みなさんこんにちは、ロフトワークPR尾方です。まだまだ落ち着かない新型コロナウィルス感染拡大。ぱあっと出かけたい季節になりつつありますが、そうも行かない今日この頃ですね。三密を避けて過ごすにはどうしたらいいだろう。出かけることすら憚れるような気もするし。どう過ごすか頭を悩ます日々が続いています。

気持ちが滅入りそうにもなりますが、制約は発明の母!こんなときだからこそ、どう楽しく過ごせるかをクリエイティブに考えてみるという気持ちが大切。ロフトワーク内でシェアされた今の日常を楽しむためのアイディアを尾方の独断でセレクトしてご紹介します。

今の時期を少しでも楽しく、クリエイティブに過ごせるヒントになれば幸いです。

灯台下暗し!?自分の住む街の再発見を楽しむ

過ごし方について聞いてみる中で多かったのが、改めて探してみると自分の住む街のまわりに楽しめる場所が色々あるということ。特に自然を楽しめる場所の共有が多かったのですが、おすすめされたスポットをいくつかご紹介します。

若洲海浜公園 & 江東区立若洲公園

のんびり過ごすことはもちろん、バーベキューや宿泊のキャンプだけでなく、道具が全部レンタルできて手ぶらで海釣りもできちゃうそうです。
東京ゲートブリッジ散歩もおすすめ。公園から見える東京ゲートブリッジは、歩道がありお散歩ができるそう。(季節によって通れる時間が異なるので事前に調べていくのが大切とのこと)。天気が良い日には富士山も見えるそうです!

公園詳細:http://www.tptc.co.jp/park/03_07

青海南ふ頭公園

先日息子さんと一緒に出かけて、大きなザリガニとカエルを捕まえた!と教えてくれたロフトワーカーも。最近息子さんが自転車に乗れるようになり、今まで行けなかった場所にも一緒に出かける機会が増えてそうです。

大都会東京の中でも、ザリガニやカエルを捕まえられる公園があるのか!とビックリしました。こんな過ごし方出来たらいいなを自分の住む街で出来ないか、改めて模索してみるのと新しい発見が生まれそうです。

公園詳細:http://www.tptc.co.jp/park/01_09

普段だと自分の身近なところをじっくり見つめ直すというのはなかなか時間を取れないもの。
この機会に、三密を避けつつ、自分の住む街の面白さを発見しに出かけるのも楽しそうですね!

今だからこそできる美術館巡りをたのしむ!

他にどんな過ごし方をしているか取材してみると、美術館がおすすめ!という声も。普段は人がたくさんいてゆっくり作品を楽しむことができないけど、入場人数の制限を各美術館が実施していて、三密を避け、ゆっくりじっくり作品を観ることができる状況に。芸術にゆったりどっぷり浸かってみるのも今だからこそできるクリエイティブな過ごし方のひとつですね!

ロフトワーカーに聞いた観に行ってよかった&観に行きたい展示をいくつかご紹介します。

東京都現代美術館「オラファー・エリアソン ときに川は橋となる」

東京都現代美術館公式サイトより

すでに行かれた方も多いかもしれませんが、複数のロフトワーカーがおすすめしてくれくれたのが東京都現代美術館で開催されている「オラファー・エリアソン ときに川は橋となる」

環境問題に関して問題提起をしている作品たち。美しさに感動しながらも、観る側に考える余白が残されていて、作品を通じてさまざまなことを考えさせらる展示だそう。

最近の大雨や梅雨の長引きは、環境問題について考えさせられる出来事でもあるなと思います。環境問題へ芸術としてどうアプローチしているのかとても気になる。私自身もまだ観に行けてないので、ぜひ行ってみたいと思います!

「オラファー・エリアソン ときに川は橋となる」
会期:2020年6月9日(火)〜9月27日(日)
会場:東京都現代美術館 企画展示室 地下2F
詳細:https://www.mot-art-museum.jp/exhibitions/olafur-eliasson/

そのほか観にいきたい!とあがっていた展示会の一部もご紹介

Daniel Arsham × Poké mon

ダニエル・アーシャム (Daniel Arsham)とポケモンによる展覧会「 レリックス オブ カントー スルー タイム Relics of Kanto Through Time 」。

Daniel Arsham × Poké mon
会期:2020年8月1日(土)〜8月16日(日)
会場:渋谷PARCO 4F PARCO MUSEUM TOKYO

ロンドン・ナショナル・ギャラリー展

英国が誇る世界屈指の美の殿堂、ロンドン・ナショナル・ギャラリー。200年の歴史で初めて、館外で大規模な所蔵作品展を開催。61作品、すべて初来日。

ロンドン・ナショナル・ギャラリー展
▼東京展:
会期:2020年6月18日(木)〜10月18日(日)
会場:国立西洋美術館
▼大阪展
会期:2020年11月3日(火・祝)〜2021年1月31日(日)
会場:国立国際美術館(大阪・中之島)

TDC 2020 ギンザ・グラフィック・ギャラリー第379回企画展

タイポグラフィを中心とした国際的なデザインコンペティション東京TDC賞。今年で30回目を迎えた東京TDC賞2020における受賞12作品とノミネート作品を中心に、タイポグラフィを軸にしたグラフィックデザインの優秀作品150点あまりを展覧。

TDC 2020
会期:2020年06月22日(月)~08月29日(土)
会場:ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg) 

ひきつづきオンラインで楽しむ!

コロナ禍で一気に増えたオンラインコンテンツ。
ロフトワーカーにヒアリングする中でぜひやってみたい!と思ったものや、ロフトワークで提供しているものもご紹介します。

Googleマップでオンライン街散策

Googleマップのストリートビューを使ってメンバー同士の実家まわりを散策してみた!というロフトワーカーもいました。それは面白い!と私もさっそく実践。先日ニュースでも紹介した世界11拠目としてオープンしたFabCafe kuala lumpurをGoogleマップのストリートビューで覗きに行ってみました。

この機会に行ってみたかった街の下見をストリートビューで!なんていうのも出来ちゃいますね。オンライン里帰り、オンライン旅行、オンライン散歩。色々楽しめそうです。

オンラインで国内外ツアー

Googleマップを使って国内外を散策してみるのも良いですが、企画されてるオンラインツアーに参加してみる!というのも今だからこそできる体験。

ロフトワーク内でシェアされたおすすめを2つご紹介します。

1つ目は、「日本中の素敵な人に出会う旅」を企画提供する「あうたび」さんの企画。その土地の食べ物が自宅に届き、それらを食しながら参加者や現地の人とコミュニケーションが取れるツアーが色々あるそうです!国内だけでなく、スリランカやペルーなど海外のツアーも企画されています。

2つ目は、私が先日参加したイベントなのですがWhy Kumanoさんが実施している「オンライン宿泊」。

写真:丸山由起(Why Kumano公式Facebookページより)
わたくし尾方が参加した時の1枚

オンライン宿泊ってどんな体験なんだろうと参加してみたらオンラインでのこんなに楽しめるのか!と驚きの連続でした。4月からスタートさせたこの企画、3ヶ月100%稼働達成だそうです。人気なのも納得。

この状況だからこそ生まれた体験。どちらもオンライン体験のコンテンツ設計の大いに参考になる企画だとも思います。ぜひ気になる方はチェックしてみてくださいね。

ロフトワークまわりのコンテンツもご紹介

最後に、ロフトワークが企画しているイベントや、ロフトワーカー自身がプライベートで活動している取り組みもご紹介します!

オンラインで自由研究も出来る!夏休み企画 “クエスチョンハンティング”

こどもたちが好奇心を起点に、モノゴトを探究していくことを支援するプラットフォーム「つくばSTEAMコンパス」(ロフトワーク・FabCafeが企画運営を担当)が夏休み企画 “クエスチョンハンティング” を開催。身の回りの「なんでだろう」をつくばの研究者と一緒にハンティング。

つくば市が主催ではありますが、オンライン開催なので全国どこからでも参加が可能です!夏休みの自由研究としても活用できるこの企画。ぜひ覗いてみてください。

▼詳細はこちら
クエスチョンハンティング−つくばこどもクエスチョンオンライン−
https://tsukuba-steam.com/events/tsukubakodomoquestion_2020_online/

デザインワークショップ「デザインのとびら」

ロフトワークのディレクター東郷りんがプラベートプロジェクトとして活動を続けている「デザインのとびら」。子どもたちにデザインの考え方やものの見方を知ってもらうため、課題発見・解決型のデザインワークショップや自然観察フィールドワークショップを運営しています。8月もさまざまなプログラムを開催するようです。お子さんとの夏の思い出の一つに、ぜひこちらもチェック!

【親子向け/オンライン】新しい妖怪をデザインしてみる!?妖怪デザインのとびら

日時:2020年8月8日(土)【妖怪の日】
9:30 – 12:15 (9:15から入室可能)
参加費:親子ペア1組チケット:1,800円 
 定員:親子8組

詳細/申込:https://youkai-designdoor.peatix.com/

日 時:2020年8月16日(日) 13:00~16:00
もしくは 2020年8月23日(日) 13:00~16:00
参加費:3,000円(税込)
※親子ペア1組の料金です
詳細/申込:https://design-no-tobira-816.peatix.com/

いかがでしたでしょうか。最近のニュースを見ていると、コロナ禍が落ち着くのは、だいぶ先になりそうですね。少しでも日常を、そして8月にくる夏休みを楽しく過ごすヒントになれば嬉しいです。

梅雨もそろそろ明けそうですね。夏本番も間近!暑さも本格的になってきます。体調にも気をつけて、今年の夏を楽しくクリエイティブに乗り越えていきましょう!

尾方 里優

Author尾方 里優(Public Relations)

福岡生まれ福岡育ち。九州大学芸術工学部卒業。人との出会いで人生が大きく変化した原体験から、人の可能性を広げる環境づくりに興味を持つ。大学卒業後、新卒採用支援の会社を立ち上げるも挫折。0からビジネスを学び直そうと、株式会社ゲイトに参画。事業立ち上げや、既存ビジネスの構造改革に取り組む。事業に携わる中、人の可能性をより引き出し、楽しく豊かな事業を作り出していくにはクリエイティブの力が必要だと感じ、ロフトワークに参加。未来教育デザインConfeitoのPRとしても活動中。趣味は読書と旅行とお酒。

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昨年度滞在制作作品が多数の映画祭で入賞。
延岡発、縦型ショートムービーに特化した映像祭の第2回を開催!