“Mobile Food Fair”
「つくる」ことから暮らしを見つめる7日間
Finished イベント終了
- Date
-
2023-09-16 (Sat) -
2023-09-22 (Fri)
日・祝:13:00-17:00 平日:17:00-19:00
- Place
- なはれ MAP
- fee
- 無料(一部有料プログラムあり)
Finished
About
「Mobile Food Fair」では、“つくることを通して、私たちが暮らす土地と、そこに存在するものを「食」の視点から捉える”をテーマに、展示・トークイベント・ワークショップの3つのプログラムを開催します。興味のあるプログラムを入口に、それぞれの方法でお楽しみいただけます。
Mobile Food/モバイルフードとは
このプロジェクトでは、例えば登山をするときの「携行食」のように、持ち運びが楽、手軽に調理できる、長持ち、栄養がある食べ物のことを指します。
「食べる」ことを、自分の専門領域から思考してみる
Farm to Table(農場から食卓へ)など、食の地産地消の取り組みが各地で進められています。また、気候変動、生物多様性の喪失を背景に、持続可能なフードシステムの実現が求められ、新たな技術を利用した食材生産など、フードテックの領域にも注目が集まっています。
単なる栄養摂取にとどまらず、土地の地形や風土、歴史や文化、個人の価値観と密接に結びつき、私たちの暮らしの営みを支える食は、これからどのように変化していくのでしょうか?
Mobile Food Fairでは、モバイルフード(=携行食)を起点に、さまざまな角度から「食べる」ことに向き合うことのできる機会をつくります。
Talk Session
フィールドにおける機能性と心地よさを考えるトークセッション
“つくることを通して、私たちの暮らしを見つめ直す”というテーマをさまざまな角度から探索する機会のひとつとして、トークセッションを9月16日(土)に開催します。
1.「地域の食材をブリコラージュする、 LOCAL TRAIL FOOD」
Sync board Inc. 代表/プランニングディレクター 山倉 あゆみ 氏
「にほんのくらしにスパイスを」を掲げる地域の食堂<三条スパイス研究所>のプランニングなど、料理人経験を活かして、食に関する企画に多数携わる山倉あゆみさん。山倉さんがいま取り組んでいるのは、長野・松本から穂高岳、乗鞍岳を挟んで飛騨高山をつなぐエリアにおける総合循環型観光圏づくりの一環としての<LOCAL TRAIL FOOD>の開発です。
イベントでは地域の食材をつかってつくる、トレイルフード開発のプロセスをお話いただきます。
2.「フィールドにおける機能性と心地よさを追求する、HERENESSのものづくり」
HERENESS マーケティングディレクター 神谷颯人さん
「体を動かすことの喜びを少しでも多くの人に伝えること」をミッションに掲げるスポーツアパレルブランド<HERENESS(ヒアネス)>。マーケティングディレクターとして商品開発からマーケティング、販売までを手掛ける神谷さんにお越しいただきます。
登山やランニング時に求められる機能性に加え、「心地のよさ」をどのように追求し、プロダクトに反映しているのかお話いただきます。
Talk Session
日 時:9/16(土)13:30-15:30(開場13:15)
場 所:なはれ(京都府京都市下京区本塩竈町534)
参加費:無料
定 員:15名(先着順)
申込みはこちら
※トークセッションの参加には申込みが必要です。上記申込みURLもしくは、このページの「申し込む」ボタンよりお申し込みください。
Workshop
手の届く範囲の食の力を取り入れる、モバイルフードワークショップ
フードディレクターとして全国各地で活動、今年は、長野でトレイルフードの開発に関わっているという山倉あゆみさんを講師に、モバイルフードを自作するミニワークショップを開催します。
どんな味のものを食べるとからだが元気になると感じるのか?自分の味覚に意識的になるワークと、京都で手に入る食材を使ってモバイルフードをつくるワークを行います。
※お子様の参加も可能です。参加には申込みが必要になります。
Workshop
日 時:
・1回目 9月17日(日)13:30-14:15
・2回目 9月18日(月・祝)13:30-14:15
場 所:なはれ(京都府京都市下京区本塩竈町534)
参加費:無料
定 員:各回5名(先着順)
申込みはこちら
Exhibition
Mobile Food Challenge:試作の軌跡を展示
2023年8月に開催したワークショップ「Mobile Food Challenge」。ワークショップを皮切りにリサーチとプロトタイピングを行い、自分の半径12km圏内にあるものからモバイルフードをつくるプロジェクトです。気候変動、生物多様性の喪失を背景に、移りゆく自然環境や生活環境の中、それでも手の届く範囲の食の力をからだに取り込んでいくために、参加者がどのような素材を集め、どのようにモバイルフードを試作したか、そのプロセスを展示します。
古代の「保存食」をモチーフにリソグラフで印刷したイラストの展示や、3Dプリンターで出力したモバイルフードの型なども展示されます。
Exhibition
会 期:9月17日(日)〜9月22日(金)
時 間:日・祝:13:00-17:00、平日:17:00-19:00
場 所:なはれ(京都府京都市下京区本塩竈町534)
入場料:無料
※申込みは不要です。
Outline
- 会 期
- 2023年9月16日(土)-2023年9月22日(金)
日・祝:13:00-17:00 平日:17:00-19:00 - トークセッション
- 2023年9月16日(土)13:30-15:30
- ワークショップ
- 1回目 9月17日(日)13:30-14:15
2回目 9月18日(月・祝)13:30-14:15 - 入場料
- 無料(一部有料プログラムあり)
- 会 場
- なはれ 住所:京都府京都市下京区本塩竈町534
FabCafe Kyoto(京都府京都市下京区本塩竈町554)から徒歩2分
https://goo.gl/maps/vEnPfhuCk9QB2X2Q7 - 申込み
- https://loftwork.com/jp/20230916_event_regist
- 対 象
-
- 自身の専門領域から「食べる」ことについて思考したい方
- 食に関する社会課題に関心があり、より深い理解を求めている方
- 食品業界でサステナビリティ推進や循環型の取り組みに携わっている方
- 地域の素材をつかった商品開発に取り組んでいる方
- 環境や社会に配慮した事業に取り組んでいる企業の企画や新規事業創出、R&D担当の方
- 自然や環境と人間の関わり方をクリエイティブな方法で探ることに興味のある方
- 「心地よさ」のような、機能性だけでないものづくりについて考えを深めたい方
- 主 催
- 株式会社ロフトワーク
- ご注意
- ・参加者の皆さんの写真や議論の内容は後日loftwork.comに掲載する場合があります
・プログラムは、予告なく変更される場合があります。
ACCESS
なはれ
住所:京都府京都市下京区本塩竈町534
Speakers
HERENESS, マーケティングディレクター
神谷 颯人
株式会社アルティコ所属。HERENESSのマーケティングディレクター兼マーチャンダイザーとして、2020年12月にブランドを立ち上げ、商品開発からマーケティング・販売まで一貫したブランド運営に携わる。
https://hereness.jp/
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株式会社アルティコ所属。HERENESSのマーケティングディレクター兼マーチャンダイザーとして、2020年12月にブランドを立ち上げ、商品開発からマーケティング・販売まで一貫したブランド運営に携わる。https://hereness.jp/
Sync board Inc., 代表/プランニングディレクター
山倉 あゆみ
出身の新潟、長野、京都など多拠点生活を実践しながら「食や暮らしを中心に、健やかに循環する社会」をテーマに伴走型のプロジェクトワーカーとして活動。料理人経験を生かし、食や農の企画にも多数関わる。
(Photo by photopicnic 藤田二朗)
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出身の新潟、長野、京都など多拠点生活を実践しながら「食や暮らしを中心に、健やかに循環する社会」をテーマに伴走型のプロジェクトワーカーとして活動。料理人経験を生かし、食や農の企画にも多数関わる。(Photo by photopicnic 藤田二朗)
株式会社ロフトワーク, クリエイティブディレクター / なはれ
村上 航
大学在学中に「地域おこし協力隊」に着任し、地域ブランドや地場産品の開発・販売・PR等に携わる。そのなかで出会った農林漁業やものづくりを生業とする人の知恵や語る言葉が強く印象に残り、見聞きしたことを伝える手段としてのデザインに興味を持つ。その後6年間、デザイン事務所で印刷物やWEBなどビジュアルデザインの経験を積む。日々伝えるためのデザインを制作する中で、目の前にある問題だけでなく、顕在化されていない課題にもアプローチしていきたいと考えるようになり、2022年7月ロフトワークに入社。