
クリエイティブな企業活動を通じたサステナビリティの実現
Finished イベント終了
- Date
-
2024-01-16 (Tue)
14:00-16:10
- Capacity
- リアル会場:20名、オンライン会場:100名
- fee
- 無料
Finished
About
サステナビリティの実現に必要なのは、創造的思考での事業活動
サステナビリティへの意識は高まり、企業が事業を通じて環境・社会課題の解決に取り組むことは当たり前となってきています。
その中で、既存事業の中での取組みだけでなく、クリエイティブな視点で、新規事業を通じて環境・社会課題の解決に貢献する企業も出てきています。それらの企業は、どのように直感的に見て感じてワクワクするようなクリエイティブなプロダクトやサービスを生み出したのでしょうか?企業の利益にはどう結びついているのでしょうか?
今回のイベントでは、そうした新規事業が生まれたプロセスや、どのように事業が環境・社会課題解決と結びつくかなどについて、事例をもとに考えていきます。
循環型アプローチを実践してる2社がゲスト
クリエイティブな観点で、自然環境や地域社会の持続性に配慮した新たなプロジェクトを進めているお2人をお迎えします。
1人目は、日建設計が運営する「Nikken Wood Lab」代表の大庭拓也さん。Nikken Wood Labは「つくればつくるほど生命にとって良い建築を」をマニフェストに、都市建築の木質化に向けたさまざまなプロジェクトを行っています。森林の健全な循環を助けるために正しい方法で木材を活用することが求められる中、「誰でも手に取れる」極小木造にも取り組み、従来の大規模木造だけでは補えないユーザーの拡大を目指されています。
もう1人は株式会社スマイルズ取締役社長 兼 CCOの野崎 亙さん。ニューサイクルコモンズ「PASS THE BATON」では、” Relight The Stock,Relight The Culture,Relight The Local.”というテーマを掲げ、企業やブランドの倉庫に眠っていた規格外品やデッドストックアイテムにも光を当てることで、新たな消費の在り方を再考するリアルなマーケットイベント「PASS THE BATON MARKET」を開催されてきました。「これからのものづくり」「生活と消費」「循環とサステナブル」などを考える機会となっています。
このように、企業が事業を通して新たな価値観を提案し、発展することで、社会や人々の暮らしに自ずとサステナブルな価値観が織り交ぜられていくのでしょう。
つくるほど企業と環境・社会にとって良いものづくり
日建設計の大庭さんは、「木材を手にとって何かをつくる行為やそのプロセスそのものが地球環境への思いを育てる機会になる」と考え、その実証実験としてプロジェクトを進めています。このように企業活動を行うことで環境・社会課題を解決し、理想の社会を導ける企業活動を目指すべきではないでしょうか。
本イベントは、環境・社会の課題解決につながる事業づくりの視点を獲得したり、参加者同士で意見交換ができる機会となりますので、奮ってご参加ください。
こんな人におすすめです
- サステナビリティに取り組んでいる/取り組もうとしているサステナビリティ部門/CSR推進担当/新規事業担当/広報担当の方
- クリエイティブなアプローチで環境・社会課題解決に取り組むことに関心がある方
- 新規事業に関心がある方
GREEN×GLOBE Partnersとは
GREEN×GLOBE Partnersは、環境・社会課題解決のためにSMBCグループが2020年7月に設立した事業者コミュニティです。
『環境・社会課題解決の「意識」と「機会」を流通させる』ことを目的に、事業者に向けた情報発信や、仲間を見つけるための機会の創出など、事業者に向けた支援を行っています。
コミュニティ内外の志をともにするパートナーをつなぎ、プロジェクトの組成と推進を支援することを通して、環境・社会課題解決に必要な活動や関係者が増えていくことを目指しています。
GREEN×GLOBE Partners:https://ggpartners.jp
Program
- 14:00-14:10
- イントロダクション
株式会社三井住友フィナンシャルグループ 山北 絵美
株式会社ロフトワーク 玉木 春那
- 14:10-14:30
- 活動紹介1
「木質・木造開発研究プロジェクト『日建設計Nikken Wood Lab』の取り組み」
株式会社日建設計 大庭 拓也 - 14:30-14:50
- 活動紹介2
「ニューサイクルコモンズ『PASS THE BATON』の取り組み」
株式会社スマイルズ 野崎 亙 - 14:50-15:20
- クロストーク
「自然環境や地域社会の持続性に配慮したクリエイティブな企業活動とは」
株式会社日建設計 大庭 拓也
株式会社スマイルズ 野崎 亙
株式会社ロフトワーク 棚橋 弘季 - 15:20-15:30
- トークセッション・クロージング
※オンライン配信はここまで - 15:30-16:10
- 登壇者と参加者のネットワーキング
Speaker

株式会社日建設計
大庭 拓也
ウッドスケープアーキテクト。1982年福岡県北九州市生まれ。福岡大学建築学科卒業、東京工業大学大学院建築学専攻修了後、日建設計に入社。
「つくればつくるほど生命にとって良い建築」を自身のマニフェストとし、建築・都市の木質化に従事。最近では森林(もり)と都市(まち)の新しい関係を見いだす「つな木」プロジェクトを推進中。有明体操競技場、選手村ビレッジプラザ、渋谷区立北谷公園などの木質建築を手掛け、農林水産大臣賞、環境大臣賞、林野庁長官賞、ウッドデザイン賞などを受賞。テレビ東京「未来シティ研究所」、BS TBS「宇賀なつみの そこ教えて!」、TBSラジオ「ACTION」など多数のメディアに活動が取り上げられる。
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ウッドスケープアーキテクト。1982年福岡県北九州市生まれ。福岡大学建築学科卒業、東京工業大学大学院建築学専攻修了後、日建設計に入社。「つくればつくるほど生命にとって良い建築」を自身のマニフェストとし、建築・都市の木質化に従事。最近では森林(もり)と都市(まち)の新しい関係を見いだす「つな木」プロジェクトを推進中。有明体操競技場、選手村ビレッジプラザ、渋谷区立北谷公園などの木質建築を手掛け、農林水産大臣賞、環境大臣賞、林野庁長官賞、ウッドデザイン賞などを受賞。テレビ東京「未来シティ研究所」、BS TBS「宇賀なつみの そこ教えて!」、TBSラジオ「ACTION」など多数のメディアに活動が取り上げられる。

株式会社スマイルズ, 代表取締役社長
野崎 亙
京都大学工学部卒。東京大学大学院卒。2003年、株式会社イデー入社。新店舗の立上げから新規事業の企画を経験。2006年、株式会社アクシス入社。デザインコンサルティングという手法で大手メーカー企業などのビジネスプロデュースや経営コンサルティングに従事。2011年、スマイルズ入社。全ての事業のブランディングやクリエイティブの統括に加え、入場料のある本屋「文喫」、東京ミッドタウン八重洲「ヤエスパブリック」など外部案件のコンサルティング、プロデュースを手掛ける。ACC CREATIVITY AWARDS 2020デザイン部門審査員、2024年度グッドデザイン賞審査委員ユニット長。著書:『自分が欲しいものだけ創る!スープストックトーキョーを生んだ『直感と共感』のスマイルズ流マーケティング』(日経BP)
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京都大学工学部卒。東京大学大学院卒。2003年、株式会社イデー入社。新店舗の立上げから新規事業の企画を経験。2006年、株式会社アクシス入社。デザインコンサルティングという手法で大手メーカー企業などのビジネスプロデュースや経営コンサルティングに従事。2011年、スマイルズ入社。全ての事業のブランディングやクリエイティブの統括に加え、入場料のある本屋「文喫」、東京ミッドタウン八重洲「ヤエスパブリック」など外部案件のコンサルティング、プロデュースを手掛ける。ACC CREATIVITY AWARDS 2020デザイン部門審査員、2024年度グッドデザイン賞審査委員ユニット長。著書:『自分が欲しいものだけ創る!スープストックトーキョーを生んだ『直感と共感』のスマイルズ流マーケティング』(日経BP)
三井住友フィナンシャルグループ サステナビリティ企画部 部長代理(三井住友銀行兼職)
山北 絵美
農学部卒。2013年、三井住友銀行に入行。経済産業省への出向を経て、三井住友銀行にてソーシャル・インパクト・ボンド(SIB)を担当し、2019年には世界初の禁煙事業でのSIB組成。2019年より、フード&アグリを担当。2022年4月より現職にてGREEN×GLOBE Partners(GGP)を担当。Circular Economy and Sustainability Strategies(Cambridge Judge Business School)修了。
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農学部卒。2013年、三井住友銀行に入行。経済産業省への出向を経て、三井住友銀行にてソーシャル・インパクト・ボンド(SIB)を担当し、2019年には世界初の禁煙事業でのSIB組成。2019年より、フード&アグリを担当。2022年4月より現職にてGREEN×GLOBE Partners(GGP)を担当。Circular Economy and Sustainability Strategies(Cambridge Judge Business School)修了。
株式会社ロフトワーク, 執行役員 兼 イノベーションメーカー
棚橋 弘季
2013年、デザイン思考を用いたプロダクト・サービス開発の支援を行なった経験をもってロフトワークに入社。以来、デザイン思考、デザインリサーチ、オープンイノベーションを特徴とする新規事業の構想・コンセプトづくりのプロジェクトに携わる。2016年には、富士通の共創プラットフォーム「FUJITSU Knowledge Integration Base PLY」でグッドデザイン賞受賞。近年では、システム思考のアプローチも取り入れ、社会・環境課題の解決を目指した事業開発プロジェクトに多数携わる。複数のステークホルダーを巻き込んだコレクティブな活動づくりが得意。芝浦工業大学卒業。難解で分厚い本を読むことを愛する。生涯読んでる本は推定1500冊以上。 著書に『デザイン思考の仕事術』、『ペルソナ作って、それからどうするの?』、共著に『マーケティング2.0』。noteのフォロワーは5万人超。
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2013年、デザイン思考を用いたプロダクト・サービス開発の支援を行なった経験をもってロフトワークに入社。以来、デザイン思考、デザインリサーチ、オープンイノベーションを特徴とする新規事業の構想・コンセプトづくりのプロジェクトに携わる。2016年には、富士通の共創プラットフォーム「FUJITSU Knowledge Integration Base PLY」でグッドデザイン賞受賞。近年では、システム思考のアプローチも取り入れ、社会・環境課題の解決を目指した事業開発プロジェクトに多数携わる。複数のステークホルダーを巻き込んだコレクティブな活動づくりが得意。芝浦工業大学卒業。難解で分厚い本を読むことを愛する。生涯読んでる本は推定1500冊以上。 著書に『デザイン思考の仕事術』、『ペルソナ作って、それからどうするの?』、共著に『マーケティング2.0』。noteのフォロワーは5万人超。
株式会社ロフトワーク, クリエイティブディレクター
玉木 春那
1999年京都生まれ。立命館大学経営学部でデザインマネジメントを学ぶ。領域横断的にプロジェクトを生み出すことに魅力を感じ、ロフトワークに入社。食への興味と環境問題の問題意識から、食とサステナビリティを基軸に様々なイベント企画・運営に取り組んできた。日本と世界各地を巡ることや、食日記を綴ることを通して「食の豊かさ」について考え発信している。趣味はご飯とお酒。週末は料理や食べ歩きをして過ごす。不定期でおばんざい屋開催中。
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1999年京都生まれ。立命館大学経営学部でデザインマネジメントを学ぶ。領域横断的にプロジェクトを生み出すことに魅力を感じ、ロフトワークに入社。食への興味と環境問題の問題意識から、食とサステナビリティを基軸に様々なイベント企画・運営に取り組んできた。日本と世界各地を巡ることや、食日記を綴ることを通して「食の豊かさ」について考え発信している。趣味はご飯とお酒。週末は料理や食べ歩きをして過ごす。不定期でおばんざい屋開催中。Outline
- 開催日
- 2024年1月16日(火) 14:00-16:10
トークセッション:14:00-15:30、ネットワーキング:15:30-16:10 - 開催形態
- リアル会場(トーク+ネットワーキング)+オンライン配信(トークのみ)
- 場所
- リアル会場:ロフトワーク渋谷 10階
住所:〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂 1-22-7 道玄坂ピア 10F
オンライン配信:Zoomウェビナー / YouTube - 定員
- リアル会場:20名、オンライン会場:100名
- 参加費
- 無料
- 共催
- 株式会社三井住友フィナンシャルグループ、三井住友銀行、株式会社ロフトワーク
ご注意
- 申込多数の場合、抽選となる可能性がございます。ご了承ください。
- 当選者の方には、開催前日までにウェビナーリンクまたは、会場案内を、申し込み時にご登録いただいたメールアドレス宛にお送りします。
- 参加者の皆さんの写真や議論の内容は後日loftwork.comおよびGREEN×GLOBE PartnersのWebサイトに掲載する場合があります。
- プログラムは、予告なく変更される場合があります。
- 本イベントの取材をご希望の方は、GGP事務局までお問い合わせください。
ACCESS
株式会社ロフトワーク 渋谷オフィス 10階