実践企業を訪れ、対話し、五感でデザインの価値を学ぶ
デザイン経営 スタディツアー#1 『福永紙工』

技術だけでは差別化が難しくなった企業の価値について、“デザイン”を経営の資産と捉え、活用することで、ブランド構築とイノベーションを推進していく経営手法『デザイン経営』は企業の存在価値を改めて定義し、目指す姿を実現していく手法としても力を発揮します。

しかしデザイン経営の実践においては、確立された手順や、成功法があるわけではありません。そこで、参考にしたいのがすでにデザイン経営・パーパス経営を実践する企業の先行事例です。

本ツアーは、経営者による取り組み紹介、オフィスや工場などの現場見学を実施。「生の声を聞く」「現場を見る」といった行為を通じ、一次情報に触れながらデザイン経営を五感で学ぶことで、これからの企業変革への実践のヒントを掴むきっかけをつくります。さらには、経営者、参加者の皆さんとのディスカッションを通じ、互いに学び合う関係づくりの場として活用してください。

• 事例、取り組み紹介
• 経営者の方々とのディスカッション
• オフィスや工場などの現場見学

• 持続可能性や地域貢献を視野に入れながら、未来に向けた事業づくり・組織づくり・ブランディングを推進したい経営者の方々が、先行して実践している企業の視察を通じて「生きた学び」を得ること。

• 参加者同士のディスカッションを通じて、その学びをいかに実践に落とし込めるかのアイデアを創発することで、事業や組織の変革に向けた具体的なアクションのきっかけを生み出すこと。

• ツアーをきっかけに、これから持続可能な社会につながる事業・組織づくりを目指している企業の経営者どうしがともに学び合い、実践を後押しできるようなつながりを生み出すこと。

第一回目の訪問先は福永紙工株式会社。東京都立川市で1963年に創業。同社は、2006年に発足した紙の可能性を追求するプロジェクト『かみの工作所』を皮切りに、デザイナーとの共同制作でオリジナル製品の企画・開発・販売をスタート。印刷・加工の枠組みにとどまらない取り組みが広告塔となり、現在では多くのTOP企業とのコラボレーションが生まれています。

2022年度には、デザイナーズコミューンNEW incと共同で始めた、「新しい箱」を開発していくプロジェクト「UNBOX」（アンボックス）がグッドデザイン賞を受賞するなどさらなる展開が広がっています。NEW incを主催する山田十維氏は、山田社長の息子でもあります。

本ツアーでは、福永紙工の工場見学、立川駅にオープンした「SUPER PAPER MARKET」の見学に加え、山田明良氏、山田十維氏とのディスカッションの場を設けております。

福永紙工は、東京都立川市で1963年に創立。打抜き加工や貼り加工、レーザーカット加工など紙の構造設計や特殊加工を得意とし、多くの実績を積み重ねてきました。
多彩な商品はどこから生まれるのか、本社・工場を見学いただきます。

立川の複合施設GREEN SPRINGS内にオープンした、「紙」をテーマにライフスタイルを彩るマーケット「SUPER PAPER MARKET」(スーパーペーパーマーケット)。紙にまつわる特殊な製造技術をもった世界中のメーカーや企業のオリジナル製品を展開する”WORLD PAPER PRODUCTS”を中心に、福永紙工のオリジナル製品全ラインナップが揃うコーナーや、紙にまつわる書籍など、紙と紙に関わる作り手の技術を伝えるミュージアムのような場を提供しています。

13:30

集合
集合場所：福永紙工ショールームスペース
住所：東京都立川市錦町6-10-4

13:35-14:15

ツアープログラム紹介
・ツアー趣旨について
・プレゼンテーション | 福永紙工の活動紹介

14:15-14:55

工場見学
福永紙工の本社・工場・ショールームを見学します。

14:55-15:25

移動
タクシーにて、立川駅まで移動します。

15:25-15:55

「SUPER PAPER MARKET」見学

15:55-16:00

移動
徒歩でTOKYO創業ステーションTAMAに移動します。
住所：東京都立川市緑町3-1 GREEN SPRINGS E2 3階

15:55-17:30

クロストーク＆ディスカッション

17:00

終了・解散