EVENT トーク

商業施設と公共
- 文化のコモンズにまつわるエトセトラ

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商業施設に銭湯が入り、図書館がショッピングセンターのように賑わう。商店街がまるごとホテルになる街もある。かつては明確だった“公共の場”と“商業の場”の境界線が、いまあちこちで溶けはじめている。そこであらためて向き合いたいのは、都市において、文化をつくる・伝える・楽しむことのあり方は今後どのように変容していくのか、そしてリアルな「場」はそれにどのように寄与できるのか、という問いだ。商業施設・公共図書館・商店街、異なるフィールドで“場をひらく”実践を続ける3人のゲストを招き、「文化のコモンズ」という視点からその問いを考える。

Date
2026-07-29 (Wed)
18:30-20:30 ※受付開始 18:00-
Place
FabCafe Osaka+アーカイブ配信 MAP
Capacity
会場参加:30名
fee
1,000円(1ドリンク付き)

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商業施設に銭湯が入り、図書館がショッピングセンターのように賑わう。商店街がまるごとホテルになる街もある。かつては明確だった“公共の場”と“商業の場”の境界線が、いまあちこちで溶けはじめている。そこであらためて向き合いたいのは、都市において、文化をつくる・伝える・楽しむことのあり方は今後どのように変容していくのか、そしてリアルな「場」はそれにどのように寄与できるのか、という問いだ。商業施設・公共図書館・商店街、異なるフィールドで“場をひらく”実践を続ける3人のゲストを招き、「文化のコモンズ」という視点からその問いを考える。

About

コモンズ化する商業施設と商業化するコモンズ

「商業施設」が文化やコミュニティの機能を担い、「公共施設」が集客と収益を意識する。この双方向の変化は、いま日本各地で同時進行している。その背景には、モノからコトへの消費行動の転換と、地方都市における商業インフラの喪失がある。かつては百貨店や商店街が自然に担っていた文化の器としての役割を、誰がどのように引き受けていくか——それがいま、都市の設計者たちに問われている。

こうした変化は、商業施設の危機や集客力の低下といった業界の文脈だけでは語りきれない。そもそも商業施設とは誰のための場所だったのか。テナント、デベロッパー、来店客、そして地域に暮らす人びと——それぞれにとっての場所の意味は、実はずっとすれ違ったままだったのかもしれない。

本イベントが注目するのは、「文化のコモンズ」という視点だ。所有や管理の外側で、使う人びとによって育まれる文化的な共有資源——そのような場を、それぞれのフィールドでどう実現するか。ビジネスとして成立しうるのか。誰がそれを支え、誰のために開かれているべきなのか。

3人のゲストを迎えたトークセッション

今回は、商業施設・公共図書館・商店街という異なるフィールドで場をひらく実践を続けてきた3人を迎え、トークセッションを行う。
業界の常識や慣習を一度脇に置き、領域を越えた対話を通じて、参加者それぞれが自分の現場に持ち帰れる問いと示唆を生み出したい。

1人目のゲストは、渋谷パルコの建て替えに準備室時代から携わり2026年2月まで渋谷パルコ店長を務め、テナント売上高を建て替え前比3倍超に復活させ、現在は独立し渋谷パルコのアソシエイツプロデューサーとして運営をサポートしながら、全国の商業施設・百貨店のプランニングや再生案件にも携わる平松有吾さん。

2人目は、図書館を中心にカフェ、チャレンジショップ、テックラボ、文化会館を備えた生涯学習複合施設として2026年5月に開館した大阪・門真市の『KADOMADO』の館長を務める組谷明豊さん。KADOMADOはカルチュア・コンビニエンス・クラブが指定管理者として運営し、「地域と人と育む場」をコンセプトに、市民の文化・学習活動と地域活性化を推進する拠点として、公共施設における「文化のコモンズ」の新たなかたちを体現している。

そして3人目は、街に点在する空き家や空きビルを客室に仕立て、銭湯や商店街の飲食店をホテルの機能として組み込むことで“街全体をホテルにする”『SEKAI HOTEL』のプロジェクトマネージャーとして、大阪・布施の商店街を舞台に地域と旅行者をつなぐ場づくりを実践する北川茉莉さん。

こんな人におすすめ

  • 商業施設・百貨店・SCの開発や運営に携わっており、自社の事業や業界の今後に課題感を持っている方
  • 図書館・文化施設など公共施設の運営や企画に関わり、場の可能性を広げたいと考えている方
  • まちづくり、エリアマネジメント、都市開発など、人が集まる場のデザインに携わる方
  • 文化・コミュニティ・公共性といったテーマに関心を持つ、業界を問わずすべての方

Speaker

平松 有吾

株式会社平松融合研究所・代表, 渋谷パルコ アソシエイツプロデューサー

平松 有吾

1977年生まれ、横浜市出身。立命館大学卒。ドリコム創業期に参画した後、2004年パルコ入社。渋谷パルコで東コレブランドや路面系ショップなどの誘致を手掛ける。2010年パルコ初の自主編集ショップ「ワンスアマンス」を立ち上げ。2017年から新生渋谷パルコ準備室でコンセプト策定、リーシング、新業態開発、ウェブ・SNS戦略立案を担当。2024年渋谷パルコ店長就任。 渋谷パルコ年商は建て替え前の150億から500億(2025年度)と約3倍以上に成長。2025年より福岡国際空港、藤井大丸などの多数商業施設の開発および再生案件を手掛ける。2026年2月パルコ退社(同時に渋谷パルコ アソシエイツプロデューサー就任)し、株式会社平松融合研究所・代表としてプランニング・コンサルティングに従事。2026年2月初の著書「渋谷パルコの再生」(光文社新書)発刊。

詳細を見る 1977年生まれ、横浜市出身。立命館大学卒。ドリコム創業期に参画した後、2004年パルコ入社。渋谷パルコで東コレブランドや路面系ショップなどの誘致を手掛ける。2010年パルコ初の自主編集ショップ「ワンスアマンス」を立ち上げ。2017年から新生渋谷パルコ準備室でコンセプト策定、リーシング、新業態開発、ウェブ・SNS戦略立案を担当。2024年渋谷パルコ店長就任。 渋谷パルコ年商は建て替え前の150億から500億(2025年度)と約3倍以上に成長。2025年より福岡国際空港、藤井大丸などの多数商業施設の開発および再生案件を手掛ける。2026年2月パルコ退社(同時に渋谷パルコ アソシエイツプロデューサー就任)し、株式会社平松融合研究所・代表としてプランニング・コンサルティングに従事。2026年2月初の著書「渋谷パルコの再生」(光文社新書)発刊。
組谷 明豊

門真市立文化創造図書館KADOMADO , 館長

組谷 明豊

2012年カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)株式会社に入社。TSUTAYA事業を経て、2015年より宮城県多賀城市立図書館の新館立ち上げ、佐賀県武雄市図書館の統括マネージャー、カルチュア・エンタテインメント株式会社の社長室室長を歴任。その後、2021年から2024年まで山口県周南市立徳山駅前図書館の館長を務める。2024年からは門真市プロジェクトのリーダーとして、同年に開館した「門真市立文化創造図書館KADOMADO」の館長に就任。

詳細を見る 2012年カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)株式会社に入社。TSUTAYA事業を経て、2015年より宮城県多賀城市立図書館の新館立ち上げ、佐賀県武雄市図書館の統括マネージャー、カルチュア・エンタテインメント株式会社の社長室室長を歴任。その後、2021年から2024年まで山口県周南市立徳山駅前図書館の館長を務める。2024年からは門真市プロジェクトのリーダーとして、同年に開館した「門真市立文化創造図書館KADOMADO」の館長に就任。
北川 茉莉

クジラ株式会社, SEKAI HOTEL事業部プロジェクトマネージャー(広報PR)

北川 茉莉

幼少期を、現在日本で一番シャッター率が高いと言われる岐阜・柳ヶ瀬商店街で過ごす。 大学4年生からSEKAI HOTEL Osaka Fuseに長期インターンとしてジョインし、2021年に正社員として入社。 地域の方々にとっては、何もないと表現されるまちの日常にこそ地域の魅力があると考え、価値の再定義・編集を加えることでわかりやすい観光資源がなくとも観光の目的地になれるということを信念に、活動している。

詳細を見る 幼少期を、現在日本で一番シャッター率が高いと言われる岐阜・柳ヶ瀬商店街で過ごす。 大学4年生からSEKAI HOTEL Osaka Fuseに長期インターンとしてジョインし、2021年に正社員として入社。 地域の方々にとっては、何もないと表現されるまちの日常にこそ地域の魅力があると考え、価値の再定義・編集を加えることでわかりやすい観光資源がなくとも観光の目的地になれるということを信念に、活動している。
太田 佳孝

株式会社ロフトワーク, クリエイティブディレクター / 言語家

太田 佳孝

学生時代は認知言語学の領域でメタファー表現を研究。新卒入社した百貨店で店舗運営と事業開発を経験したのち、ファッションやデザイン、映像などクリエイティブ領域の専門スクールでカリキュラムデザインや講師マネジメントに携わる。
ロフトワーク入社後は共創施設のビジュアルアイデンティティ構築、地域のクリエイターを巻き込んだエリア価値向上プログラムの運営、企業組織が育む創造性に関するリサーチなど分野を問わず様々なプロジェクトを牽引。
2024年、米国PMI®認定PMP®取得。
趣味は大衆酒場のフィールドリサーチ。

詳細を見る 学生時代は認知言語学の領域でメタファー表現を研究。新卒入社した百貨店で店舗運営と事業開発を経験したのち、ファッションやデザイン、映像などクリエイティブ領域の専門スクールでカリキュラムデザインや講師マネジメントに携わる。
ロフトワーク入社後は共創施設のビジュアルアイデンティティ構築、地域のクリエイターを巻き込んだエリア価値向上プログラムの運営、企業組織が育む創造性に関するリサーチなど分野を問わず様々なプロジェクトを牽引。
2024年、米国PMI®認定PMP®取得。
趣味は大衆酒場のフィールドリサーチ。

Program

18:00-18:30
受付
18:30-18:45
イントロダクション・事例紹介
太田佳孝|株式会社ロフトワーク クリエイティブディレクター 
18:45-19:30
ゲストトーク
平松 有吾|株式会社平松融合研究所
組谷 明豊|門真市立文化創造図書館KADOMADO
北川 茉莉|SEKAI HOTEL
19:30-20:00
クロストーク
20:00-20:30
交流会

Outline

日 時
2026年7月29日(水曜日)18:30-20:30 ※受付開始 18:00-
場 所
FabCafe Osaka(アクセス
※イベント終了後1週間を目安にアーカイブ動画の配信を予定しています。アーカイブ動画の配信のみをご希望の方は、お申し込みの際に「アーカイブ配信希望」をご選択ください。
参加費
1,000円(1ドリンク付き)
定 員
30名

ACCESS

FabCafe Osaka
〒530-0041 大阪府大阪市北区天神橋2丁目2−4

イベント終了後1週間を目安にアーカイブ動画の配信を予定しています。アーカイブ動画の配信のみをご希望の方は、お申し込みの際に「アーカイブ配信希望」をご選択ください。