ロフトワークの社内体制が変わります。その意図は、「社員の夢の実現」?
こんにちは、広報の原口です。
2017年10月より、ロフトワークは組織体制を新たに活動します。現在ロフトワークは18年目。なぜこのタイミングで、なぜこの体制なのか? 創業者の諏訪と林を直撃しました。
新体制の意図は、社員の夢の実現? 創業者プチインタビュー
──朝会(全社の週次ミーティング)で体制変更が発表されましたね。その背景と意図を聞かせてくれますか?
諏訪: 最近、ついにメンバーが100人を超えました。あと、FabCafe Globalやロフトワーク台湾を通じてロフトワークの海外ネットワークがじわじわと広がってきた。これをさらに加速させ、もっと海外のクリエイターやコミュニティとシームレスに動く時が来た、と感じた。
今のロフトワークは、「実験」にあたる第1ラウンドを終えて、第2ラウンドを迎えるタイミングだと思います。第1ラウンドで見えてきたコミュニティのつくり方や活かし方を、今度は世界で試していきたい。
林: 個人的なことですが、2015年にヒダクマ(株式会社飛騨の森でクマは踊る)を設立し社長に就任して、飛騨での活動がぐんと増えました。それに加え、内閣府や経済産業省などでの委員活動や、アルスエレクトロニカの審査員といった領域を横断する仕事が増えて、ロフトワークという組織の枠を超えた動き方をするようになっています。
諏訪くんがグローバルで動く一方で、私は日本のクリエイティブをもっと面白くしていきたい。だから、国内で枠組みを超えた活動を広げていこうと考えています。
──確かに、以前にもまして諏訪さんも千晶さん(林)も飛び回っていますね。オフィスも不在がち……
諏訪: だからこそ、ロフトワークもますますドライブするように、初めて執行役員を設け、事業部制をスタートすることにしました。今回は、MTRL KYOTOを含む「京都ブランチ」、世界10拠点に広がる「FabCafe」、そして“空間”と“エクスペリエンス設計”をテーマとする「Layout」の3事業部を設立します。でも今後、規模に応じて事業部は増えていくと思います。
林: ロフトワークは、社内にいわゆるヒエラルキーをのぼっていくような働き方や仕組みをつくりたくないんです。メンバーの夢ややりたいことをプロジェクトとして進めていった結果、規模が大きくなって事業部になり、予算がついてさらにできることが広がって……。そんな、ロフトワークらしい成長の仕方をしていきたい。 小さな実験を繰り返したり、たくさん行う中で、「この部分は切り出して事業化しよう」という動きが生まれていくのが理想です。
諏訪: 今後ロフトワークが提供する価値にどんな発展があるか、僕ら自身が楽しみだね。
ロフトワーク 新体制
ロフトワークは、2018年度(2017年10月)より社内体制を以下に変更いたします。少しだけ新しくなったロフトワークを、今後ともよろしくお願いいたします!
株式会社ロフトワークについて
ロフトワークは、オープンコラボレーションを通じてWeb、コンテンツ、コミュニケーション、空間などをデザインするクリエイティブ・エージェンシーです。
グローバルに展開するデジタルものづくりカフェ「FabCafe」、素材と向き合うクリエイティブ・ラウンジ「MTRL(マテリアル)」、2.5万人のクリエイターが登録するオンラインコミュニティ「ロフトワークドットコム」、クリエイティブな学びを加速するプラットフォーム「OpenCU」を運営。世界中のクリエイターコミュニティと共創することで、幅広いクリエイティブサービスを提供します。(会社概要)
株式会社ロフトワーク 広報:pr@loftwork.com
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