“NFeTish” vol.3
A MACHINE Workshop|服と向き合う:機能の剥奪と回復
Finished イベント終了
身体とデジタルの関係性を紐解いてきたプロジェクト「NFeTish」。
第3弾となる今回は自分のシャツを解体し、手縫いするワークショップを実施します。
- Date
-
2024-10-26 (Sat)
1部:11:00-14:30
2部:15:30-19:00
- Place
- なはれ MAP
- Capacity
- 12名(各部6名ずつ)
- fee
- 15,000円
Finished
身体とデジタルの関係性を紐解いてきたプロジェクト「NFeTish」。
第3弾となる今回は自分のシャツを解体し、手縫いするワークショップを実施します。
About
服としての機能を剥奪し、回復させるワークショップを実施
出典
https://like-a-machine.com/collection/why-need-new-clothes/
https://www.instagram.com/p/CxKvPylPBGt/?img_index=8
https://like-a-machine.com/installation/solo/
メンズファッションブランド A MACHINE デザイナー金井氏をゲストに迎え、持参して頂いた既成のシャツの一部を解体し、手縫いで再度縫い直すワークショップを行います。
本ワークショップはA MACHINEが2023A/Wコレクション「Why need new clothes when there is a glut?」にて、洋服を作るシステムがより簡略化された現代で、ファッションブランドの存在価値を確認することを目的としたコレクションからの引用になります。以下ステートメントの解説です。
袖と襟をシャツから外すことで、服としての機能を剥奪し、持ち主自身の手によって再度、服としての機能を再生させます。 目の前の洋服と向き合うこの行為は、効率性や完成度などの視点を超えて、洋服の複雑さ、作ることの難しさに触れることで、衣服への深い感情や身体への物理的な実感を得ることを目的としています。
ワークショップでは持参して頂いた既成のシャツの袖や襟を解体し、糸を外し自分自身の手で星止めを行います。ワークショップ後日、分解されたシャツはA MACHINEのアトリエで仕上げを行い、12月を目処に完成したシャツをお戻しします。
現代のフェティッシュの可能性を考える “NFeTish”
「NFeTish(エヌフェティッシュ)」は、「デジタル化されたフェティッシュは私たちの心を揺らすことができるのか」をテーマにトークイベント、ワークショップ、展示を行うプロジェクトです。
衣服を通して、物理世界に潜む身体性を紐解く
これまでのNFeTishでは、バーチャルやデジタルテクノロジーにおける身体性を探ることを目的としてフェティッシュを例に、フィジカルからシフトすることができるのか検証してきました。
しかし、バーチャルやデジタルの深みに踏み込むほど、生身との距離が広がり、まるでその感覚が置き去りにされているかのように感じ始めました。
いま一度アナログや古典的な手法に回帰することでデジタルでは再現できない身体性を追求し、新たな表現の可能性を探ることを期待しています。
今回は、物理的に身体に最も近い存在である衣服に注目。衣服を通して物理的感覚や身体への理解を深めることを考えています。
こんな人におすすめです
- 衣服と身体性に興味のある方
- 服作りに関心があり、アートやクリエイティブ領域で活動している方
- アパレルショップやデザインに携わっているファッション業界の方
- 身体や感覚などに日々向き合っている彫刻家、ダンサーや料理家の方
Program
- 30min
- inspiration talk「NFeTish」の概要説明/ワークショップの説明
- 15min
- lecture 「今回の作業について」
- 150min
- workshop 「シャツを解体、手縫い」
※分解されたシャツはA MACHINEのアトリエで仕上げを行い、12月を目処に完成したシャツをお戻しいたします。
Guest
A MACHINE, デザイナー
金井 慶介
2016年に多摩美術大学 テキスタイル専攻を卒業。2017年に服の構造、テキスタイルを応用したインテリアブランド”A MACHINE”を開始。2018年からファッションをメインに製作。
一貫したコンセプトは無く、ここ数シーズンはデザインする行為の主体を外的要因に委ね、デザインの主体性を問うことをテーマとしている。
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2016年に多摩美術大学 テキスタイル専攻を卒業。2017年に服の構造、テキスタイルを応用したインテリアブランド”A MACHINE”を開始。2018年からファッションをメインに製作。一貫したコンセプトは無く、ここ数シーズンはデザインする行為の主体を外的要因に委ね、デザインの主体性を問うことをテーマとしている。
株式会社ロフトワーク, クリエイティブディレクター / なはれ
加藤 あん
愛知県出身。名古屋芸術大学芸術教養領域卒業。大学では「身体と衣服」をテーマに研究。また、展覧会の企画やキャンパスの改装計画にも携わる。2021年FabCafe Nagoyaでインターンを経験し、クリエイティブの力を体感。様々な分野とクリエイティブによって生み出される新たな価値の遭遇を求め、ロフトワークに入社。映画と生姜が好き。
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愛知県出身。名古屋芸術大学芸術教養領域卒業。大学では「身体と衣服」をテーマに研究。また、展覧会の企画やキャンパスの改装計画にも携わる。2021年FabCafe Nagoyaでインターンを経験し、クリエイティブの力を体感。様々な分野とクリエイティブによって生み出される新たな価値の遭遇を求め、ロフトワークに入社。映画と生姜が好き。Outline
- 開催日
- 2024年10月26日(土)
1部:11:00-14:30
2部:15:30-19:00 - 会 場
- なはれ 住所:京都府京都市下京区本塩竈町534
※FabCafe Kyotoから徒歩2分
https://maps.app.goo.gl/PJxnFtoi7spnu5zK7 - 定 員
- 12名(各部6名ずつ)
※申し込みが定員数を超えた場合は抽選となります。 - 参加費
- 15,000円
- 持ち物
- シャツ(長袖・襟付き)
- 配 信
- なし
- 対 象
-
- 衣服と身体性に興味のある方
- 服作りに関心があり、アートやクリエイティブ領域で活動している方
- アパレルショップやデザインに携わっているファッション業界の方
- 身体や感覚などに日々向き合っている彫刻家、ダンサーや料理家の方
- 主 催
- 株式会社ロフトワーク
- ご注意
- ・申込多数の場合、抽選となる可能性がございます。
・参加者の皆さんの写真や議論の内容は後日loftwork.comに掲載する場合があります
・プログラムは、予告なく変更される場合があります。
ACCESS
なはれ 住所:京都府京都市下京区本塩竈町534
※FabCafe Kyotoから徒歩2分
※申し込みが定員数を超えた場合は抽選となります。