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Aru Sustainable Study Tour 2025
『淀川流域百年の計を考える―100年から1000年へ、人と流域の共構築―』

Aru Sustainable Study Tourにお申し込みありがとうございます。ツアーの詳細をご案内いたします。

About

Aru Sustainable Study Tourとは

未来への価値や視点はこれからどのように変化していくのか?
都市のあり方はどのように変わっていくべきなのか?
そのための問いをどのように醸成していくのか?
当たり前になっていたものの見かたを問い直しながら、
新たな可能性への水脈を導き出していく。

Aru Societyは、100年後からそれ以上先の未来に向けて、『共に在る社会』について考えるプロジェクトです。その過程をより具体的に進めていくために、暮らし・産業・文化・都市などの根底に流れる「土地や地域とその歴史に根ざした自然観・社会観」の文脈を歴史的に紐解き、理解して、未来につなげていくことを何よりも大切にしています。変わらない/変えてはならない本質的価値は何か? まずはそれを見定めることを目指し、見いだされた本質的価値を基盤として、未来に向けて私たちが変わるべき部分の道筋を見いだしていくことを重視しています。そのとき、人間が自然や土地を資源として搾取的に利用することが増えていた近現代のあり方は見直され、100年からそれ以上、たとえば1000年ほどの長いタイムラインから、それぞれの地域の、人と自然の持続的な相互作用の関係を学び、そしてこれからはよりよい土地と自然を人の営みが造り出していく、ということを考える必要があるのではないでしょうか。それは、過去・現在・未来の時間と、「人を含む自然」を、私たちがより活き活きと元気づけられる、そのような“未来への水脈”を、共に考え、創造していくことでもあります。今回のプロジェクトでは、人の暮らしや都市の歴史が長く紡がれてきた淀川流域を起点に、それを考え始めたいのです。

ここで産業側の視点に立つと、世界情勢や地球環境問題がより混沌を極めていくなかで、社会的価値の創出と経済的価値の創出をいかに結びつけ、またそれをいかに次の時代や世代へと受け渡していくことができるのかや、企業の価値を持続的に発展させていくことの意義、そのために企業という法人はどうあるべきか、どう生きるべきかなど、いま、企業そのもののや、産業全体のありようが非常に問われている時代です。そして、企業や各産業の存在意義や今後の指針を導き出すためには、先人たちがいかに環境的・社会的逆境を経験し、またそのことと折り合いながら、持続可能な社会との関係や産業のありようを連綿と生み出し続けてきたかを、「土地や地域とその歴史に根ざした自然観・社会観」を基盤におきながら眺めなおすと共に、われわれに全てを与えてくれる土地や地域という原点に立ち還って考えることにこそ、大きなヒントがあるように思うのです。

私たちは、その方法論の一つとして、Aru Sustainable Study Tour を2024年より実施しています。

昨年度実施した京都嵯峨野地域と天王山でのツアーを、本年は、土地、地域、歴史、暮らし、産業、文化、都市などを相互につなぐ観点にもとづく事前リサーチやスタディを含めて、よりパワーアップした形で、Aru Sustainable Study Tour シリーズ 2025『淀川流域百年の計を考える』と題してお届けします。また、このシリーズは今後、100年から1000年へ、人と流域の共構築—」というビジョンのもとに続けていく予定です。「共構築」とは、人と自然が互いに互いをつくりあい、相互作用を及ぼしながら、双方がより望ましい状態になることをイメージしたことばです。

Research & Study「淀川流域百年の計を考える」―100年から1000年へ、人と流域の共構築― 「百年」というタイムスパンとは何か?川にとっての百年と人によっての百年の違いと接点を結びつける、4つのスコープ。

  1. 淀川三川合流地点を起点に、淀川及びその流域とは何かをリサーチし、把握する。
  2. 地球規模の社会課題解決や、持続可能な都市・地域・産業のあり方を考える前提を学ぶ。
  3. この地に誕生して百年になる山崎蒸溜所をもつサントリーの、「水と生きる」天然水の森活動の背景にあるCSV経営について把握する。
  4. 「共に在る」CSV経営と、ビジネスエコシステムの関係性について学ぶ。

プログラムの詳細は以下PDFにてご覧いただけます。

当日のご案内

集合・解散について

※宿泊について:各自でご手配ください。ハイシーズンとなりますので、早めの確保をお勧めします。
※新幹線京都駅を経由しお越しいただく場合で、トランク等大きなお荷物をお持ちの方はJR京都駅荷物サービス(https://kyoto.handsfree-japan.com/)等をご利用されると便利です。

服装・持ち物について

  • 受付時、名刺を1枚ご準備ください。
  •  ツアーでは山歩きや外でのアクティビティを多くご用意しています。
    • スニーカー等、歩きやすい靴でお越しください。
    • お荷物はなるべく少量でお越しください。
    • 山頂は気温が下がります。寒さをしのげる上着等をご持参ください。

お支払いについて

  • ツアー費用につきましては、後日ご請求書をお送りいたします。
    • 11月末〆、12月末日払いのスケジュールとなります。
  • オンラインにてカード決済ご希望の方には、決済用リンクをお送りします。

食物アレルギーについて

食材などのアレルギーをお持ちの方は事前にお知らせください。

Map

DAY1

「100年から、1000年へ」京都北嵯峨1200年続く田園風景

topics:田園風景、土壌、テロワール、稲作、茶会、花立て

「稲穂たなびく水田とその山裾の竹林が広がる風景」。ランドスケープデザイナー増永滋生さんと共に北嵯峨の風景や生物多様性を再生させる活動を地域や企業と共に実施再生された田園風景を巡り、参加者と共に茶会のひとときを味わう。1200年続く北嵯峨の田園地帯を中心にスタディツアーを行い、ツアーのために特別に仕立てられた空間にて茶会とラウンドテーブル形式によるディスカッションを行います。

淀川流域の上流部のひとつである桂川流域に位置する北嵯峨エリアは、「稲穂たなびく水田とその山裾の竹林が広がる風景」として、京都市自然景観保全地区に指定されている。景観そのものが京都の重要な文化的価値であるが、京都市がそれを定めた重要エリアのひとつである。文化的な景観は自然と人の長い相互作用の時間と営みによって形成されたもので、また、その維持や持続のためには人による手入れが欠かせない。北嵯峨では、地域や企業とも連携した持続可能な自然の再生の仕組みを作ることが必要だという考えのもと、ランドスケープデザイナーの増永滋生さん(アドプランツコーポレーション)が中心となり、多様な活動が行われている。このエリアでの農業の始まりは、1200年ほど前に秦氏が保津川沿いに堤防をつくって川の氾濫を抑え、かつ水を利用しながら土地を耕したことにあり、それから水田地帯が広がったといわれる。しかし、現在では一次産業の衰退から竹林・水田が放置されて荒廃した環境となり、景観や生物多様性はともに劣化し、地域の自然環境や文化的価値も低下している。これに対して、嵯峨地域農場づくり協議会などの事務局も務める増永氏は、水田・竹林・アカマツ林が広がる“京都・嵯峨野”の重層的な環境を次世代につなぐため、森づくり活動や「古今嵯峨米」という有機の米作りなどを通じて、嵯峨野の景観や生物多様性を再生させる活動を地域や企業と共に実施している。なお、北嵯峨の景観は京都の郊外に共通するものでもある。同地での取り組みのプロセスや背景を紐解きながら、無理のない持続性の根幹を支える営みとは何かを、ミクロ/マクロ双方の視点から把握する。

増永 滋生

案内人増永 滋生(株式会社アドプランツコーポレーション 代表取締役)

大学卒業後、出版社で環境分野の担当で勤務後、自然環境保全会社で調査計画に10年以上携わったのちに、2011年に株式会社アドプランツコーポレーションを設立。
里地では人が育たなければ森が育たないという考えから、地域づくりを伴走支援する組織として、特定非営利活動法人ひとともりデザイン研究所を2015年に設立。
森が育つまで長い年月が掛かる中で、市民や企業等と様々な連携の手法を探りながら、株式会社、NPO法人の両車輪で、環境を守るための調査研究や地域づくり活動を行っている。
近年では、自然再生の過程で発生した間伐材や副産物を活用した6次化商品を開発し、販売した収益を地域の自然再生活動の資金として活用するなど、循環的な活動展開を幅広く行っている。

杉 謙太郎

花立て杉 謙太郎(花人)

花人。福岡県生まれ。
室町時代に始まった古典花道といわれる「いけばな」を軸に、国内外問わず花会を開催。花会では特に様々な視点と角度から、花の内面世界を詠みあげていく。種子や花の液体、あるいは花の亡骸までも生けるという行いは、いけばなの範疇を破り、余情表現を追求している。土の作品制作をはじめとして、江之浦測候所、多摩美術大学、東京画廊、東大寺などで作品を発表し続けている。
https://linktr.ee/kentarosugi

MONTO TABLE

MONTO TABLE(-山とつながる食卓-)

MONTO TABLEは阪急六甲のお店です。 MONTO TABLE -山とつながる食卓-
MONTOはエスペラント語(=地球語)で「山」という意味です。自然のめぐりの源である山と、人とつながることを大切に。さまざまなスタイルで食卓を彩っていきたいと思っています。「食べるは生きる ともに食べるは喜び」 テーブルを囲む人たちが優しい笑顔になり 心も身体も満たされ元気になる 様々なシーンでそんなテーブルを彩りたいと 食にまつわるお店として活動をしています。 作り手の想いの詰まった物語のある食材を 料理と共にお届けしたいと思っています。

福田 拓未

お茶福田 拓未(FabCafe Osaka カフェマネージャー)

石川県出身、大阪在住。高校を卒業後、京都のフレンチレストランにて、調理師としての経験・感性を学ぶと共に、ノンアルコールをベースとしたドリンク作りを担当。以降、ソフトドリンクの制作に目覚め、アルコールを飲まずとも満足できる体験の創出を目指して現場での経験を積む。2025年1月にFabCafe Osakaカフェマネージャーとしてロフトワークに入社。“Fab”という思想を取り込んだ新しい食体験の創出と提供を目指している。

Profile

Day2

「人と流域の共構築」サントリー山崎蒸溜所、天王山の森と水

topics:森、土壌再生、水、ウイスキー、淀川三川合流地点

「自然がなければ人間は何もできない」。100年に渡り、サントリーに受け継がれてきたスピリットは、天然水の森の活動にどのように受け継がれているのか。サントリーホールディングス、サントリーパブリシティの案内によって、サステナビリティの本質とその価値の源泉を辿る。

この地に誕生して百年になる山崎蒸溜所をもつ
サントリー「水と生きる」天然水の森活動の背景にあるCSV経営について把握する。 

価値とは時間をかけて積み上げられるものであり、そのプロセスにこそ、人が自然の恵みを基盤に育む「文化」の重要な価値がある。「自然がなければ人間は何もできない」。サントリーでは、創業者・鳥井信治郎氏の101年前の意志を今に受け継ぎ、ウイスキーづくりは人間と自然の共生という社会をつくる事業でもあると捉えている。自然と人が共に生きる営みとして、「サントリー天然水の森」の活動について、なぜこのような活動をするに至ったかという活動の経緯やその内容について、これまで20年以上に渡る森の保全、土壌再生、放置竹林の整備等、水を育むための活動やプロセス、その背景にある概念・体系や独自の指標について、どのように形成しているのか事前レクチャーと合わせて把握する。サントリー独自のCSV経営の活動と、「ウイスキーと真善美〜自然界が秘めた香味を解き放つ美味の探求」というサントリーの哲学が同社の企業文化にどのように影響しているのかと、森を維持する活動から製品づくりに至るまで、人間と自然がどのように関わりあい、自社の経営と製品づくりを支えてきたのか、様々な取り組みの背景を丁寧に取材し、古くからサステナビリティの本質を追求してきたサントリーの企業姿勢に迫る。

サントリー山崎蒸溜所における注意事項について

  • 蒸溜所限定のウイスキーは購入いただけますが、一部ご購入いただけないウイスキーがございます。(例:山崎ノンエイジ750mlなど)
  • 山崎蒸溜所では、静止画撮影は可能ですが、動画の撮影はNGとなります。また、写真は。個人使用のみ、SNS等へのアップはNGとなります。

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サントリーホールディングス株式会社 サステナビリティ経営推進本部 シニアアドバイザー 山田 健さんインタビュー記事をぜひ一読の上、ご参加ください。

インタビュー「多様であることは、なぜ大切なのか?森や畑の中で起こっていること」を読む

山田 健

案内人山田 健(サステナビリティ経営推進本部 シニアアドバイザー)

1955年生まれ。78年東京大学文学部卒業。同年、サントリー宣伝部にコピーライターとして入社。ワイン、ウイスキーなどの広告コピーを手がけるとともに、サントリー「世界のワインカタログ」の編集長や、芸術財団が発行する音楽雑誌の編集長を兼任。2000年に現在の「天然水の森」につながるプロジェクトを企画し、後にコピーライターから転身して自ら山に入り、森と水を守る活動を牽引してきた。
著書に『水を守りに、森へ』(筑摩選書)、『オオカミがいないとなぜウサギが滅びるのか』(集英社インターナショナル)、『遺言状のオイシイ罠』(ハルキ文庫)、『ゴチソウ山』(角川春樹事務所)、ワインエッセー『今日からちょっとワイン通』(ちくま文庫)などがある。公益財団法人山階鳥類研究所理事、公益社団法人日本環境教育フォーラム理事、日本ペンクラブ会員。

田中 省伍

案内人田中 省伍(PRコミュニケーション事業部 サステナビリティ連携グループ)

1988年生まれ 三重県出身
<職歴>
2011年~入社しサントリー生産工場で広報業務
2014年~人事部門で能力開発プランの企画・推進
2017年~次世代環境教育「水育」(みずいく)に従事
2024年~サントリーのサステナビリティ全般のコミュニケーションを担う部署に配属
現在、サステナビリティ連携グループでマネージャーを務める

Day3

「淀川流域百年の計を考える」

topics:三川合流地点、島本町、大山崎町、自然×都市×風景、都市×産業、ネイチャー×アート×デザイン×テクノロジー×サイエンス=創造的都市、サステナブル・シティ都市構想ビジョン

土地、地域、暮らし、産業、文化、都市を横断する観点から、三川合流地点に位置する山崎・島本地域を把握する。特に「水」に焦点を当て、水の涵養源である天王山と淀川との関係、桂川・宇治川・木津川の三つの川が合流して淀川になる地帯であることが、この一帯にどのような影響を及ぼしてきたかを把握したい。淀川・淀川流域とは何か、自然基盤(地質学・水文学・自然地理学分野など)、人の営みがつくってきた土地の風景・景観(文化的景観分野など)、産業(企業史・自治体史など)、流域の管理・経営(土木・防災分野など)、川の利用(歴史と現在/観光分野など)、それらが絡み合って形成されている文化、都市との関係、またこれらの総体的な歴史(歴史学・空間史学分野など)といった複合的・多層的な観点から探求する。

<リサーチ共同企画者>
京都府立大学 大学院生命環境科学研究科 環境科学専攻 准教授 松田法子さん

*弊社ロフトワークが京都市との共同プロジェクトとして実施した京都市都市戦略プロジェクト2023年7月〜2024年3月)におけるリサーチ「都市と水」の共同立案等を手掛ける。

<ツアー協力>
島本町、島本町立歴史文化資料館、マクセル株式会社

松田 法子

松田 法子

京都府立大学大学院
准教授

佐野 健一

佐野 健一

マクセル株式会社
執行役員

小松 良朗

小松 良朗

株式会社日建設計
都市・社会基盤部門都市 ランドスケープデザイングループ代表

小島 和人(ハモ)

株式会社ロフトワーク
プロデューサー / FabCafe Osaka 事業責任者

Profile

開催概要

企画

諏訪 光洋

株式会社ロフトワーク
代表取締役社長

Profile

松田 法子

松田 法子

京都府立大学大学院
准教授

小川 敦子

株式会社ロフトワーク
アートディレクター

Profile

【お問い合わせ】
株式会社ロフトワーク Aru Society 運営事務局(担当:小川・横山)
mail:aru.society@loftwork.com

【Aru Society tourについて】
https://www.aru.org/tour

■当日の緊急連絡先
当日緊急のご連絡は以下までお電話ください。
電話:09025705750(担当:横山)までお電話にてお知らせください