EVENT セミナー

パーパスを“策定して終わり”にしない
社員の自律的な行動を促した浸透プロセスとは

Finished イベント終了

Date
2025-10-02 (Thu)
14:00-16:30
Place
中央復建コンサルタンツ株式会社 本社オフィス『1TTAN』 MAP
Capacity
30名
fee
無料

Finished

About

「未来ビジョン」や「パーパス」を組織の力に変えるには?

近年、「未来ビジョン」や「パーパス」を掲げる企業や地域は増加していますが、その実装には多くの課題があります。従来の社内文化や習慣との摩擦が生まれることも少なくありません。
社員の行動様式や事業プロセスを更新するために、パーパスを行動指標として実装させることで、次の変革を生むエコシステムへとつながります。

今回は、パーパスを策定した先、組織にどう実装して次の変革に繋げるか?というポイントにフォーカス。言葉としての共有にとどまらず、空間や体験を通して社員の行動に落とし込む実践メソッドを、ロフトワークの支援事例を交えてご紹介します

得られる視点

  • 現場・若手社員とのギャップを埋めるための組織への関わり方
  • パーパスを組織に浸透させるための仕掛け
  • 空間の活用から考える組織活性について

社員の自律的な行動を創発するオフィスの仕掛け

ご紹介するのは、創業70年を超える総合建設コンサルタントのパイオニアである中央復建コンサルタンツ株式会社(以下、CFK)のオフィスリニューアルプロジェクトです。
ロフトワークは約4年間に及ぶプロジェクトに伴走。CFKが掲げる「プロジェクト志向」という経営ビジョンを具現化し組織に実装させる取り組みとして、プロジェクトの過程から多くの社員を巻き込み、マインドセットの変革を促しました。リニューアルしたオフィスには社員の自律的な行動を創発するための仕掛けが数多く実装されています。

今回登壇いただくのは、中央復建コンサルタンツ 代表取締役社長の白水 靖郎さん、プロジェクトメンバーとして実行を推進した菊地 佑さんです。社員・組織にどのように経営ビジョンを浸透させたのか?経営層と現場のそれぞれの本音を掘り下げながら、プロジェクトのプロセスと、パーパスが実装された今組織に生まれている成果について、現場視点・経営視点の両軸から深掘りしていきます。

社員の意識や行動変容を促すための仕掛けとして複数の「フィールドリサーチ」を実施。
オフィスの外に出て新たな領域や価値観に触れることで、社員一人ひとりが業務の枠を超えた視野を広げ、探究心を育むことを目的としました。

35歳以下の若手社員を巻き込み、彼らがオフィスリニューアルを自分ごととして捉えられるよう「参加型の仕掛け」を複数展開。部門を超えた同世代との接点をつくるワークショップを開催しました。
撮影:小椋雄太

期経営計画を咀嚼し、未来のCFK像を若手なりに描く「価値創造を噛み砕くロジックモデルワークショップ」を実施。取り組みを通じて、若手社員たちの中に、「互いの個性と意見を尊重し、働きやすい環境を一緒につくっていきたい」といった意識の変化が芽生え始めました。
撮影:小椋雄太

新大阪駅から徒歩5分!
完成直後の新オフィスツアーから学ぶ、オフィス活用のリアル

会場は、リニューアルされたCFK本社オフィスの「1TTAN(いったん)」と名付けられた1Fフロアです。社内外の人々が集まり、様々な活動に対応できるよう特徴的な機能を持たせ、業務の枠を超えたコミュニケーションの場として活用されています。

イベント後半では、リニューアルされたオフィスをご案内しながら、プロジェクトメンバーへの質疑・対話の場となる内覧ツアーも開催します。社員の行動変容や組織の価値創造を促したプロジェクトデザインについて、実際の空間に触れながらご紹介します。

「1TTAN(いったん)」と名付けられた1Fフロアは社内外の人々が集まり、様々な活動に対応できるよう、特徴的な機能を持たせています。
撮影:山内紀人

「1TTAN(いったん)」と名付けられた1Fフロアは社内外の人々が集まり、様々な活動に対応できるよう、特徴的な機能を持たせています。
撮影:山内紀人

「1TTAN(いったん)」と名付けられた1Fフロアは社内外の人々が集まり、様々な活動に対応できるよう、特徴的な機能を持たせています。
撮影:山内紀人

「1TTAN(いったん)」と名付けられた1Fフロアは社内外の人々が集まり、様々な活動に対応できるよう、特徴的な機能を持たせています。
撮影:山内紀人

こんな方におすすめ

  • 組織における「理念・パーパスの浸透」に取り組みたい経営企画・広報・人事・政策企画担当の方
  • オフィスリニューアルを検討されている方、携わっている方
  • 場づくりにおけるメソッドを知りたい方
  • インナーブランディング、組織カルチャーの醸成に関心がある方
  • 自治体や公共組織におけるビジョン策定・職員の巻き込みに課題を感じている方
  • パーパスを「つくる」から「育てる」段階に進みたい方

KV撮影:山内紀人

Speaker

白水 靖郎

中央復建コンサルタンツ株式会社, 代表取締役社長

白水 靖郎

大阪生まれ。1991年中央復建コンサルタンツ(株)に入社、地域づくり、都市・交通政策、事業コーディネート等に従事。宇都宮LRT事業、京都まちなか再生等に取り組むとともに、社内ベン チャーで日本コミュニティサイクル(株)を創業するなど、コンサルティングの枠に囚われず活動。現在は、「沖縄 健康・幸せ島構想」等の国づくり構想や、都心フリンジからの都市再生を目指す「十三ブルックリン化プロジェクト」等に注力。2024年7月より現職。
MBA、技術士(総合技術監理部門-都市及び地方計画)。京都大学客員教授、NPO持続可能なまちと交通をめざ す再生塾理事等を兼務。趣味は、テニス、マラソン、ガストロノミー。

詳細を見る 大阪生まれ。1991年中央復建コンサルタンツ(株)に入社、地域づくり、都市・交通政策、事業コーディネート等に従事。宇都宮LRT事業、京都まちなか再生等に取り組むとともに、社内ベン チャーで日本コミュニティサイクル(株)を創業するなど、コンサルティングの枠に囚われず活動。現在は、「沖縄 健康・幸せ島構想」等の国づくり構想や、都心フリンジからの都市再生を目指す「十三ブルックリン化プロジェクト」等に注力。2024年7月より現職。
MBA、技術士(総合技術監理部門-都市及び地方計画)。京都大学客員教授、NPO持続可能なまちと交通をめざ す再生塾理事等を兼務。趣味は、テニス、マラソン、ガストロノミー。
菊地 佑

中央復建コンサルタンツ株式会社 , 道路系部門道路グループ 主任 兼 C1O(Chief 1TTAN Officer)

菊地 佑

1997年神戸市生まれ。2019年4月に中央復建コンサルタンツ(株)に入社し、5年間地質調査や軟弱解析等の分野への従事を経て、2024年から現在まで道路設計業務に従事。
2023年からは「これからの時代のオフィス環境づくりタスクフォース」のメンバーとして活動し、大阪本社のリニューアルプロジェクトに尽力。
2025年からは新入社員育成研修の代表や広報用SNS運用TEAM代表などに就任し、通常業務と並行しつつ、幅広い業務に従事。
趣味は、サッカー観戦とサウナ、散歩。地元・ヴィッセル神戸とイングランドの名門・LIVERPOOL FCの熱狂的なサポーター。

詳細を見る 1997年神戸市生まれ。2019年4月に中央復建コンサルタンツ(株)に入社し、5年間地質調査や軟弱解析等の分野への従事を経て、2024年から現在まで道路設計業務に従事。
2023年からは「これからの時代のオフィス環境づくりタスクフォース」のメンバーとして活動し、大阪本社のリニューアルプロジェクトに尽力。
2025年からは新入社員育成研修の代表や広報用SNS運用TEAM代表などに就任し、通常業務と並行しつつ、幅広い業務に従事。
趣味は、サッカー観戦とサウナ、散歩。地元・ヴィッセル神戸とイングランドの名門・LIVERPOOL FCの熱狂的なサポーター。
小島 和人(ハモ)

株式会社ロフトワーク, プロデューサー / FabCafe Osaka 事業責任者

小島 和人(ハモ)

大阪府守口市生まれ。建築、デザイン、プランニング、アートと多分野で活動を重ね、多様な視点と未来を見立てる力を培う。アーティスト名「ハモニズム」の理念は、社会状況や人々の価値観が調和した未来を仮説し、チームで実験・実行を通じて形にすることにある。大阪では、まちづくりやエリアマネジメントに注力し、地域の文化・歴史・環境を活かした持続可能な都市モデルを提案。行政・企業によるトップダウンの構想と生活者・クリエイターによるボトムアップの活動を接続している。2025年4月オープン予定のFabCafe Osakaを拠点に、大阪・天満や南森町エリアで「アンフォルム」をコンセプトに、「都市とローカルの融合」を模索し、新たな都市の未来像を描く。

詳細を見る 大阪府守口市生まれ。建築、デザイン、プランニング、アートと多分野で活動を重ね、多様な視点と未来を見立てる力を培う。アーティスト名「ハモニズム」の理念は、社会状況や人々の価値観が調和した未来を仮説し、チームで実験・実行を通じて形にすることにある。大阪では、まちづくりやエリアマネジメントに注力し、地域の文化・歴史・環境を活かした持続可能な都市モデルを提案。行政・企業によるトップダウンの構想と生活者・クリエイターによるボトムアップの活動を接続している。2025年4月オープン予定のFabCafe Osakaを拠点に、大阪・天満や南森町エリアで「アンフォルム」をコンセプトに、「都市とローカルの融合」を模索し、新たな都市の未来像を描く。
岩沢 エリ

株式会社ロフトワーク, Culture Executive/マーケティング リーダー

岩沢 エリ

東京都出身、千葉市在住。大学でコミュニケーション論を学んだ後、マーケティングリサーチ会社、不動産管理会社の新規事業・経営企画室を経て、2015年ロフトワークに入社。マーケティングチームのリーダーとして、ロフトワークのコミュニケーションデザイン・マーケティング戦略設計、チームマネジメントを担う。2022年4月からCulture Executiveを兼任し、未来探索と多様性を創造力に変えるカルチャー醸成に取り組む。最近では、「分解可能性都市」をテーマに、生産・消費に加えて分解活動が当たり前となる都市生活へシステムチェンジするためのデザインアプローチを探究している。1児の母。

詳細を見る 東京都出身、千葉市在住。大学でコミュニケーション論を学んだ後、マーケティングリサーチ会社、不動産管理会社の新規事業・経営企画室を経て、2015年ロフトワークに入社。マーケティングチームのリーダーとして、ロフトワークのコミュニケーションデザイン・マーケティング戦略設計、チームマネジメントを担う。2022年4月からCulture Executiveを兼任し、未来探索と多様性を創造力に変えるカルチャー醸成に取り組む。最近では、「分解可能性都市」をテーマに、生産・消費に加えて分解活動が当たり前となる都市生活へシステムチェンジするためのデザインアプローチを探究している。1児の母。

Program

14:00-14:05
イントロダクション
14:05-14:25
ケーススタディ①
株式会社ロフトワーク Culture Excutive / マーケティングリーダー 岩沢 エリ
14:25-14:35
ケーススタディ②
株式会社ロフトワーク プロデューサー / FabCafe Osaka 事業責任者 小島 和人(ハモ)
14:35-15:15
クロストーク「オフィスリニューアルにおける経営ビジョン浸透プロセス」

▼登壇
中央復建コンサルタンツ株式会社 代表取締役社長 白水 靖郎
中央復建コンサルタンツ株式会社 道路系部門道路グループ 主任 菊地 佑
株式会社ロフトワーク プロデューサー / FabCafe Osaka 事業責任者 小島 和人(ハモ)

▼モデレーション
株式会社ロフトワーク Culture Excutive / マーケティングリーダー 岩沢 エリ

15:15-15:45
1TTAN内覧ツアー+ディスカッション
15:45-15:50
クロージング
15:50-16:30
交流会

Outline

開催日
2025年10月2日(木) 14:00-16:30
※受付開始 13:45-
会 場
中央復建コンサルタンツ株式会社 本社オフィス『1TTAN』アクセス
参加費
無料
定 員
30名
主 催
株式会社ロフトワーク
協 力
中央復建コンサルタンツ株式会社
ご注意
  • 申込多数の場合、抽選となる可能性があります。
  • 当日のイベントの様子は記録用として撮影・録画させていただきます。
  • 記録内容は、後日公開するレポートなどに掲載させていただく場合がございます。
  • イベント内容の都合上、競合他社の方のお申し込みはお断りさせていただく場合がございます。
  • プログラムは、予告なく変更される場合があります。

ACCESS

中央復建コンサルタンツ株式会社 本社オフィス『1TTAN』

Finished