国内初の「サーキュラー・デザイン」分野のアワード。 循環型経済を目指す、企業や人をサポートし、実現を支援

FabCafe Globalとロフトワークは、国内初となる、循環型経済をデザインするプロジェクトやアイデアを募集するアワード「crQlr Awards (サーキュラー・アワード)」をスタートします。

循環型経済の実現に欠かせないサーキュラー・デザイン*を実践するには、既存の産業における実践的なノウハウだけでなく、国内外の事例に触れて視野を広げ、起業家やアーティストなど、幅広い分野のクリエイティビティを活用する総合力が必要です。

「crQlr Awards (サーキュラー・アワード)」では、循環型経済をデザインするグローバル・アワードとして、次の3つを掲げ、国内外の19名の審査員とともに循環型経済の実現を目指す企業や人を応援し、その実現を模索します。

  1. 名声ではなく、行動のためのアワード
    審査を行うのはざまざまな専門性やバックグラウンドを持つ、19名の国内外の審査員たち。サーキュラー・アワードは、“最も優れた”プロジェクトを表彰するのではなく、循環型経済を目指す社会・個人に“新たな視座”を与える、クリエイティブで独自性と将来性のあるプロジェクトを、発見・支援することを目的としています。
  2. 直線型ではなく循環型の評価を行う
    集まったアイデアを評価して、賞を決定し終了する、直線型のアワードとは異なり、サーキュラー・アワードは、参加することでアイデアの改良や新しい交流が生まれ、次に繋がる、循環型のアワードを志向します。また、審査員からのフィードバック、メンタリング、イベントでのPR などを通してプロジェクトの実現のサポートを目指します。
  3. グローバル視点を獲得する機会
    世界各地のFabCafe拠点と連携して、授賞式とオープンフィードバックを実施します。審査員・各国のチェアマンと受賞チームをゲストに、評価ポイントや質問、ディスカッションの場を提供します。

募集期間は、2021年8月4日(水)から10月15日(金)まで。私たちの生活、環境、経済に寄与するサーキュラーなアイデア・プロジェクトの参加をお待ちしています。

*サーキュラーデザインとは
循環型経済(サーキュラーエコノミー)を目指す、製品やサービスのデザインのこと。デザインは仕組みの設計も含む。

crQlr Awards (サーキュラーアワード)Webサイト

https://awrd.com/award/crqlr-2021/

審査員

「SPACE10」の共同創業者のCharny-Brunet氏や、南條史生氏、安居昭博氏ほか、国内外総勢19名の審査員が参加

審査員には、デンマークのイノベーションラボ「SPACE10」の共同創業者のGuillaume Charny-Brunet氏や、森美術館特別顧問の南條史生氏、Circular Initiatives&Partners代表の安居昭博氏、バイオエレクトロニック・アーティストのAna Laura Cantera氏など、国内外の様々な分野の19名のプロフェッショナルが審査員として参加します。

Ana Laura Cantera
UNITREF University バイオエレクトロニック・アーティスト、研究者、教授

Anita de Wit
ReBlend /Founder

Cecilia Tham
Futurity Studio / フューチャー・シンセシスト & プリンシパル

David Benjamin
The Living / 創業者兼プリンシパル、コロンビア大学大学院建築・計画・保存研究科准教授

Enrique Lomnitz
Isla Urbana / General Director

Guillaume Charny-Brunet
SPACE 10 / 共同創業者 & ストラテジーディレクター

Mariko McTier
一般社団法人Social Innovation Japan / 代表理事・共同創設者 
mymizu / 共同創設者

Mohamed Muse Hassan
Institute of Innovation, Tech, & Entrepreneurship at SIMAD University / ディレクター

Richard Ekkebus
The Landmark Mandarin Oriental, Hong Kong / カリナリーディレクター

Singh Intrachooto, PhD
建築家、カセサート大学准教授、OSISU / デザイン責任者

Willemijn de Iongh
Commonland / ランドスケープ・ファシリテーター

安居昭博
Circular Initiatives& Partners / 代表

加藤佑
ハーチ株式会社 / 代表

南條史生
エヌ・アンド・エー株式会社 / 代表取締役、森美術館 / 特別顧問

竹田達哉
株式会社三井住友フィナンシャルグループ / 企画部サステナビリティ推進室長

Tim Wong
FabCafe Taipei / Loftwork Taiwan Co-founder

Kalaya Kovidvisith
FabCafe Bangkok /Co-founder

Kelsie Stewart
FabCafe / CCO (チーフコミュニティオフィサー)

棚橋 弘季
株式会社ロフトワーク/ 執行役員 兼 イノベーションメーカー

アワード概要

募集対象
私たちの生活、環境、経済に寄与するサーキュラーなアイデア・プロジェクト
募集期間
2021年8月4日(水)正午12時(日本時間)〜2021年10月15日(金)正午12時(日本時間)
応募資格
どなたでも可能。個人、団体、グループなど
応募費用
無料
応募方法
本アワードは、株式会社ロフトワークが運営するAWRD(https://awrd.com)を使⽤して応募を受け付けます。
審査基準
  • 循環型経済を目指す社会、企業の課題に対し、解決策を示しているか?
  • 資源循環だけでなく、環境に対してポジティブな影響を与えられているか?
  • クリエイティブであるか?循環型経済への洞察があるか?
プライズ
19人の審査員が各5プロジェクトを選びます。合計50-100作品が選ばれます。
受賞プロジェクトへの特典
  • Webサイト上でのコメントのフィードバック
  • オンラインイベントでのオープンフィードバック、ディスカッション

スケジュール

応募期間 :2021年8月4日(水) – 10月15 日(金)
審査期間 :2021年10月16日(土) – 10月28日(木)
作品発表 :2021年10月下旬
授賞式:2021年11月

こんな方におすすめ

  • 循環型経済を目指す取り組みを実施している、またはこれから取り組みたいと考えている企業・団体・自治体
  • 循環型経済をデザインするプロジェクト、プロダクトを手掛けるスタートアップ・デザイナー

参加メリット

  • 第一線で活躍する国内外の有識者からのフィードバック
  • 事業計画、サービスのブラッシュアップ、ビジネスマッチング
  • 循環経済を目指す活動を行う、ビジネス、アカデミー、クリエイターネットワークへの参加
  • FabCafe、Loftwork、IDEAS FOR GOOD、Circular Economy Hub、他各種メディアスポンサー媒体への露出によるプロジェクトのPR

イベント開催

サーキュラー・エコノミーの展望と実践者たち(crQlr Meet up ! vol.0)

当アワードの審査員を努めるサーキュラーアワードのリーダーたち、大小さまざまな形でサーキュラー・エコノミーへの先行的な取り組みをしている事業者・スタートアップの方々をゲストに招いて、サーキュラー・エコノミーの動向、事例などを紹介していきます。

 

日時
8月27日(金) 17:00~20:30
場所
@Zoomウェビナー
詳細ページ
https://loftwork.com/jp/event/20210827_crqlr_meetup_vol0

運営について

主催

FabCafe Global
株式会社ロフトワーク

協賛


SMFG(GGP)

メディアスポンサー

IDEAS FOR GOOD
Circular Economy Hub

Powered by

本プレスリリースのお問い合わせ
ロフトワーク広報 pr@loftwork.com

▼広報用画像はこちらからダウンロードいただけます
https://bit.ly/3kIWLxM

Keywords

Next Contents

釧路市、現代に息づくアイヌの世界観を体感する短編映画
『urar suye(ウララ スエ)』を公開