暮らしの工夫で、環境問題に取り組む“エシカル・ライフハック”を提起

ロフトワークとFabCafe Tokyoが企画・運営支援をする、積水ハウス主催のプロジェクト「エシカル暮らすメイト」がスタートしました。

「エシカル暮らすメイト」は、1999年に環境を軸に据えた経営を行う「環境未来宣言」を出し、以降エコファースト企業として環境における取り組みをリードする積水ハウスが、ミレニアル世代のクリエイターとともに、エシカルな暮らしのアイデアを考案・実践するプロジェクトです。

2021年6月に、次世代クリエイターによる1週間のライフハックの活動「7Days challenge」と、環境問題に関する多彩な有識者が出演する2回のオンラインイベントを行います。

3組の次世代クリエイターが、ひとつの住空間に滞在しながら、エシカル・ライフハックを発信する「7Days Challenge」

「空間づくり」「食生活」「ライフスタイル」をテーマに、これからの暮らしを考える3組の次世代クリエイティブユニットが集結。6月12日から6月18日まで、積水ハウスの住空間で7日間過ごし、環境問題に関する有識者とも協力しながら、自分も地球も豊かになる「エシカル・ライフハック」のアイデアを考案・実践し、SNSを通じて発信していきます。

参加ユニット紹介

SAMPO inc
SAMPO incは人や都市をアクティベートする建築集団である。我々は「​暮らす」BeBopを意識する。ダイヤルを慎重に回してみる。唯一のヘルツを求め。我々が提供するのは「動く家」ではない。人の営みに関わる全て。思考、所作、衣服、モノ、音 etc.それらが上手く歯車のように噛み合った時「文化的な最低限の生活が保障される」

TSUMUGI
未来の食卓に向けて、自分にも自然にも無理のない「善い暮らし」を探求する生活共同体。野菜を育てる、一汁三菜を作る、生ゴミを堆肥に戻すなど、ひとりでは実践が難しい循環型の暮らしを、少しずつ身近に感じられるような体験を、仲間と共に深めていきます。

NEUT Magazine
「NEUT Magazine」は既存の価値観にとらわれないオープンでフラットな視点を常にアップデートしていき、それぞれの視点が尊重されニュートラルに見られる場となることを目指すオンラインマガジンです。ジェンダー・セクシュアリティ・体型・人種・働き方・恋愛・セックス・環境・メンタルヘルス。まだまだアップデートが必要なことがたくさんある。新しい視点を持つことで、あらゆる場面での「選択肢」が増える。“Make Extreme Neutral(エクストリームをニュートラルに)”。

「7Days Challenge」の学びと実践をシェアするオンラインイベントを開催

辻伸一氏、渡邊康太郎氏、佐久間裕美子氏、鎌田安里紗氏が参加

「7days challenge」に参加する上記クリエイターと、「環境」「デザイン」「社会生活」の有識者である辻伸一氏、渡邊康太郎氏、佐久間裕美子氏が参加し、学び・思考・実践をシェアするオンラインイベントを開催します。

第1回

エシカル暮らすメイト 7Days Challenge #DAY0 KICKOFF
「エシカルな暮らしはどうできる? 活動前夜に語らう。」

日時
2021/06/11 (金) 19:00 – 21:00
配信
YouTube LIVE(積水ハウス公式チャンネル)
申し込み
https://www.youtube.com/watch?v=0h5yY9LiIeE

第2回

エシカル暮らすメイト 7Days Challenge #LAST DAY OUTPUT
「エシカルな暮らしはどうできた? デザイン成果を報告!」

日時
2021/06/19 (土)19:00 – 20:45
配信
YouTube LIVE(積水ハウス公式チャンネル)
申し込み
https://ethicalclassmate-event-02.peatix.com/view

オンラインイベントゲスト

辻 信一 │文化人類学者
文化人類学者。環境=文化アクティビスト。「ナマケモノ倶楽部」代表。「スローライフ」、「ハチドリのひとしずく」、「100万人のキャンドルナイト」、「しあわせの経済」などのキャンペーンを展開。著書に『スロー・イズ・ビューティフル』など、映像作品に『アジアの叡智』(DVDブックシリーズ、現在8巻)など。新刊は『常世の舟を漕ぎて(熟成版)』。
文化人類学者。環境=文化アクティビスト。「ナマケモノ倶楽部」代表。「スローライフ」、「ハチドリのひとしずく」、「100万人のキャンドルナイト」、「しあわせの経済」などのキャンペーンを展開。著書に『スロー・イズ・ビューティフル』など、映像作品に『アジアの叡智』(DVDブックシリーズ、現在8巻)など。新刊は『常世の舟を漕ぎて(熟成版)』。

渡邉 康太郎 │Takram コンテクストデザイナー /慶應義塾大学SFC特別招聘教授
使い手が作り手に、消費者が表現者に変化することを促す「コンテクストデザイン」を掲げ、組織のミッション・ビジョン策定からコアサービス立案、アートプロジェクトまで幅広く活動。主な仕事にISSEY MIYAKEの花と手紙のギフト「FLORIOGRAPHY」、一冊だけの本屋「森岡書店」、日本経済新聞社やFM局J-WAVEのブランディングなど。同局で自身の番組「TAKRAM RADIO」のナビゲーターも務める。慶應SFC卒。近著『コンテクストデザイン』は縁のある書店でのみ販売中。趣味は茶道、茶名は仙康宗達。

佐久間 裕美子│ 文筆家
文筆家。1996年に渡米し、1998年からニューヨーク在住。出版社、通信社などを経て2003年に独立。カルチャー、ファッション、政治、社会問題など幅広いジャンルで、インタビュー記事、ルポ、紀行文などを執筆する。著書に「Weの市民革命」(朝日出版社)、「真面目にマリファナの話をしよう」(文藝春秋)、「My Little New York Times」(Numabooks)、「ピンヒールははかない」(幻冬舎)、「ヒップな生活革命」(朝日出版社)、「テロリストの息子」(朝日出版社)。慶應義塾大学卒業、イェール大学修士課程修了。

鎌田 安里紗│ エシカルファッションプランナー / 一般社団法人unisteps共同代表
衣服の生産から廃棄の過程で、自然環境や社会への影響を意識する”エシカルファッション”に関する情報発信を積極的に行い、ファッションブランドとのコラボレーションでの製品企画、衣服の生産地を訪ねるスタディ・ツアーの企画などを行っている。暮らしのちいさな実験室Little Life Labを主宰。一般社団法人unisteps共同代表。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科後期博士課程在籍。

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