ひらくの設計図 #6
なぜ、「答えを急がない力」が必要なのか?
──哲学者・谷川嘉浩さんと考える、組織づくり
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ロフトワークの「ひらく」ノウハウを切り口を変えて届けるシリーズ「ひらくの設計図」。第6回は、組織が社員の創造性をどうひらくかを、哲学者・谷川嘉浩さんと考えます。鍵となるのは「答えを急がない力」。後半は、2つの人材育成プログラムの事例からヒントを探ります。
ロフトワークの「ひらく」ノウハウを切り口を変えて届けるシリーズ「ひらくの設計図」。第6回は、組織が社員の創造性をどうひらくかを、哲学者・谷川嘉浩さんと考えます。鍵となるのは「答えを急がない力」。後半は、2つの人材育成プログラムの事例からヒントを探ります。
About
AIが「答え」を出す時代に、組織は人の何を育てるのか?
生成AIの普及で、問いを投げればもっともらしい答えがすぐに返ってくる時代になりました。誰もが同じような答えにたどり着けるいま、新しい価値を生むのは、その外側にある発想、つまり社員一人ひとりの創造性です。
こうした発想は、個人の偏愛や、いまの延長線上にない未来像など、すぐには説明のつかないところから生まれます。しかし、組織はそれらの芽に対して「それ、何の意味があるの?」「目的を明確に」と答えを急ぎがちです。研修で創造性を育てようとしても、現場に戻ると社員はいつの間にか既存の型に当てはまってしまう。人材育成に関わる方の多くが、このもどかしさを抱えているのではないでしょうか?
すぐ役立つことから、わからなさに留まれる力を
そこで本イベントが注目するのが、ネガティヴ・ケイパビリティ。
不確かさや答えの出ない状態に耐え、性急に結論を出さずに留まる力、いわば、答えを急がない力です。すぐに意味や成果を問うのではなく、わからなさを抱えたまま待てる組織であってはじめて、社員の突き抜けた発想は芽を出し、育っていくのではないでしょうか。
本イベントでは、哲学者・谷川嘉浩さんをゲストに迎え、組織において答えを急がないことの価値を考えます。あわせて、ロフトワークが手がけた2つの人材育成プログラムから、創造性を育てる場を組織の中にどう設計したのか、その実践を紐解きます。
セッション内容
ゲストトーク

『スマホ時代の哲学』『ネガティヴ・ケイパビリティで生きる』(共著)などの著書を持つ哲学者・谷川嘉浩さんとともに、なぜ今、ビジネスパーソンは哲学を求めるのか?を問い直します。
最新刊『迷子になった「社会人」のための哲学の時間』のテーマである「迷うこと」の価値も手がかりに、社員の思考力や創造性を育て、活かすヒントを考えます。
ケーススタディ
ロフトワークのMVMNTユニットが手がけた2つのプログラムから、組織として創造性を育む、具体的な方法論を探ります。
-
事例1)SF作家・アーティストとともに、いまの延長線上にない未来から事業を構想する ─株式会社ハイマックスの事業開発研修
-
事例2)社員の偏愛を起点に、ZINE制作を通して独創的な企画を自ら生み出す力を育成する ─株式会社パルコの若手育成プログラム
こんな人におすすめです
- 「突き抜けた人材」を育てたいが、研修や評価制度だけでは限界を感じている方
- 個性ある人材を採用しても定着しない、あるいは入社後に組織の型にはまってしまうと感じている方
- 若手の「主体性不足」を、本人ではなく組織の側から見直したい方
- 成果を求められるなかで、メンバーの発想や挑戦をどう引き出すか悩むリーダーの方
- AI時代を見据え、人材育成や組織づくりの軸を問い直したい経営層の方
Program
- 18:00-18:10
- イントロダクション
岩沢 エリ(株式会社ロフトワーク Culture Executive) - 18:10-18:40
- ゲストトーク
迷うこと・答えを急がないことの価値を考える
谷川 嘉浩(哲学者) - 18:40-19:00
- 事例紹介
事例1)未来志向を組織の力に。SFプロトタイピングを活かした研修プログラム
事例2)パルコによる創造性人材の育成 文化的ムーブメントにつながる、サービス開発能力を引き出す
室 諭志(株式会社ロフトワーク バイスMVMNTマネージャー) - 19:00-19:25
- ディスカッション
なぜ、組織には「答えを急がない力」が必要なのか?
谷川 嘉浩(哲学者)
室 諭志(株式会社ロフトワーク バイスMVMNTマネージャー)
岩沢 エリ(株式会社ロフトワーク Culture Executive) - 19:25-19:30
- クロージング
岩沢 エリ(株式会社ロフトワーク Culture Executive)
Speaker

京都市立芸術大学, 美術学部デザイン科専任講師
谷川 嘉浩
1990年生まれ。京都市在住の哲学者。京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了。博士(人間・環境学)。現在、京都市立芸術大学美術学部デザイン科専任講師。著書に『信仰と想像力の哲学』(勁草書房)、『鶴見俊輔の言葉と倫理』(人文書院)、『増補改訂版 スマホ時代の哲学』(ディスカヴァー携書)、『人生のレールを外れる衝動のみつけかた』(ちくまプリマー新書)、『増補 ネガティヴ・ケイパビリティで生きる』(共著、ちくま文庫)、『はたらく人文知』(共著、光文社)など。最新刊は『迷子になった「社会人」のための哲学の時間』(KADOKAWA、2026年10月)。
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1990年生まれ。京都市在住の哲学者。京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了。博士(人間・環境学)。現在、京都市立芸術大学美術学部デザイン科専任講師。著書に『信仰と想像力の哲学』(勁草書房)、『鶴見俊輔の言葉と倫理』(人文書院)、『増補改訂版 スマホ時代の哲学』(ディスカヴァー携書)、『人生のレールを外れる衝動のみつけかた』(ちくまプリマー新書)、『増補 ネガティヴ・ケイパビリティで生きる』(共著、ちくま文庫)、『はたらく人文知』(共著、光文社)など。最新刊は『迷子になった「社会人」のための哲学の時間』(KADOKAWA、2026年10月)。
株式会社ロフトワーク, バイスMVMNTマネージャー
室 諭志
京都造形芸術大学卒。元美術教師。2017年ロフトワーク入社。2022年より現職。
STYLY、株式会社パルコ、Loftworkが3社合同で立ち上げたXRの実験的プロジェクト「NEWVIEW」での企画・運営(2019〜)のほか、北海道釧路市の阿寒湖アイヌコタンを舞台としたアイヌ文化と現代美術を扱う祭典的プログラム「AKAN AINU ART WEEK」(2024)の企画・運営など
フィジカル/アナログとテクノロジー/バーチャルを横断しながらアートプロジェクトを実践。
生活者視点のサービスデザインから、新しい観光文化の創出への挑戦まで、ビジネスとアートを組み合わせた新しい価値創出を実践している。
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京都造形芸術大学卒。元美術教師。2017年ロフトワーク入社。2022年より現職。STYLY、株式会社パルコ、Loftworkが3社合同で立ち上げたXRの実験的プロジェクト「NEWVIEW」での企画・運営(2019〜)のほか、北海道釧路市の阿寒湖アイヌコタンを舞台としたアイヌ文化と現代美術を扱う祭典的プログラム「AKAN AINU ART WEEK」(2024)の企画・運営など
フィジカル/アナログとテクノロジー/バーチャルを横断しながらアートプロジェクトを実践。
生活者視点のサービスデザインから、新しい観光文化の創出への挑戦まで、ビジネスとアートを組み合わせた新しい価値創出を実践している。

株式会社ロフトワーク, Culture Executive/マーケティング リーダー/FabCafe Chiba 事業責任者
岩沢 エリ
東京都出身、千葉市在住。大学でコミュニケーション論を学んだ後、マーケティングリサーチ会社、不動産管理会社の新規事業・経営企画室を経て、2015年ロフトワークに入社。マーケティングチームのリーダーとして、ロフトワークのコミュニケーションデザイン・マーケティング戦略設計、チームマネジメントを担う。2022年4月からCulture Executiveを兼任し、未来探索と多様性を創造力に変えるカルチャー醸成に取り組む。最近では、「分解可能性都市」をテーマに、生産・消費に加えて分解活動が当たり前となる都市生活へシステムチェンジするためのデザインアプローチを探究している。1児の母。
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東京都出身、千葉市在住。大学でコミュニケーション論を学んだ後、マーケティングリサーチ会社、不動産管理会社の新規事業・経営企画室を経て、2015年ロフトワークに入社。マーケティングチームのリーダーとして、ロフトワークのコミュニケーションデザイン・マーケティング戦略設計、チームマネジメントを担う。2022年4月からCulture Executiveを兼任し、未来探索と多様性を創造力に変えるカルチャー醸成に取り組む。最近では、「分解可能性都市」をテーマに、生産・消費に加えて分解活動が当たり前となる都市生活へシステムチェンジするためのデザインアプローチを探究している。1児の母。Outline
- 開催日
- 2026年11月25日(水)18:00 – 19:30
- 開催方法
- オンライン(Zoom)
- 同時配信
- YouTube
- 参加費
- 無料
- 主 催
- 株式会社ロフトワーク
- ご注意
- ・申込締切:11月24日(火)10:00
・参加URLは開催当日までにご登録いただいたメールアドレスへお送りします。
・プログラムは、予告なく変更される場合があります。
・参加者の皆さんの写真や議論の内容は、後日Loftwork.comに掲載する場合があります。
・イベント内容の都合上、競合他社の方のお申し込みはお断りさせていただく場合がございます。













