デザイン経営スタディツアー
企業と牽引する地域経済再生と好循環のデザイン
たねやグループ「ラ コリーナ 近江八幡」に学ぶ
Finished イベント終了
デザイン経営の「生の」実践現場から学ぶ「デザイン経営スタディツアー」。最終回となる今回フォーカスするのは、地域の中小企業とそこに近接する地域産業の振興を通じて、エリア全体の価値を高めていくための共創とエコシステムのデザインです。
今ある地域資源やブランドを活かしながら、地域に根ざす中小企業や行政、都市開発やインフラ構築を担う企業らがタッグを組み、好循環を生み出すにはどうすればいいのか? そのヒントを探るべく、1872年(明治5年)に創業の老舗菓子メーカー、たねやグループが運営する「ラ コリーナ 近江八幡」を訪問します。
- Date
-
2023-09-04 (Mon)
13:30-17:45(集合時間 13:20)
- Place
- ラ コリーナ近江八幡 MAP
- Capacity
- 15名
- fee
- 22,000円(税込み)/人
Finished
デザイン経営の「生の」実践現場から学ぶ「デザイン経営スタディツアー」。最終回となる今回フォーカスするのは、地域の中小企業とそこに近接する地域産業の振興を通じて、エリア全体の価値を高めていくための共創とエコシステムのデザインです。
今ある地域資源やブランドを活かしながら、地域に根ざす中小企業や行政、都市開発やインフラ構築を担う企業らがタッグを組み、好循環を生み出すにはどうすればいいのか? そのヒントを探るべく、1872年(明治5年)に創業の老舗菓子メーカー、たねやグループが運営する「ラ コリーナ 近江八幡」を訪問します。
About
経済効果を持続的に地域に巡らせるには?
地域産業の再生・再活性化を促しながらエリアの価値を持続的に高めていくために、地域経済を牽引する地元企業を発掘し、さまざまな支援や企業間連携を通じてその効果を地域内に波及させる取り組みを行うことが急務となっています。一方で、どうすれば、自治体や行政、デベロッパーといったエリアの価値向上に取り組むプレイヤーと地域経済を牽引できる地域企業が出会い、ともに連携できる状況をつくれるのでしょうか。またそのような企業が生み出す経済効果を持続的に地域に巡らせるには、どのようなアクションや支援が必要なのでしょうか?
ロフトワークはこれまで、企業の経営を担うみなさんとともにデザイン経営の実践企業を訪れながら、デザイン経営の「生の」実践現場から学ぶ「デザイン経営 スタディツアー」を実施。さまざまな経営の視点を交えたオープンなリサーチ活動と対話を通じて、デザインのアプローチによって企業を変革するための集合知を集めてきました。
今回、デザイン経営スタディツアーの最終回として訪問するのは、たねやグループが運営する「ラ コリーナ 近江八幡」です。「地域経済の持続的な成長を牽引するデザイン経営」をテーマに、たねやグループによる経営の現場から学びながら、エリアの産業復興と経済再生という観点から、デザイン経営とビジネスエコシステムとをいかに有機的に繋げられるかを多角的にディスカッションします。
今ある地域資源やブランドを活かし、地域に根ざす中小企業や行政、都市開発やインフラ構築を担う企業らがタッグを組みながら、エリア全体の価値を高めていくためのヒントを探る本ツアーに、ぜひご参加ください。
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デザイン経営スタディツアー リサーチレポート
たねやに学ぶ、地域資源との共生のあり方
今回訪問するのは、1872年創業の老舗菓子メーカー、たねやグループが運営する「ラ コリーナ 近江八幡」(以下、ラ コリーナ)。たねやは自然を師匠にして”自然に学ぶ” というコンセプトを掲げ、地域資源と共生しながらサスティナビリティを重視した事業を展開。美しい自然環境を子どもたちに残し、伝えていくことは現代を生きる者のつとめと捉え、長期視点での経営を基軸に据えています。たねやグループのフラグシップ店として2015年にオープンしたラ コリーナは、現在では年間320万人以上の人が訪れ、滋賀にはなくてはならない観光名所に育っています。
本ツアーでは、通常のツアーでは入ることのできない本社エリアなども含めて、ラ コリーナの営みを見学します。ツアー後には地域や自然と共生しながら事業を育てる、たねやグループの実践について、CEO 山本昌仁さんにご紹介いただきます。
企業とともに地域経済の“好循環”を生み育てるアプローチ
2018年に経済産業省 特許庁が「デザイン経営宣言」を発表して以降、ロフトワークは全国各地で、地域経済を牽引するポテンシャルを持つ企業にデザイン経営の導入・実践を後押しするプログラム「Dcraft デザイン経営リーダーズゼミ(以下、Dcraft)」を推進してきました。
本ツアーでは、これまでDcraftのプロジェクトマネージャーを勤めてきたロフトワーク クリエイティブディレクター 加藤修平が登壇し、北海道や福井などで実践したプロジェクト事例を紹介。地域に根ざす事業者のポテンシャルを引き出しながら、エリア全体の経済効果を高めていく好循環をいかに生み出せるか、そのためのエコシステムをデザインするためのアプローチを共有します。
こんな方にオススメ
- 今ある事業者や地域資源や地域ブランドを活かし、エリアの価値を高めていきたい方
- エリアマネジメントを推進する、行政、電鉄会社、デベロッパーの担当者
- 地域振興をミッションとする行政、商工会議所、地方銀行担当者
- 自社事業と地域との連携を通じて、エリアの経済を振興したい企業の経営者、経営企画担当者
Program
- 13:20-13:30
- 集合
ラ コリーナ 近江八幡
住所:滋賀県近江八幡市北之庄町615-1 - 13:30-15:00
-
ラ コリーナツアー
- ロフトワーク クリエイティブディレクター 大石 果林
- 15:00-15:20
- 休憩・移動
- 15:20-15:30
-
イントロダクション・自己紹介
- ロフトワーク クリエイティブディレクター 大石 果林
- 15:30-16:40
- キーノートスピーチ・質疑応答
地域と共生するたねやグループの実践(仮)- たねやグループ CEO 山本 昌仁
- ロフトワーク クリエイティブディレクター 加藤 修平
- 16:40-16:50
- 休憩
- 16:50-17:10
- ケーススタディ&サマリ
地域経済再生を牽引する企業の見つけかたと・相互作用の生み出しかた(仮)- ロフトワーク クリエイティブディレクター 加藤 修平
- 京都ブランチ事業責任者 横山暁子(モデレーター)
- 17:10-17:45
- ラップアップディスカッション
小グループに分かれ、ディスカッションを行います。- ロフトワーク クリエイティブディレクター 加藤 修平
- ロフトワーク クリエイティブディレクター 大石 果林
Speaker
たねやグループ, CEO
山本 昌仁
1969 年、滋賀県近江八幡市生まれ。1990 年、株式会社たねや入社。1994 年、第 22 回全国菓子大博覧会にて最高賞「名誉総裁工芸文化賞」を 24 歳最年少受賞。2011 年、たねや四代目承継、株式会社たねや代表取締役社長、株式会社クラブハリエ会長。2013 年、たねやグループ CEO 就任。常に進化し続ける現代の近江商人。和・洋菓子を商い、「自然に学ぶ」を大切に事業展開を進める。
(プロフィール詳細はこちら:http://taneya.jp/group/profile/)
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1969 年、滋賀県近江八幡市生まれ。1990 年、株式会社たねや入社。1994 年、第 22 回全国菓子大博覧会にて最高賞「名誉総裁工芸文化賞」を 24 歳最年少受賞。2011 年、たねや四代目承継、株式会社たねや代表取締役社長、株式会社クラブハリエ会長。2013 年、たねやグループ CEO 就任。常に進化し続ける現代の近江商人。和・洋菓子を商い、「自然に学ぶ」を大切に事業展開を進める。(プロフィール詳細はこちら:http://taneya.jp/group/profile/)
株式会社ロフトワーク, クリエイティブディレクター
加藤 修平
ケープタウン大学サステナビリティ学修士。アフリカ地域での鉱物資源開発に伴う、周辺コミュニティへの影響調査をエスノグラフィ調査手法によって実施。また、同大学内Hasso Plattner Institute of Design Thinking (通称d-school)において、デザイン思考コーチとして学生、社会人の指導を行う。過去に携わった案件は、民間金融機関内にて、多部署横断型のチームを率いて新サービスの開発及び、デザイン思考の社内への浸透を促すためのプロジェクト等多数。
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ケープタウン大学サステナビリティ学修士。アフリカ地域での鉱物資源開発に伴う、周辺コミュニティへの影響調査をエスノグラフィ調査手法によって実施。また、同大学内Hasso Plattner Institute of Design Thinking (通称d-school)において、デザイン思考コーチとして学生、社会人の指導を行う。過去に携わった案件は、民間金融機関内にて、多部署横断型のチームを率いて新サービスの開発及び、デザイン思考の社内への浸透を促すためのプロジェクト等多数。株式会社ロフトワーク, クリエイティブディレクター
大石 果林
多摩美術大学版画専攻を卒業後、紙の専門商社にてデザイナーとして勤務。
中小企業の課題を肌で感じながら働く中で、デザインが単に装飾的な“かたち“の役割だけでなく、情報を整理し視覚化する力を持つことに気づく。そのデザインの力を用いて、社内外の物事の血の巡りをよくしたい!と考えるように。
ロフトワークに入社後、中小企業のデザイン経営を支援するプログラム「Dcraftデザイン経営リーダーズゼミ」にディレクターとして参加。共創を促すファシリテーションに興味を持ち、即興を楽しみながら日々奮闘中。
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多摩美術大学版画専攻を卒業後、紙の専門商社にてデザイナーとして勤務。中小企業の課題を肌で感じながら働く中で、デザインが単に装飾的な“かたち“の役割だけでなく、情報を整理し視覚化する力を持つことに気づく。そのデザインの力を用いて、社内外の物事の血の巡りをよくしたい!と考えるように。
ロフトワークに入社後、中小企業のデザイン経営を支援するプログラム「Dcraftデザイン経営リーダーズゼミ」にディレクターとして参加。共創を促すファシリテーションに興味を持ち、即興を楽しみながら日々奮闘中。
株式会社ロフトワーク, 京都ブランチ共同事業責任者
横山 暁子
大学卒業後、大手化粧品会社にて営業職として10年間従事。売上の管理、イベントの設計・運営、販売者育成など多岐にわたる業務を経験。その後、アメリカ・シカゴにて2年半ほど子育てを堪能する。2017年ロフトワークに入社。マーケティングDivにて、ビジネスイベントの企画運営、コーポレートサイトのコンテンツ企画・編集、CRM業務に携わる。常に心がけていることは、発信を通じて関わる人やプロジェクトに追い風を吹かせること。2022年10月、京都ブランチ事業共同責任者に就任。神奈川に住みながら、京都オフィスと渋谷オフィスを往復している。趣味は手芸、パッキングと旅。好きなものはビールとコーヒー。
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大学卒業後、大手化粧品会社にて営業職として10年間従事。売上の管理、イベントの設計・運営、販売者育成など多岐にわたる業務を経験。その後、アメリカ・シカゴにて2年半ほど子育てを堪能する。2017年ロフトワークに入社。マーケティングDivにて、ビジネスイベントの企画運営、コーポレートサイトのコンテンツ企画・編集、CRM業務に携わる。常に心がけていることは、発信を通じて関わる人やプロジェクトに追い風を吹かせること。2022年10月、京都ブランチ事業共同責任者に就任。神奈川に住みながら、京都オフィスと渋谷オフィスを往復している。趣味は手芸、パッキングと旅。好きなものはビールとコーヒー。Outline
- 開催日
- 2023年9月4日(月)13:30-17:40(集合時間 13:20)
- 定 員
- 15名
- 参加費
- 22,000円(税込み)/人
- 申込締切
- 2023年8月23日(水)
一週間前までに当選結果をご連絡いたします。 - 対 象
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- 今ある事業者や地域資源や地域ブランドを活かし、エリアの価値を高めていきたい方
- エリアマネジメントを推進する、行政、電鉄会社、デベロッパーの担当者
- 地域振興をミッションとする行政、商工会議所、地方銀行担当者
- 自社事業と地域との連携を通じて、エリアの経済を振興したい企業の経営者、経営企画担当者
- 主 催
- 株式会社ロフトワーク
- ご注意
-
- プログラムは予告なく変更される場合がございます。
- 希望者多数の場合は抽選となります。
- 参加が確定しましたら決済用のリンクをお送りいたします。
- ツアーの様子を撮影させていただき、一部、動画配信をさせていただきます。
- 一社のご参加は2名までに限らせていただきます。
Map
ラ コリーナ近江八幡
〒523-8533 滋賀県近江八幡市北之庄町615-1
申込締切 2023年8月23日(水)
希望者多数の場合は抽選となります。