新年明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。 

皆さまの暖かいご支援のお陰で、ロフトワークも設立11年目を迎えることができました。さらなる飛躍の決意を胸に、マネジメントチームよりそれぞれ2011年の抱負をお届けいたします。

2011年のどこかでイナズマンに変身します!

代表取締役社長 諏訪光洋 

もう今年で11年目のロフトワーク。この10年間はあっという間でした。 

2011年の僕のテーマは”Evolution”。イメージとしてはあれです。イニシエのヒーロー「サナギマン」から「イナズマン」になる感じ。もうほとんどの人が知らないだろうなあ(年齢がばれるね)。このヒーロー、ちょっと変わっていて珍しく二段変身能力を持ってるのです。サナギマンも風田サブロウが変身したヒーローなのだけど(ビジュアル的にはかなり怖い。というかこのサナギマンのビジュアルが怖くて覚えていたと言える)、サナギの名の通り中間形態。「岩石のような風体で防御力に優れた肉体と怪力(by Wikipedia)」を持っていてそこで耐えて頑張ってエネルギーを充填すると「チョーリキショーライ(超力招来)!」のかけ声とともにイナズマンに変身できるのだ! 

この10年、別に耐えてきたわけでもないし(というかむしろ苦労してない方)、僕もロフトワークも岩石のような防御力も肉体も無いのだけど(どちらかというとヘニャ男だし)、でも沸々と次の「面白いこと」にチャレンジできる力が僕らに備わってきた気がしている。そうするとイナズマンよろしく念動力や瞬間移動が使える……わけではないのだけど、ロフトワークのミッションである「クリエイティブの流通」をもっとダイナミックに出来る気がするのです。 

というわけで、2011年のどこかでイナズマンに変身するかけ声「チョーリキショーライ(超力招来)!」をTwitterすると思います。その時は「お!」とか「がんばれー」とかかけ声をよろしくお願いします。変身に失敗したら、それはきっとヒーロードラマ特有の「タメ」なので、ドキドキしながら待ってて下さい(笑)!ちなみにTwitterのアカウントは@suwawsです。

Profile

1971年米国サンディエゴ生まれ。FMラジオ局「InterFM」の初代クリエイティブディレクターを経て、1997年渡米。2000年、クリエイティブの新しい形の流通を目指し、林とともにロフトワークを設立。

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既成概念を超えて、今の自分たちも超えて。

代表取締役 林千晶 

10年前にインターネットに魅了されてロフトワークを作ったのだけど、11年目になって感じること、それはインターネットの世界がますます面白いってこと!むしろ、これからが本番だという気がする。 

あるセミナーで聞いた外資系マーケティング担当者の言葉が忘れられない。「日本企業の方はまだネットの力を心から信じてはいないんですね。私たちはネットでの戦いに生き残れなかったら未来はない、そう思っています」と。 

そう、その通り!と思った。 
ユーザを巻き込んだ新しいマーケティングの世界が見えかけている。映像のライブ配信においても国境を越えて数万人、数十万人が体験を共有できる時代がきた。 

そんな大変革の時代に自分たちは何をやりたいのか? 初心にかえって問い直す。クリエイティブを取り囲む環境に少しは変化をもたらせただろうか? そう思うと、まだスタートラインにすら立てていない焦りを感じる。でもそれと同時に「よし、今年こそ勝負の年だ」そんなやる気がみなぎってくる。 

既成概念を超えて、今の自分たちも超えて。 
新しい世界を切り拓くために、今年も頑張ろう!

Profile

1971年生、アラブ首長国育ち。ロフトワークの共同創業者。クリエイティブ業界にいち早くプロジェクトマネジメントの知識体系を導入。米国NPOクリエイティブ・コモンズ アジア・プロジェクト・コーディネーター。 

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メンバー全員の手で耕し種を植え育てていきたい

取締役兼CMO 矢橋友宏 

2010年は、TwitterやFacebookなどのソーシャルメディアが恐ろしいスピードで普及した。モバイルの世界では、大手SNSがユーザー数と売上げを大きく伸ばし、かたやスマートフォンが普及フェーズに入ったことを実感させる年となった。 

翻ってロフトワークは、新しいクライアントは元より、ビジネスパートナーとのコラボレーションや新たに取り扱うサービスも確実に増え、新しいステージが始まったことを実感している。ただ、一方で多様化・高度化したロフトワーク社内の人や働き方を、もう一歩進化させる必要も感じる。諏訪と林が切り開いていく荒野を、メンバー全員の手で耕し種を植え育てていきたい。 

2011年、太平洋が我々の目の前に現れることを目指して。 
そうすると・・・来年はゴールドラッシュ!?

Profile

リクルート社を経て、2006年よりロフトワークに参加。CMOとしてロフトワークのマーケティング部門を率い、市場やクライアントの需要をとらえた、クリエイティブソリューションを提案している。

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株主から見たロフトワーク

株主 伊藤穰一 

僕は2010年も世界をとびまわり、たくさんの起業家たちからプレゼンテーションをうけたけど、その中で何回も耳にしたのは「ロフトワークみたいな会社にしたい」という言葉だった。 

思えば、僕が最初にロフトワークのプレゼンテーションをうけたときには、「何千というアーティストをネットワークしたい」というビジョンはおよそ不可能なものに思えた。でも君たちはそれを実現してしまった。ロフトワークは新しいビジネスモデルのあり方を生み出し、世界的に知られるプレイヤーにまで育っている。 

高齢化や製造業・IT業界における低い成長率で苦しんでいる日本において、これから牽引力になるのは文化やアートの領域であることが、ますます明らかになってきている。つまりロフトワークは、世界に日本の魅力を伝導するという大切な使命も負っているんだよ。

Profile

設立1年目のロフトワークに、私費で出資を決めた株主。日本のインターネット黎明期から数々の企業を立ち上げ、クリエイティブ・コモンズ会長兼CEOをはじめ、現在も複数社・団体の経営に参加。

セミナー受付中

loftwork “DAY 2011” ~キーパーソンと考える、2011年企業サイトの変革と求められる対応~
年に1度の大規模イベントを今年も開催します。
ネクスウェイ&オムロンの事例に加え、福田敏也さん、花王本間さん、無印土谷さん、NEC田中さんという豪華ゲスト!

開催日時:2011年01月26日(水) 14:00〜17:45 (13:30開場・受付開始)
主催株式会社ロフトワーク
場所:TEPIA(外苑前) 4Fホール【 地図・行き方 】
対象
  ・2011年のWeb戦略を検討中の方
  ・Webの成果やCRMに興味がある方
  ・経営戦略や事業戦略に携わる方
  ・マーケティング、PR部門、Webマスター
参加費:無料
定員:200名

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ロフトワークについて

ロフトワークは「すべての人のうちにある創造性を信じる」を合言葉に、クリエイターや企業、地域やアカデミアの人々との共創を通じて、未来の価値を作り出すクリエイティブ・カンパニーです。ものづくりを起点に、その土地ならではの資源やテクノロジーを更新する「FabCafe(ファブカフェ)」、素材と技術開発領域でのイノベーションを目指す「MTRL(マテリアル)」、クリエイターと企業の共創プラットフォーム「AWRD(アワード)」などを運営。目先の利益だけにとらわれず、長い視点で人と企業と社会に向きあい、社会的価値を生み出し続けるビジネスエコシステムを構築します。

株式会社ロフトワーク 広報:pr@loftwork.com

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