株式会社ロフトワーク(本社:東京都渋谷区 代表取締役社長:諏訪光洋)は、株式会社ケーブルメディアワイワイ(本社:宮崎県延岡市 代表取締役社長:末次 稔)が主催する、映像クリエイターを対象としたレジデンス・プログラム「Connect & Create NOBEOKA」(以下、コネクリ延岡)の運営サポートを行なっています。公募により宮崎県内外から選出したクリエイター12組が決定し、12月16日(土)からレジデンスプログラムを開始します。2024年1月27日(土)には、プログラムに参加したクリエイターの映像作品を公開する「Connect & Create NOBEOKA Movie Festival」を延岡市で開催します。

コネクリ延岡について

「コネクリ延岡」は、延岡市を映像エンターテイメントの街として盛り上げるべく、公募により宮崎県内外からクリエイターを選出。クリエイターが最長1ヶ月半に渡り、延岡市に滞在しながら映像制作を行うレジデンス・プログラムです。延岡市内のさまざまな場所をロケ地として活用し、市民もキャストとして出演協力するなど、市民、クリエイターが共に地域の魅力を発掘すべく挑戦します。エンタメが不足する地方都市の若者離れの課題解決や関係人口の増加につながることを目指しています。

レジデンス・プログラムの採択クリエイターが決定

公募により集まった宮崎県内外のクリエイター12組が決定し、12月16日(土)からレジデンスプログラムを開始します。12月16日(土)と17日(日)にはプログラムのメンターとして、映画『カメラを止めるな!』で知られる上田慎一郎監督が延岡市に滞在し、フィールドワークや、脚本作成におけるワークショップを実施します。上田氏が監督した縦型映画『レンタル部下』は、第76回カンヌ国際映画祭の「TikTokショートフィルムコンペティション」でグランプリを受賞しました。本プログラムのメンターとして、縦型動画の作品制作における視点を示唆いただく予定です。

参加クリエイターは、20代〜60代と幅広い年代が集まり、それぞれの視点を生かして最長1ヶ月半に渡り地域の魅力を発掘します。制作期間中は、YouTubeクリエイターの「劇団スカッシュ」もゲストクリエイターとして延岡市に滞在し、選出されたクリエイターと共に、地域を探索します。延岡市民と交流しながらアイデアを練り、ケーブルメディアワイワイが運営する「waiwai PLAY LAB」で動画制作に必要な最新機材を利用することができます。

採択クリエイター12組(※五十音順)

門田樹・菊地翼・Kish. / WORLDs of WORLDs.・桑原駿平・こねくりプロジェクトA・近藤唯一・十川雅司・曽田幸一郎・西井舞・NishiJunnosuke・古谷拓海・みんばすドラマ

クリエイター紹介

門田樹

お笑いコンビエーデルワイスとして「笑っていいとも」「爆笑レッドカーペット」などに出演。2021年から映画監督芸人というヘンテコな肩書きで活動しています。ミュージックビデオ・ショートフィルム・You Tube番組などを多数製作。漫才と短編映画とコントとMVを作ってます。

菊地翼

1990年、福島県二本松市生まれ、山形市在住。大学中退後、コミュニティFMに勤務。以後、フリーランスに。映像制作を中心に岩壁音楽祭、茶文化コミュニティ「茶酔」、共同アトリエ「機微荘」の運営などを行う。

Kish. / WORLDs of WORLDs.

ボカロ系の創作を行うクリエイター6人組。
メンバー:ボカロと歌うボカロP – Kish.、ボカロD – A2clip、イラストレーター・ボカロP – yannnns3、映像師 – Tomopilo、映像師 – Sasayama、アニメーター – つるちゃんぬ

桑原駿平

1990年生まれ、渋谷と瀬戸内を拠点に活動中。趣味はビックバンドジャズと柔術。イベンター、ミュージシャン、広告営業職などを経て、6年ほど前に上司と共に広告制作会社を始めました。最近は瀬戸内のアイドル「STU48」のプロモーションがライフワーク。

こねくりプロジェクトA

宮崎県内在住の市民で結成された7人組のプロジェクトチーム。新しいこと、ワクワクすることにチャレンジすることが大好きな人たちが集まりました。他のクリエイターの方々との共創作業、楽しみにしています。

近藤唯一

1998年 兵庫県生まれ。日本写真映像専門学校を卒業後、上京し広告制作会社で撮影アシスタントをしたのち個人で活動。受賞実績 日本広告写真家協会賞写真作品部門 「TIME」「おんがく」入選 等。

十川雅司

徳島県出身。映画やドラマの助監督を務めながら自主映画の制作・監督をしています。役者仲間と突然集まって10分前後の即興芝居を撮影する、草野球ならぬ『草映画』という活動もしております。

曽田幸一郎

宮崎県生まれ。九州造形短期大学写真科卒業後、東京ビジュアルアーツ映像コースに進学。卒業後、宮崎に戻り「簡単映画社」を創設。現在メンバー1人。地元の劇団に客演などしながらひっそり活動中。

西井舞

2013年 多摩美術大学 美術学部 情報デザイン学科 メディア芸術コース卒。同年、電通クリエーティブX企画演出部入社、2022年10月よりフリーランスへ(kosei所属)。ACC CM FESTIVAL フィルム部門ブロンズ/福岡広告協会賞 TVCM15秒部門 銀賞/BOVA 審査員特別賞など。

NishiJunnosuke

1993年生まれ、鹿児島県出身。京都造形芸術大学(現:京都芸術大学)映画学卒業。現在は京都を拠点に振付家、映像作家として活動。2023年山形県大石田AIRレジデンスアーティスト。一般社団法人namstropsメンバー。

古谷拓海

2001年生まれ、神奈川県座間市出身。趣味は旅行とサウナと読書。大学では社会学を学びながら旅行とサウナに行き、一年ほどSaaSのインサイドセールスをして、今は映像制作を学んでいるような22歳です。

みんばすドラマ

2023年9月に始まったショートドラマプロジェクトで、InstagramとTikTokでサスペンスやコメディのショートドラマを公開しています。毎週土曜日に投稿。

ゲストクリエイター

「劇団スカッシュ」と「伊吹とよへ」2つのチャンネルが立ち上げた、奇妙な日常を描くショートドラマチャンネル「いぶよへスカッシュ」。不思議な世界を体験してください。

Connect & Create NOBEOKA Movie Festival 開催概要

クリエイターらが制作した映像を市民にお披露目する場として、延岡市のケーブルメディアワイワイが運営する動画を軸にしたエデュテインメント施設「waiwai PLAY LAB」にて1月27日(土) に映像祭を開催します。レジデンス・プログラムのメンターである上田監督を審査員に招き、作品の中からグランプリを選出。作品の講評を通して「エンタメのまち延岡」を発信します。当日は、延岡市民による飲食ブースの出展やクリエイターの作品出展などを予定しています。

グランプリを受賞した作品は、ケーブルメディアワイワイでの放映権を獲得する他、国内外の映像祭へのエントリーも検討しています。また、受賞クリエイターには、ケーブルメディアワイワイと共同で受賞作品をブラッシュアップするための映像制作支援金が贈呈されます。

日時:2024年1月27日(土) 12:00〜19:00(予定)
会場:waiwai PLAY LAB(〒882-0053 宮崎県延岡市幸町3丁目101 延岡駅西口街区ビル1F)
入場・観覧:無料 ※オンライン配信あり
映像祭審査員:上田慎一郎(映画監督)
参加クリエイター:門田樹・菊地翼・Kish. / WORLDs of WORLDs.・桑原駿平・こねくりプロジェクトA・近藤唯一・十川雅司・曽田幸一郎・西井舞・NishiJunnosuke・古谷拓海・みんばすドラマ
ゲストクリエイター:劇団スカッシュ

参加の申し込み方法やプログラム詳細は、公式SNSをご覧ください。

プログラムメンター/映像祭審査員

上田 慎一郎(映画監督)

1984年、滋賀県出身。中学生の頃から自主映画を撮りはじめ、高校卒業後も独学で映画を学ぶ。2009年、映画製作団体を結成。『お米とおっぱい。』『恋する小説家』『テイク8』など10本以上を監督し、国内外の映画祭で20のグランプリを含む46冠を獲得。2018年、初の劇場用長編『カメラを止めるな!』が2館から350館へ拡大する異例の大ヒットを記録。三人共同監督作の『イソップの思うツボ』が2019年8月に公開、そして劇場用長編第二弾となる『スペシャルアクターズ』が同年10月に公開。2019年1月、映画の企画・制作を行う株式会社PANPOCOPINA(パンポコピーナ)を設立。2020年5月、コロナ禍を受け、監督・スタッフ・キャストが対面せず“完全リモート”で制作する作品『カメラを止めるな!リモート大作戦!』をYouTubeにて無料公開。2021年『100日間生きたワニ』『DIVOC-12』、2022年『ポプラン』が劇場公開。2023年縦型短編監督作「レンタル部下」がTikTokと第76回カンヌ国際映画祭による「TikTokShortFilm コンペティション」にてグランプリを受賞し話題に。

主催

株式会社ケーブルメディアワイワイ

ケーブルメディアワイワイについて

『Connect & Create NOBEOKA』の主催は、『waiwai PLAY LAB』を運営するケーブルメディアワイワイ。延岡市・日向市を中心に宮崎県北をエリアとする、ケーブルテレビ局。ケーブルテレビ、ケーブルインターネット、固定電話、電力などのサービスや地域の情報を提供しています。実は宮崎県には民放テレビが2局しかないこともあり、多くのご家庭でケーブルテレビをご利用いただいています。クリエイターの皆さんと、延岡の街から生まれる作品に出会えることを楽しみにしています。

waiwai PLAY LABについて

waiwai PLAY LABは、“動画エンターテインメントを拡張するTechnology×Movieラボスペース“をコンセプトに、 動画制作をメインに「Technology」「Entertainment」「Education」の要素を取り入れ、 先端テクノロジーや動画エンターテインメントで遊べる・学べる・発信・交流できる機会を提供するオープンスペースです。

お問い合わせ: コネクリ延岡 事務局(担当:伊達)
connect_and_create_nobeoka@loftwork.com

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昨年度滞在制作作品が多数の映画祭で入賞。
延岡発、縦型ショートムービーに特化した映像祭の第2回を開催!