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Around the FabCafe World in 180 Days
Vol.3 クアラルンプール
ー 人を惹きつけるプロジェクトのつくりかた

Finished イベント終了

世界に広がるFabCafe。R&Dが得意な拠点、大学との連携に強みを持つ拠点など、扱うテーマも接続するコミュニティも三者三様で、それぞれユニークな取り組みをしています。このイベントシリーズでは、世界各地のFabCafeがどんなイシューに取り組み、これからどんなチャレンジをしていこうとしているのか、各拠点のリーダーたちを呼んで紐解きます。
Vol.3はクアラルンプール。広告や空間デザインの領域で活躍してきたIgnatius Andi Permadiと、Gwyneth Jongが、デザインユニット「Playfool」のDan CoppenとSaki Coppenとともに、遊びをデザインすることについてトークを繰り広げます。

Date
2021-10-20 (Wed)
Time
19:00-20:30
Place
Online(Youtube Live)
fee
無料

Finished

世界に広がるFabCafe。R&Dが得意な拠点、大学との連携に強みを持つ拠点など、扱うテーマも接続するコミュニティも三者三様で、それぞれユニークな取り組みをしています。このイベントシリーズでは、世界各地のFabCafeがどんなイシューに取り組み、これからどんなチャレンジをしていこうとしているのか、各拠点のリーダーたちを呼んで紐解きます。
Vol.3はクアラルンプール。広告や空間デザインの領域で活躍してきたIgnatius Andi Permadiと、Gwyneth Jongが、デザインユニット「Playfool」のDan CoppenとSaki Coppenとともに、遊びをデザインすることについてトークを繰り広げます。

Overview

遊びこそ、デザインの力の見せどころ?

課題発見、課題解決、アイデア発想。世の中には毎日たくさんのプロジェクトや企画が生まれています。しかし、どんなプロジェクトにも共通してよく起きてしまうことのひとつに、どういうわけか「お行儀良く、真面目で堅苦しいもの」になりがち、ということがあります。幅広い才能やデータを集め、ステークホルダーを調整し、実現可能なプランには落とし込んでいるはずなのに、なぜか人が巻き込まれていかないし、継続しない。そもそも企画した自分もそんなにやりたくない、なんていう経験はありませんか?

「こうあるべき」では人は動きません。個人個人の中で「やりたい!」とか「楽しそう!」という気持ちが動いたとき、人は巻き込まれ、化学反応が連鎖していくのでしょう。

Around the FabCafe World in 180 Days(以下、AFW180)第3弾のテーマは「遊び心」です。理論や善意の押し付けにならない、楽しさやワクワクを伝播させるデザインとはどんなものなのか、遊び心をキーワードに活動を展開する2組、FabCafe Kuala Lumpur代表のふたりと、デザインユニット「Playfool」のふたりがトークを繰り広げます。

躍進中のデザインユニット「Playfool」が登場

今回ゲストとして登場するデザインユニット、Playfoolのふたりは、「楽しい」や「わくわく」をデザインするプロフェッショナルです。遊びをデザインすることで、新しい視点や魅力に気づかせたり(説教臭くなく)、思わず自分もやりたいと思わせてしまいます。2018年には、ミミクリデザイン(現ミミグリ)と開発した創造的思考のためのツールキット ”PLAYFOOL Workshop” がグッドデザイン賞を受賞。また2020年には、レゴと紙を組み合わせることで遊びを広げる動画を制作。動画は200万回再生を超え、2万人だったチャンネル登録数が3ヶ月間で7万5千人に(現在は13万人)。2021年に開催された、国産木材の可能性を探るWOOD CHANGE CHALLENGEで開発した木の幹から色を抽出したクレヨン「Forest Crayons」がDezeen Design AwardsのProduct Design部門にてショートリストに選出されています。

彼らのWebサイトには以下のメッセージが書かれています。

わたしたちは、「遊び」には全く新しい方法でひとを惹きつける力があると信じています。いかなるテーマであっても、遊びを切り口とすることで、大きなインパクトがうまれることを示すことが、わたしたちのミッションです。

Playfoolのふたりのアプローチは、「何かが足りない」と思っている、あらゆる事業やプロジェクトに関わる方のヒントとなるはずです。

木の幹から色を抽出したクレヨン「Forest Crayons」

レゴと紙を使って遊び方を拡張する動画シリーズ。この動画は約380万回再生されている(2021年10月現在)

FabCafe Kuala Lumpur

2020年に11番目のFabCafeとしてオープンしたFabCafe Kuala Lumpur。代表のAndiはアートディレクターとして広告業界で、Gwynethはインテリアデザイナーとして商業施設やオフィスデザインを手がけてきました。FabCafeをオープンしてからは、バイオマテリアルのリサーチプロジェクトやプロダクト開発など、コロナ禍にも負けず精力的に活動しています。クリエイティブビジネスの領域で経験を積んできたふたりに共通することも、人をワクワクさせる遊び心あるデザイン。2021年9月に実施されたばかりのGlobal Goals Jam (世界同時開催されるSDGsに取り組むデザインワークショップ) では、日本やバンコクの各地のオーガナイザーたちと連携しまがら、3つのワークショップをファシリテートしました。善意を全面に出さない、ゲーム要素溢れるアウトプットにチームを導きました。

“Around the FabCafe World in 180 Days”とは?

2012年に東京で産声を上げたFabCafe。今や世界12カ国に広がり、それぞれが、ユニークかつ実験的な取り組みを通して、社会に向けてポジティブな活動を繰り広げています。なぜなら、世界のFabCafeのオーナーたちは、FabCafeを立ち上げる前から独自の技術とコミュニティを持って活動していたから。彼らは、FabCafeのスピリットに共感して各地でカフェをオープンさせ、彼らの活動をさらに広げているのです。あるチームはバイオマテリアルの開発を研究機関と進めたり、あるチームは世界的なSDGsの教育プログラムをオーガナイズしたり、またコロナ禍においては、不足した医療機器の増産体制を組んで逼迫した医療現場に貢献するチームもいました。

各拠点の個性や活動の幅が広がっている今、改めて各国のFabCafeを繋ぎ、ネットワークを強固にしていくべく、各拠点のリーダーたちが、それぞれの活動をマラソン方式で紹介するイベントシリーズをスタートします。名付けて、小説の「80日間世界一周」ならぬ「180日間FabCafe一周」。個性的な各拠点のリーダーたちの企みを紐解きます!

これまでのAFW180

Vol.1

バンコク × サステナブルデザイン

FabCafe Bangkokの共同設立者であるKalaya Kovidisithが登壇。FabCafeがタイ政府や地元の自治体と連携して進めている、ゴミやエネルギー問題など、サステナビリティに挑戦するプロジェクトを紹介しました。後半では、蚕をテーマにしたプロジェクトのパートナーであるDivana Wellness(タイでエステなどの美容サービスを展開している企業)の代表者の2人を招き、タイの名産品で大きな可能性を秘めたシルクの新しい用途への取り組みや、今後の展望を語りました。

Vol.2

バルセロナ × ロボティクス

FabCafe BarcelonaのCEOであるDavid Tena Vicenteが、ヨーロッパで3番目に高齢化が進む町サモラで取り組みを始めた、高齢社会でテクノロジー活用の事例を紹介。さらに、ソニーコンピュータサイエンス研究所京都研究室所長の暦本純ー氏をお迎えして、ウェルビーイングという概念がどのように解釈されるのかについて言及。ゆたかな社会をデザインするためにテクノロジーをどう捉えるべきか、ディスカッションを展開しました。

こんな人におすすめ

  • テクノロジーとカルチャーを結びつけて社会実装する方法を模索しているすべての方
  • 自社技術や製品を世界で検証/PRしたい企業のご担当者
  • 新規事業の機会領域を模索したい方

Program

19:00-19:10
イントロダクション
Kelsie Stewart(FabCafe Tokyo)
19:10-19:20

FabCafeクアラルンプールの取り組み

  • Ignatius Andi Permadi, Gwyneth Jong (FabCafeクアラルンプール)
  • チームの特徴・得意領域、接続しているコミュニティ、これまでのプロジェクト
19:20-19:30

ゲストトーク

  • Dan Coppen, Saki Coppen (Playfool)
  • Playfoolのこれまでの活動について
19:30-20:30

トークセッション

  • Dan Coppen, Saki Coppen, Ignatius Andi Permadi, Gwyneth Jong, Kelsie Stewart(moderator)
  • テーマ: 遊び心とプロジェクトデザイン

Speaker

Daniel Coppen, Saki Coppen

Playfool

Daniel Coppen, Saki Coppen

Playfool
Daniel CoppenとSaki Coppenによるデザインスタジオ。共にRoyal College of Artを修了し、2018年から活動開始。創造性を開放する自由な遊びを生み出すことをミッションに、分野横断的に創作活動に取り組む。国内外で受賞多数。
Website: https://studioplayfool.com/
YouTube: https://www.youtube.com/c/Playfool/about

Playfool is a Tokyo-based design studio formed by Daniel and Saki Coppen, graduates from the Royal College of Art. Applying their background in design and engineering, they produce products and experiences that embrace core themes of creativity, imagination and play.
Website: https://studioplayfool.com/
YouTube: https://www.youtube.com/c/Playfool/about

詳細を見る Playfool
Daniel CoppenとSaki Coppenによるデザインスタジオ。共にRoyal College of Artを修了し、2018年から活動開始。創造性を開放する自由な遊びを生み出すことをミッションに、分野横断的に創作活動に取り組む。国内外で受賞多数。
Website: https://studioplayfool.com/
YouTube: https://www.youtube.com/c/Playfool/about

Playfool is a Tokyo-based design studio formed by Daniel and Saki Coppen, graduates from the Royal College of Art. Applying their background in design and engineering, they produce products and experiences that embrace core themes of creativity, imagination and play.
Website: https://studioplayfool.com/
YouTube: https://www.youtube.com/c/Playfool/about
Ignatius Andi Permadi, Gwyneth Jong

FabCafe Kuala Lumpur, 共同設立者

Ignatius Andi Permadi, Gwyneth Jong

2016年にISETAN The Japan Store Kuala Lumpurに、前身となるFabSpace KLがオープン。FabSpace KLは、デジタルファブリケーションマシンを使ってさまざまな種類のプロトタイピングを行う、マレーシア初の公開型メイカースペース。2020年、FabCafe Kuala Lumpurがオープン。ワークショップやカスタムファブリケーションの経験も豊富なで、クアラルンプールのクリエイティブコミュニティの活性化をリードしている。

Ignatius Andi Permadi
ジャカルタで生まれ育ち、ノッティンガム・トレント大学でグラフィックデザインの学位を取得。アートディレクターとして、Samsung、McDonald’s、Telkomsel、Bata、Metro Department Store Indonesiaなどのクライアントの広告キャンペーンや戦略に携わる。

Gwyneth Jong
ノッティンガム・トレント大学でインテリア・アーキテクチャーとデザインの学位を取得。ホンレオン銀行、Sapura Kencana Petroleum、CapitaLandなどのクライアントの小売店、F&B、さらには企業のインテリアデザインを含む商業デザインプロジェクトを手がける。

詳細を見る 2016年にISETAN The Japan Store Kuala Lumpurに、前身となるFabSpace KLがオープン。FabSpace KLは、デジタルファブリケーションマシンを使ってさまざまな種類のプロトタイピングを行う、マレーシア初の公開型メイカースペース。2020年、FabCafe Kuala Lumpurがオープン。ワークショップやカスタムファブリケーションの経験も豊富なで、クアラルンプールのクリエイティブコミュニティの活性化をリードしている。

Ignatius Andi Permadi
ジャカルタで生まれ育ち、ノッティンガム・トレント大学でグラフィックデザインの学位を取得。アートディレクターとして、Samsung、McDonald’s、Telkomsel、Bata、Metro Department Store Indonesiaなどのクライアントの広告キャンペーンや戦略に携わる。

Gwyneth Jong
ノッティンガム・トレント大学でインテリア・アーキテクチャーとデザインの学位を取得。ホンレオン銀行、Sapura Kencana Petroleum、CapitaLandなどのクライアントの小売店、F&B、さらには企業のインテリアデザインを含む商業デザインプロジェクトを手がける。
ケルシー・スチュワート

株式会社ロフトワーク, Sustainability Executive/FabCafe チーフコミュニティオフィサー(CCO)

ケルシー・スチュワート

アメリカ合衆国出身。2017年にLoftworkとFabCafeに入社。入社以来、バリスタ、カフェアドバイザー、FabCafeグローバルネットワークのコミュニケーションコーディネーター、FabCafe ウェブサイトライター、デザイン思考ワークショップのファシリテーターと幅広く、業務を務める。また、FabCafe CCOとして、FabCafe Global Networkのまとめ役を務め、世界各地のFabCafeのローカルクリエイティブコミュニティの育成と、それらのコミュニティとグローバルネットワークを繋ぐことを行っている。 加えて、持続可能な開発目標の短期的な解決策を作成することを目的とした2日間のデザインソンであるGlobal Goals Jam(GGJ)の東京開催の主催者でもあり、本イベントを過去に東京、バンコク、香港の複数都市で企画・実施した。また、刺激的でインパクトのある循環型経済に関するプロジェクトを、世界中から集める「crQlr(サーキュラー)Awards」のチェアマンも務めています。

詳細を見る アメリカ合衆国出身。2017年にLoftworkとFabCafeに入社。入社以来、バリスタ、カフェアドバイザー、FabCafeグローバルネットワークのコミュニケーションコーディネーター、FabCafe ウェブサイトライター、デザイン思考ワークショップのファシリテーターと幅広く、業務を務める。また、FabCafe CCOとして、FabCafe Global Networkのまとめ役を務め、世界各地のFabCafeのローカルクリエイティブコミュニティの育成と、それらのコミュニティとグローバルネットワークを繋ぐことを行っている。 加えて、持続可能な開発目標の短期的な解決策を作成することを目的とした2日間のデザインソンであるGlobal Goals Jam(GGJ)の東京開催の主催者でもあり、本イベントを過去に東京、バンコク、香港の複数都市で企画・実施した。また、刺激的でインパクトのある循環型経済に関するプロジェクトを、世界中から集める「crQlr(サーキュラー)Awards」のチェアマンも務めています。

Organizers

浦野 奈美

浦野 奈美

株式会社ロフトワーク
マーケティング/ SPCS

ケルシー・スチュワート

ケルシー・スチュワート

株式会社ロフトワーク
Sustainability Executive/FabCafe チーフコミュニティオフィサー(CCO)

木下 浩佑

木下 浩佑

株式会社ロフトワーク
FabCafe Kyoto ブランドマネージャー

Outline

Date & Time
2021年10月20日(水)19:00-20:30
Venue
Online(Youtube Live)
Fee
無料 ※ 本イベントは英語にて進行されます
Organizer
FabCafe Tokyo, FabCafe Kyoto

※ 本イベントは英語にて進行されます

Finished

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