筑波会議2023「TRiSTARセッション」
Finished イベント終了
2023年9月26日(火)-28日(木)に開催される「筑波会議」は、世界から優秀な若手を中心とする人材が集まり「社会と科学技術」の諸課題について議論し、ネットワークを形成する国際会議です*。彼らが未来のビジョンを語り、協働する仲間に出会う場の形成を目指して、TRiSTARフェローと同世代の国内外の研究者が交流する機会として、TRiSTAR事務局は2つのセッションを企画しました。(主催:筑波大学、茨城大学、お茶の水女子大学 / 協力:ロフトワーク)
*「筑波会議2023」詳細・各プログラムについては、公式ウェブサイトにてご確認ください。
- Date
-
2023-09-27 (Wed) -
2023-09-28 (Thu)
- Place
- つくば国際会議場 304会議室(オンライン・オフラインハイブリッド開催)
- fee
- 無料(要事前申込)
Finished
2023年9月26日(火)-28日(木)に開催される「筑波会議」は、世界から優秀な若手を中心とする人材が集まり「社会と科学技術」の諸課題について議論し、ネットワークを形成する国際会議です*。彼らが未来のビジョンを語り、協働する仲間に出会う場の形成を目指して、TRiSTARフェローと同世代の国内外の研究者が交流する機会として、TRiSTAR事務局は2つのセッションを企画しました。(主催:筑波大学、茨城大学、お茶の水女子大学 / 協力:ロフトワーク)
*「筑波会議2023」詳細・各プログラムについては、公式ウェブサイトにてご確認ください。
About
筑波会議2023「TRiSTARセッション」概要
セッション①
研究シーズの社会実装に向けた価値の創造
(世界で活躍する研究者戦略育成事業 TRiSTAR I)
研究の社会実装に興味があるTRiSTARフェロー同士がまだ原石であるお互いの研究シーズを社会実装に向けた社会的価値に変えていくために海外の同世代の研究者らも交えて議論を行うことで、それぞれの研究の価値について掘り下げ、新たな発想や気づきを得る機会を提供します。また、投資家や起業家などとのネットワークを形成したり議論したりするための共創の場となることを期待しています。
■ 日 時:2023年 9月27日(水) 15:30 ‐ 17:00
■ 場 所:つくば国際会議場 304会議室(オンライン・オフラインハイブリッド開催)
■ 言 語: 英語
■ プログラム
(1) 研究紹介(予定)
① 脳疲労回復と脳持久力向上を促すニューロモデュレーション | 毛内 拡 (お茶の水女子大学 基幹研究院自然科学系 助教)
② 氷結合タンパク質の機能解析とバイオプリザーベーション技術への応用 | 倉持 昌弘(茨城大学 理工学研究科 助教)
③ 病原菌のプロテオ-ゲノミクスが健康やウェルビーイングを支援する | Shymaa ENANY(Professor, Microbiology & Immunology, Faculty of Pharmacy, Suez Canal University)
④ 水素燃料電池のためのメカニズムに基づく金属フリー触媒の商業化に向けて | 武安 光太郎(筑波大学 数理物質系 助教)
(2) パネルディスカッション
① 社会実装に向けた研究の価値
② 研究が発展した時に生まれる新たな価値
■ 参加対象者
・「研究シーズの社会実装」に興味がある方
■ 登壇者(*順不同、敬称略)
毛内 拡 (お茶の水女子大学 基幹研究院自然科学系 助教)
・専門分野:神経科学
・キーワード:シナプス可塑性、アストロサイト、生体脳イメージング、脳刺激法
倉持 昌弘 (茨城大学 理工学研究科 助教)
・専門分野:生物物理
・キーワード:氷結合タンパク質、線虫、X線、構造ダイナミクス
Shymaa ENANY (Professor, Microbiology & Immunology, Faculty of Pharmacy, Suez Canal University)
・専門分野:医学・健康, 生物学
・キーワード:微生物学、免疫学、プロテオミクス、バイオインフォマティクス、ゲノミクス
武安 光太郎 (筑波大学 数理物質系 助教)
・専門分野:表面科学、触媒化学
・キーワード:触媒反応、反応メカニズム
渡邊 淳司 (NTTコミュニケーション科学基礎研究所 上席特別研究員)
・研究分野/キーワード:ウェルビーイング、ハプティクス
(*パネルディスカッションのみの登壇を予定しています。)
■ セッションオーガナイザー
竹下 暢昭 (筑波大学URA 若手研究者育成支援室)
■ パネルディスカッションモデレーター
神谷 誠 (筑波大学 国際産学連携本部 准教授)
セッション②
研究者ウェルビーイングを考えるシンポジウム
(世界で活躍する研究者戦略育成事業 TRiSTAR II)
社会と個人のつながりは大きく変わりつつあります。その中で、個人の心身と社会的な健康状態を意味する「ウェルビーイング」という概念が重要視されつつあります。大学等の研究機関においても、研究者が幸福感をもって高いモチベーションを保ち、研究に専念できる環境を構築すること。これにより研究者のウェルビーイングが満たされ、より良い研究が実施され、皆さんのよりよい生活に還元されると考えられます。「研究者ウェルビーイングを考えるシンポジウム」では、日本の研究の現場や自分たちを取り巻く社会においていかにクリエイティブでありつづけるか、多様な背景の研究者とともに、パフォーマンスを発揮できるウェルビーイングな環境や心の在り方について考えます。
■ 日 時:2023年 9月28日(木) 10:30 ‐ 12:00
■ 場 所:つくば国際会議場 304会議室(オンライン・オフラインハイブリッド開催)
■ 言 語: 英語
■ プログラム
(1) 講演・話題提供(予定)
① ウェルビーイング研究との出会い、日本的なウェルビーイングの概念 | 渡邊 淳司 氏(NTTコミュニケーション科学基礎研究所 上席特別研究員)
② 日本・海外それぞれの背景から考える「研究者ウェルビーイング」| 白岩 学 氏(カリフォルニア大学アーバイン校 教授)、Amarjargal Dagvadorj 氏 (Breathe Mongolia- Clean Air Coalition “Let’s take action” project, Director)
③ 「ひらく」と「出会う」場のプロデュース | 金 徳済(株式会社ロフトワーク プロデューサー)
(2) パネルディスカッション:「研究者ウェルビーイング」とは何か
パネルディスカッションでは、上記の登壇者に若手研究者の評価の在り方を調査している標葉 隆馬 氏(大阪大学 社会技術共創センター 准教授)も加わり、各トピックも踏まえて、日本の国立大学が準備できる研究環境まで議論を広げます。
■ 参加対象者
・ウェルビーイングに興味がある方
・日本の研究者の研究環境の実態を知りたい方
・研究者のウェルビーイングを知りたい方
・研究環境整備や研究時間確保を考えたい研究者
■ 登壇者(*順不同、敬称略)
渡邊 淳司 (NTTコミュニケーション科学基礎研究所 上席特別研究員)
・研究分野/キーワード:ウェルビーイング、ハプティクス
白岩 学 (カリフォルニア大学アーバイン校 教授)
・研究分野:大気科学、環境化学
・キーワード:エアロゾル、大気質、室内空気質、気候変動
Amarjargal Dagvadorj (Breathe Mongolia- Clean Air Coalition “Let’s take action” project, Director)
・研究分野:医療政策、母子健康 パンデミック
・キーワード:医療政策、子供の健康と発達、パンデミック、大気汚染
標葉 隆馬 (大阪大学 社会技術共創センター 准教授)
・研究分野:科学技術研究、科学技術政策
・キーワード:責任ある研究とイノベーション、科学技術政策、研究評価
金 徳済 | Deokje Kim (株式会社ロフトワーク プロデューサー)
■ セッションオーガナイザー
栗原 翔吾 (筑波大学URA研究戦略推進室 リサーチ・アドミニストレーター)
・研究分野:コーチング、スポーツ科学
・キーワード:サッカーコーチング、コーチング言語、研究環境整備
■ パネルディスカッションモデレーター
梅津 静子 (筑波大学人間系 助教)
・研究分野:比較教育学
・キーワード: International Baccalaureate
申込フォーム
本イベントは事前申込制(参加無料)です。下記より事前にご登録ください。
https://tsukuba-conference.com/pre-registration
筑波会議2023 概要
■ メインテーマ: Design the Future – Curiosity-driven Quest for Global Solutions
■ 開催日程: 2023年9月26日(火) – 9月28日(木) *3日間開催
■ 会場: つくば国際会議場
■ 実施形式: 対面またはハイブリッド形式(各セッションの判断で選択)
■ 使用言語: (原則として)英語
■ セッション数 : 計 34セッション
■ 参加費:無料
■ 主催:筑波会議委員会(委員長:永田恭介筑波大学長)
筑波会議とは
筑波会議は、筑波研究学園都市に世界から産官学の優秀な若手を中心とする人材が集まり、「社会と科学技術」の諸課題について議論し、ネットワークを形成する国際会議です。若手版「ダボス会議」を目指しています。主に、若手(原則として40歳代まで)の研究者(学生を含む)、技術者、起業家、投資家、社会起業家、ジャーナリスト、官公庁・国際機関職員、その他、各界で活躍する方を対象にしています。(*公式ウェブサイトより引用)