ロフトワークの子会社である株式会社飛騨の森でクマは踊る(通称ヒダクマ )が『日刊工業新聞』SDGs面(2019年10月11日)に掲載されました。先端技術と成熟産業といった“異質同士”の組み合わせで地域資源を付加価値のある商品に変え、地域に産業を創出している企業として紹介されました。

ヒダクマは、森林再生とものづくりを通じた地域産業創出に向け、新しい形の官民共同事業を目指し、2015年に飛騨市、森林資源の保全・活用など林業コンサルティングを手掛けるトビムシ、そしてロフトワークで設立。

飛騨の豊かな森を構成する「広葉樹」に着目し、様々なプロダクトを世界中の建築家や、クリエイターたちとのコラボレーションを通じて生み出してきました。設立3年目で黒字化を実現し、現在も順調に飛騨の広葉樹の流通を増やしています。またプロダクト開発だけでなく、木工や木を活用したデザインを学ぶための合宿や研修も積極的に受け入れており、年間200人の人々がヒダクマを訪れるほどに(ヒダクマが運営するFabCafe Hidaは宿泊も可能)。飛騨の魅力に触れる機会の創出も担っています。

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