「暮らしをWell-Beingにするマテリアル」をテーマにした
MDIA2022の追加審査員を発表。応募期間延長も決定
「Aesop(イソップ)」アジアCEO フレデリック・セイエが、「Material Driven Innovation Award 2022」の審査員に決定
「Material Driven Innovation Award 2022(MDIA 2022)」は、ロフトワークが運営する、「素材」をテーマとしたクリエイティブプラットフォーム「MTRL(マテリアル)」が主催するアワードです。このたび、MDIAの新たな審査員として、Aesop アジアCEO フレデリック・セイエ氏の参加が決定しました。
「MDIA 2022」は、革新的なマテリアル(素材)や製品、技術を扱うメーカーを対象とした、マテリアルから生まれる新たな意味を探るデザイン賞シリーズです。毎回、世界のトレンドや産業界、生活者のニーズに基づいたテーマを設定し、そのテーマに沿ったデザインアワードを開催します。2022年春のシリーズは、人間の幸福と生活を向上させる「暮らしをWell-Beingにする」をテーマにマテリアルの価値、可能性を探ります。
第一弾の審査員は、渡邊 淳司(NTTコミュニケーション科学基礎研究所 上席特別研究員)、堀内 康広(トランクデザイン株式会社 代表取締役/クリエイティブディレクター/デザイナー)、井高 久美子(インディペンデント・キュレーター)に加え、新たにフレデリック・セイエ氏の参加が決定しました。参加にあたり、フレデリック・セイエ氏にインタビューを実施。「MDIA 2022」ついて彼が寄せたコメントの一部をご紹介します。
真に革新的で有用なものを導入することは、単なるセールスポイントやブランドの競争優位にとどまらず、産業全体の発展に寄与します。今回のMDIA2022では、「ウェルビーイング」という言葉だけを解釈するのではなく、素材の機能的価値、社会への影響、そして全体的なメッセージに注目します。それは環境から始まり、自然や私たちの住む環境を尊重し、それと調和する素材を持つことです。若い才能やすべての産業が、より環境にやさしい素材を見つけ、生み出す手助けをしてくれることを願っています。
フレデリック・セイエ氏インタビュー全文はこちら
応募マテリアルは、審査ののち大賞1点、ファイナリスト3点を選出。日本国内のFabCafeでプロモーション展示されるほか、アイデアワークショップなどを開催いたします。詳細は以下URLよりご覧いただけます。
また、すでに多数のご応募をいただいておりますが、ご好評につき応募締め切りを3月7日(月)まで延長いたします。
Material Driven Innovation Award 2022: https://awrd.com/award/mdia-001
Material Driven Innovation Award 2022 エントリー概要
テーマ:「人の暮らしをWell-Beingにするマテリアル」
応募期間:2022年1月25日(火) – 3月7日(月)12:00(日本時間正午)期間延長しました
URL:https://awrd.com/award/mdia-001
提出物
- マテリアルの利用シーンがわかる画像 … 1枚
- マテリアルの素材や製品のみの画像 … 1〜3枚
- タイトル,説明文などの各種テキスト
審査基準
このアワードでは、材料やそれに紐づく技術開発を行う企業はもちろん、クリエイター、デザイナー、学生からの応募も歓迎します。テーマに沿ったマテリアルの可能性を評価します。応募の際には、素材の名称、特性、製造工程などの情報が必要となります。
機能: 素材の持つ可能性(ファンクション)
その素材の機能が、使用される製品にどのような新しい価値をもたらすのか。異素材や異業種とのコラボレーションなど、多様な可能性を秘めているか。
意味: 豊かさに貢献していること(人間や地球環境にといって、よいこと)
その素材がどのように豊かさに貢献しているのか(=人間や地球環境にとって良いものであること)。素材そのものが社会にどのような影響を与え、その素材を使うことで社会がどのように変わるのか?
物語: ストーリーが一貫していること(長期的な価値)
この素材が伝えたい全体的なメッセージは何か、そしてどんなストーリーを通して伝えたいのか。短期的な価値ではなく、長期的にどのような価値を生み出すことができるのか。質の高い特性を持った素材か、素晴らしいストーリーを持った製造プロセスの素材か。
募集対象(こんな方におすすめ)
・材料やそれに関連した技術開発を行う企業
・素材に興味のあるクリエイター、デザイナー、アーティスト、学生
スケジュール
応募期間 … 2022年1月25日(火) – 3月7日(月)12:00(日本時間正午)期間延長
審査期間 … 2022年3月10日-3月20日
結果発表 … 2022年3月下旬
受賞イベント … 2022年4月上旬(予定)
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