感じロフトワークに入社。産業支援からwebサイトリニューアルまでクリエイティブを活用したソリューションを得意とする。自称飲み会開催委員、週末は登山にサイクリングとアウトドアに過ごす。
詳細を見る
静岡県浜松市生まれ。千葉大学工学部デザイン学科でプロダクト、グラフィック、空間デザインを学ぶ。卒業後は地元のデザイン事務所でデザイナーとしてインターンをする傍らフリーとして東大の地域創生プロジェクトなどに関わり「ソーシャルデザイン」の魅力を知る。地域の人々と共にデザインの力で社会の問題を解決していきたいと感じロフトワークに入社。産業支援からwebサイトリニューアルまでクリエイティブを活用したソリューションを得意とする。自称飲み会開催委員、週末は登山にサイクリングとアウトドアに過ごす。Outline
- 開催日
- 8月1日(木) 19:00 – 21:00 (開場:18:30)
トークセッション:19:00-20:30
ショート動画鑑賞会:20:30-21:00 (自由参加 / 会場参加の方のみ)
- 参加費
- 無料
- 会場
- ロフトワーク渋谷 10階 + オンライン配信
- 定員
- 会場参加:40名、オンライン参加:定員なし
※先着順のため、人数多数の場合はオンラインでのご参加となりますので、ご了承ください。 - 主催
- 株式会社ロフトワーク/MVMNT Unit
- ご注意
-
- オンライン参加の方へのリマインドメールは、開催前日までに、ご登録いただいたメールアドレス宛にお送りします。
- プログラム・配信媒体は、予告なく変更される場合があります。
ACCESS
ロフトワーク渋谷 10階
住所:東京都渋谷区道玄坂 1-22-7 道玄坂ピア10階
※エレベーターで10階までお越しください。