ホロレンズ茶室体験
Microsoft HoloLensが出現させるヴァーチャルな茶室で本物の茶人がお茶を振る舞う実験企画
Finished イベント終了
本イベントは、MTRL KYOTOで活動する、日本茶をテーマにしたオープンなディスカッションとアイデア共有のコミュニティ「TEA of MTRL」がきっかけで生まれた実験的プロジェクトです。
本イベントは、MTRL KYOTOで活動する、日本茶をテーマにしたオープンなディスカッションとアイデア共有のコミュニティ「TEA of MTRL」がきっかけで生まれた実験的プロジェクトです。
About
本イベントは、MTRL KYOTOで活動する、日本茶をテーマにしたオープンなディスカッションとアイデア共有のコミュニティ「TEA of MTRL」がきっかけで生まれた実験的プロジェクトです。
ホロレンズで体験する「複合現実(MR)」
最近よく耳にする「VR」や「AR」。これらを体験するデバイスとして、昨年(2017年)の1月に日本で発売された「Microsoft HoloLens (以下、ホロレンズ)」をご存知ですか?
ホロレンズは、透過型のヘッドマウントディスプレイを装着することで、実際の空間へ3次元的なデジタル映像を投影し、体験することを可能にする複合現実 (Mixed Reality=MR)デバイスです。MRのテクノロジーによって、「世界中どこにいても時空間を共有したコミュニケーションができる」「空間にこれまでになかった演出効果・表現を取り込む」「視覚的・聴覚的ガイドツールとして体験や教育の質を向上させる」など、コミュニケーション・表現において様々な新しい可能性への期待が膨らんでいます。
イベント概要
今回は、このホロレンズを用いて、MTRL KYOTOの空間の中にヴァーチャルな茶室を出現させ、そこでリアル(本物)な茶人がお茶を振る舞う実験を行います。ヴァーチャルな空間で、茶道未体験の人でも実際に茶人が振る舞うお茶をいただくことができるプログラムをご用意しています。フィジカルとデジタルをつなぐ「ホロレンズ茶会」は、「時間と空間を超えたコミュニケーションの新しい形を探る実験」の場。そのパイロット版となる本イベント、ぜひこの機会にご参加ください。
ヴァーチャル茶室について
『Studio仕組』により、千利休が手がけた二畳間の茶室「待庵(たいあん) ※国宝」の空間を模して設計された組み立て式茶室「瑞心居(ずいしんきょ)」を、『K.Tea’s Lab』が3Dデータ化しています。実際の会場は狭く仕切られただけの空間ですが、ホロレンズを装着することで、目の前にヴァーチャル茶室が現れます。なお、ホロレンズは映像を見られる視野角に制限がありますが、今回のイベントでは、その制限を逆手に取る表現も試みます。
今回の茶室データでは「オクルージョン(Spatial Mapping)」表現を実装する予定です。オクルージョンとは、「手前にある物体が背後にある物体を隠す」状態のことを指します。この表現処理により、例えば「壁の向こうに茶室がある場合は、茶室を見ることが出来なくなる」「茶室の中にいる場合に、自分の手や茶道具の手前に茶室のデータが重ならないようにする」など、現実空間でのものの見え方に即して3D映像も振る舞うようになります。
[茶室データ協力]
Studio仕組
http://www.studio-shikumi.jp/work-details_zuishinkyo.html
ティアス宗筅より / 今回の企画に寄せて
“茶乃湯”は、多くの方にとって敷居が高いと感じられています。茶道には興味があっても、未経験者にとっては、どう近づけばよいのかがなかなかわかりにくい。また、茶室に部外者として入席できる機会があまりない。時代とともに「相手を単純に持て成すホスピタリティー」から「伝統を後世に伝承するための活動」に変化してきた茶乃湯ですが、いまなお現代人にとって茶乃湯から学べることは多いと、私は確信しています。
ホロレンズの技術は、世界中のどこにいても「茶室に入席してその場の雰囲気を体感する」ことや、「茶室がない場所でお稽古する」ことを可能にしてくれます。「茶道に触れてみたい」という世界中の方にとって、実際の茶室がなくとも、あるいはその場所に茶人がいなくとも、「茶道を体験する」きっかけやガイドとして、これはとても有益なテクノロジーではないでしょうか。今後、お道具や本格的な茶席を用意することが難しい場面(海外はもちろん、例えば日本の学校の授業や部活動など)において、ホロレンズが茶乃湯への間口を広げ、もっともっと多くの方に学びの機会をもたらすのでは、と思っています。
Speaker
HoloLab/K.Tea’s Lab
高橋 浩二
「茶コンシェルジュ」湘南エリアにて、お茶イベント/ワークショップを開催。お客様のご要望に応じてセレクトした、お茶の仕入れ/販売 など。藤沢に「小さなお茶畑」をつくり、お茶を「育てる・つくる・楽しむ」を体感できる場として、本格的に活動をスタート(シェア会員募集中)。
「3DCADコンサルティング」東京・横浜・湘南エリアにて、個人向けにトレーニング/ワークショップを開催。
企業向けに、テクニカルサポート/ヘルプデスク など。「伝統と革新~日本の伝統とデジタルファブリケーション」をテーマに、お茶道具を3Dプリンタで制作するなど、日本の様々な伝統とデジタルファブリケーションの融合について活動中。
https://peraichi.com/landing_pages/view/kteaslab
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「茶コンシェルジュ」湘南エリアにて、お茶イベント/ワークショップを開催。お客様のご要望に応じてセレクトした、お茶の仕入れ/販売 など。藤沢に「小さなお茶畑」をつくり、お茶を「育てる・つくる・楽しむ」を体感できる場として、本格的に活動をスタート(シェア会員募集中)。「3DCADコンサルティング」東京・横浜・湘南エリアにて、個人向けにトレーニング/ワークショップを開催。
企業向けに、テクニカルサポート/ヘルプデスク など。「伝統と革新~日本の伝統とデジタルファブリケーション」をテーマに、お茶道具を3Dプリンタで制作するなど、日本の様々な伝統とデジタルファブリケーションの融合について活動中。
https://peraichi.com/landing_pages/view/kteaslab
silkyfeel, silkyfeel CEO. , User Experience Designer, Interaction Developer and Photographer, Microsoft MVP for Windows Development
泉本 優輝
人とサービスの間になるアプリケーションのUIやUX、触り心地など、アプリケーションデザインにおいての実装や実現などに従事。現在はWindows 系アプリケーションのデザインや開発や先行技術の検証を主に行っている。趣味はお着物。
http://c-mitsuba.hatenablog.com
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人とサービスの間になるアプリケーションのUIやUX、触り心地など、アプリケーションデザインにおいての実装や実現などに従事。現在はWindows 系アプリケーションのデザインや開発や先行技術の検証を主に行っている。趣味はお着物。http://c-mitsuba.hatenablog.com
MONOLITH Japan
「緑茶と共にあらんことを」
「緑茶男子(Green Tea Boys)」
広尾生まれ、尼崎育ち、京都住まいの制作プランナー・ライター。パッケージデザインの仕事をきっかけに、宇治茶と「お茶のひと時」の魅力を知り、取材や打合せに携帯お茶セットを持ち歩くようになる(活動の一部はFacebookページ「緑茶男子」で公開中)
https://www.instagram.com/green_tea_boys/
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「緑茶と共にあらんことを」「緑茶男子(Green Tea Boys)」
広尾生まれ、尼崎育ち、京都住まいの制作プランナー・ライター。パッケージデザインの仕事をきっかけに、宇治茶と「お茶のひと時」の魅力を知り、取材や打合せに携帯お茶セットを持ち歩くようになる(活動の一部はFacebookページ「緑茶男子」で公開中)
https://www.instagram.com/green_tea_boys/
遠州流茶道 茶人
ティアス 宗筅
遠州流茶道の師範(武家茶道の一派)。ベルギー人茶人として、日本のお茶文化を伝授。日本茶インストラクターとして自然で香高い最高級の日本茶を世界に伝えています。
https://theteacranejp.wordpress.com/
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遠州流茶道の師範(武家茶道の一派)。ベルギー人茶人として、日本のお茶文化を伝授。日本茶インストラクターとして自然で香高い最高級の日本茶を世界に伝えています。https://theteacranejp.wordpress.com/
株式会社ロフトワーク, FabCafe Kyoto ブランドマネージャー
木下 浩佑
京都府立大学福祉社会学部福祉社会学科卒業後、カフェ「neutron」およびアートギャラリー「neutron tokyo」のマネージャー職、廃校活用施設「IID 世田谷ものづくり学校」の企画職を経て、2015年ロフトワーク入社。素材を起点にものづくり企業の共創とイノベーションを支援する「MTRL(マテリアル)」と、テクノロジーとクリエイションをキーワードにクリエイター・研究者・企業など多様な人々が集うコミュニティハブ「FabCafe Kyoto」に立ち上げから参画。ワークショップ運営やトークのモデレーション、展示企画のプロデュースなどを通じて「化学反応が起きる場づくり」「異分野の物事を接続させるコンテクスト設計」を実践中。社会福祉士。2023年、京都精華大学メディア表現学部 非常勤講師に就任。
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京都府立大学福祉社会学部福祉社会学科卒業後、カフェ「neutron」およびアートギャラリー「neutron tokyo」のマネージャー職、廃校活用施設「IID 世田谷ものづくり学校」の企画職を経て、2015年ロフトワーク入社。素材を起点にものづくり企業の共創とイノベーションを支援する「MTRL(マテリアル)」と、テクノロジーとクリエイションをキーワードにクリエイター・研究者・企業など多様な人々が集うコミュニティハブ「FabCafe Kyoto」に立ち上げから参画。ワークショップ運営やトークのモデレーション、展示企画のプロデュースなどを通じて「化学反応が起きる場づくり」「異分野の物事を接続させるコンテクスト設計」を実践中。社会福祉士。2023年、京都精華大学メディア表現学部 非常勤講師に就任。Outline
- 開催日
- 2018/03/28(水)
13:30- /14:00-/ 14:30- /15:00-/ 15:30- /16:00-/ 16:30- / 17:00-
(各回先着1組 *機器台数の都合上、体験はお一人さまずつとさせていただきます。予約を希望される方は、メールアドレス k.chatei.tea@hotmail.co.jp に「希望時間[第1〜第3希望まで]・ご氏名・当日連絡のつく携帯電話番号とメールアドレス・人数」を明記のうえご連絡ください。) - 会場
- MTRL KYOTO
京都府京都市下京区本塩竈町554 - 参加費
- 500円 *別途、FabCafe Kyotoで1ドリンクご注文ください。(500円〜)
- 定員
- 8名
- 企画
- 高橋浩二(HoloLab/K.Tea’s Lab)
- 備考
- 各回先着1組 (*機器台数の都合上、体験はお一人さまずつとさせていただきます。予約を希望される方は、メールアドレス k.chatei.tea@hotmail.co.jp に「希望時間[第1〜第3希望まで]・ご氏名・当日連絡のつく携帯電話番号とメールアドレス・人数」を明記のうえご連絡ください。詳しくは本文をご覧ください。)
ACCESS
*機器台数の都合上、体験はお一人さまずつとさせていただきます。予約を希望される方は、メールアドレス k.chatei.tea@hotmail.co.jp に「希望時間[第1〜第3希望まで]・ご氏名・当日連絡のつく携帯電話番号とメールアドレス・人数」を明記のうえご連絡ください。詳しくは本文をご覧ください。