EVENT トーク

CO-SHA ソウゾウプロジェクト最終発表会
プロジェクト活動から紐解く実践のヒント
-生徒主体の共創空間をつくるには?-

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CO-SHA Platformが開催する本イベントでは、CO-SHAソウゾウプロジェクトで活動を進めてきた採択プロジェクトの活動成果発表と、アドバイザーを交えた座談会形式の振り返りを実施します。アウトプットはもちろん、それぞれのプロジェクトが目指した教育の形や、紆余曲折の過程から、学校づくりに活かせるヒントを探ります。

Date
2025-02-07 (Fri)
17:00-19:00
Place
Zoomミーティング
fee
無料

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CO-SHA Platformが開催する本イベントでは、CO-SHAソウゾウプロジェクトで活動を進めてきた採択プロジェクトの活動成果発表と、アドバイザーを交えた座談会形式の振り返りを実施します。アウトプットはもちろん、それぞれのプロジェクトが目指した教育の形や、紆余曲折の過程から、学校づくりに活かせるヒントを探ります。

About

現在、学校教育の場では、子どもたちの可能性を引き出す個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実を図る「令和の日本型学校教育」の実現、および、そのための施設整備の推進が求められています。その一方で、施設整備の現場では、改修ノウハウや専門職員の不足など様々な課題を抱えているのが現状です。

このような背景の中、文部科学省は、あしたの学校施設づくりを支援するプラットフォーム「CO-SHA Platform(コーシャプラットフォーム)」を運営しています。学校設置者や教職員の方々に向け、学校施設の整備や活用を進めるための支援を行い、また、学校づくりに携わるさまざまな立場の方々の共有・共創の場づくりを目指しています。

活動の一環として、学校の改築や改修、教室の空間レイアウトの更新などに取り組みたい一方で、様々な課題を抱えている学校設置者並びに教職員の方々を対象に、プロジェクトを立ち上げ、新たな一歩を踏み出し試行するための機会を提供するCO-SHA ソウゾウ プロジェクトを始動。現在3団体が採択され、アドバイザーや運営事務局のサポートを受けながらプロジェクト活動を行っています。

イベント概要

本日の最終発表会では、CO-SHAソウゾウプロジェクトで活動を進めてきた3団体にご登壇いただきます。成果報告のみならず、アウトプットに辿り着くまでのプロセスもお話いただき、教育内容や校舎に課題感を持つ多くの教育関係者の皆さまにとって参考となるような議論を目指します。

  • 女子美術大学付属高等学校・中学校
    『[CAFÉ 1915] ~共創を視覚化するカフェ~
    生徒の学びを共有し、共創できる場の必要性について

  • 聖学院中学校高等学校
    『アナログ(図書館)とデジタル(ファブラボ)のシームレスな接続による未来の教育DXに向けた教室環境の実現』
    ファブラボと図書館のシームレスな連携から生徒自ら創造する空間づくり
    ~物が集まる場所に人が集い、人が集う場所にコミュニティが生まれ、思いが集まり、新たな創造性の場が生まれる~

  • 泉大津市立小津中学校
    『「学校フードコート」設置プロジェクト』
    生徒・教員・保護者・地域の「食べる・集まる・催す」の拠点となる、フリースペース「学校フードコート」を設置する

振り返りでは、プロジェクトのアドバイザーを担当いただいた上野淳先生、倉斗綾子先生、野中陽一先生をゲストに、プロジェクトを深堀りしていきます。

お話いただくアドバイザーの方々

  • 上野淳(東京都立大学 名誉教授 工学博士)
  • 倉斗綾子(千葉工業大学創造工学部デザイン科学科・教授)
  • 野中陽一(横浜国立大学大学院教育学研究科・教授)

こんな方におすすめ

  • 教育委員会関係者の方(行政・施設整備担当)
  • 教職員の方
  • 学校建築に関わる建築設計者の方
  • 学校建築・教育環境について研究・勉強されている方
  • 学校施設、教育に関わる企業の方

Program

17:00-17:10
ごあいさつ&CO-SHA Platformについて

・鈴木あゆみ (株式会社ロフトワーク)
・永野 和大(文部科学省文教施設企画・防災部施設企画課 , 指導第二係長)

17:10-17:35
女子美術大学付属高等学校・中学校
『「生徒の学びを共有し、共創できる場の必要性」について発表+振り返り』

・藤原典子(女子美術大学付属高等学校・中学校 美術科教諭(デザインコース)施設デザイン / CO -SHAソウゾウプロジェクト学内担当)
・住吉貴一(女子美術大学付属高等学校・中学校 美術科教諭(デザインコース)総務部・施設デザイン / CO -SHAソウゾウプロジェクト学内担当)
・倉斗綾子(千葉工業大学創造工学部デザイン科学科・教授)
・鈴木あゆみ(ロフトワーク)

17:35-18:00
聖学院中学校高等学校
『「ファブラボと図書館のシームレスな連携から生徒自ら創造する空間づくり

~物が集まる場所に人が集い、人が集う場所にコミュニティが生まれ、思いが集まり、新たな創造性の場が生まれる~」について発表+振り返り』

・山本周(聖学院中学校高等学校 情報科主任/学校法人聖学院教育デザイン開発センターDX教育デザインユニット長)
・野中陽一(横浜国立大学大学院教育学研究科・教授)
・鈴木あゆみ(ロフトワーク)

18:00-18:25
泉大津市立小津中学校
『「生徒・教員・保護者・地域の「食べる・集まる・催す」の拠点となる、フリースペース「学校フードコート」を設置する」について発表+振り返り』

・倭倫子(泉大津市立小津中学校 指導栄養教諭)
・高橋敏也(泉大津市立小津中学校 校長)
・鈴木あゆみ(ロフトワーク)

18:25-18:50
座談会
『ソウゾウ プロジェクトに取り組んだ3団体の皆さんと事務局メンバーにて、プロジェクト活動全般について振り返り』

・藤原典子(女子美術大学付属高等学校・中学校 美術科教諭(デザインコース)施設デザイン / CO -SHAソウゾウプロジェクト学内担当)
・住吉貴一(女子美術大学付属高等学校・中学校 美術科教諭(デザインコース)総務部・施設デザイン / CO -SHAソウゾウプロジェクト学内担当)
・倉斗綾子(千葉工業大学創造工学部デザイン科学科・教授)
・山本周(聖学院中学校高等学校 情報科主任/学校法人聖学院教育デザイン開発センターDX教育デザインユニット長)
・野中陽一(横浜国立大学大学院教育学研究科・教授)
・倭倫子(泉大津市立小津中学校 指導栄養教諭)
・高橋敏也(泉大津市立小津中学校 校長)
・上野 淳 (東京都立大学 名誉教授 工学博士)
・鈴木あゆみ(ロフトワーク)

18:50-19:00
クロージング

・上野 淳 (東京都立大学 名誉教授 工学博士)
・鈴木あゆみ (株式会社ロフトワーク)

Outline

日 時
2024年2月7日(金)17:00-19:00
場 所
オンライン(Zoom)
参加費
無料
主 催
文部科学省
協 力
令和6年度 新時代の学びを実現する学校施設整備・活用推進プラットフォーム構築・運用業務委託事業
事務局
株式会社ロフトワーク
ご注意
・事前予約制になります。
・プログラムは、予告なく変更される場合があります。
・参加者の皆さんの顔写真等は、後日Loftwork.comに掲載する場合があります。

Speaker

藤原 典子

女子美術大学付属高等学校・中学校, 美術科教諭(デザインコース)施設デザイン / CO -SHAソウゾウプロジェクト学内担当

藤原 典子

幼少期、ハンガリーに3年間滞在。世界遺産の首都ブダペストの美観とインターナショナルスクールの色彩・機能性のある教育空間を深く印象に残す。大学卒業後、設計事務所にて店舗・オフィスのインテリアデザインを行う。その後、母校にて美術・デザインを指導。生徒のもつ可能性と美術教育の力を強く感じる。機会を得て、大学の正門・中高のカフェテリアとCG室のデザインに携わる。今回のプロジェクトをきっかけに日本での学校施設・教育空間の充実と、生徒がよりCREATIVEな感性を磨き、「共創」できる空間を探る。

詳細を見る 幼少期、ハンガリーに3年間滞在。世界遺産の首都ブダペストの美観とインターナショナルスクールの色彩・機能性のある教育空間を深く印象に残す。大学卒業後、設計事務所にて店舗・オフィスのインテリアデザインを行う。その後、母校にて美術・デザインを指導。生徒のもつ可能性と美術教育の力を強く感じる。機会を得て、大学の正門・中高のカフェテリアとCG室のデザインに携わる。今回のプロジェクトをきっかけに日本での学校施設・教育空間の充実と、生徒がよりCREATIVEな感性を磨き、「共創」できる空間を探る。
住吉 貴一

女子美術大学付属高等学校・中学校, 美術科教諭(デザインコース)総務部・施設デザイン / CO -SHAソウゾウプロジェクト学内担当

住吉 貴一

1984年生まれ。2007年東京造形大学室内建築専攻修了、2019年京都造形芸術大学芸術学部修了。アパレルでの販売員、学童保育のロボット先生、小学校でのワークショップや授業補佐など経験。現在は都内の大学付属の中高一貫校で美術科教員および総務として勤務。学校における生徒と教員、建築空間がどのように交わり、豊かな学びや人間形成につながっていくか模索中。

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山本 周

聖学院中学校高等学校, 情報科主任/学校法人聖学院教育デザイン開発センターDX教育デザインユニット長

山本 周

2021年に大学院を修了後、聖学院中学校・高等学校に情報科の専任教諭として採用。「ニーズとチャンスが結び付くと人はテクノロジーの傍観者ではなく、主役になる」をモットーに日々活動。中学情報プログラミング、高校STEAM授業カリキュラム開発・授業担当、校内FabLabの住人。

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高橋 敏也

泉大津市立小津中学校, 校長

高橋 敏也

本校に校長として赴任し、4年目となります。この4年間は一貫して【生徒主体の学校づくり】にこだわってきました。生徒自身が学校生活すべてを【自分ごと】として捉え、【主体性】をもって学べる学校を、【本気!】でつくっています。そんな中、このプロジェクトにおいて、生徒が学び、共に創り、楽しく遊び、自分らしく過ごせる心地いい空間を作り出せるよう取り組んでいます。北欧の【Hygge】のような空間を、子どもたちとともに創り出せると最高ですね。

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倭 倫子

泉大津市立小津中学校, 指導栄養教諭

倭 倫子

本校は全校生徒が参加する話し合いによって導き出した卒業時に目指したい姿(「学校のコンパス」)を、生徒・教師がともに目指す学校の最上位目標に据え、生徒の願いに基づいた学校づくりを推進している。私の役割は、指導栄養教諭として教科と連携した食に関する指導にとどまらず、生徒が主体的に取り組む諸活動に「食育」の視点を加える担当。「食」への関心を高めてほしいとの願いを込め、「食」を通じて生徒を育む場、生徒と大人がともに集う場を作るため、生徒主体で本プロジェクトを推進。

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上野 淳

東京都立大学, 名誉教授 工学博士・CO-SHA スーパーバイザー

上野 淳

1993年~ 東京都立大学大学院工学研究科建築学専攻・教授
2015~2020年 東京都立大学学長,2012~2015年 (社)日本医療福祉建築協会会長
2016~2021年 文部科学省「学校施設の在り方に関する調査研究協力者会議」主査
専門は建築計画学、環境行動研究:学校、病院、高齢者施設などの地域公共施設計画。⼩学校、中学校、⾼等学校、特別⽀援学校の建築計画、新築、改築、⼤規模改修等の建築計画指導、計画・設計コンサルタント、学校のバリアフリーデザイン、地域公共施設と学校の複合化計画。

詳細を見る 1993年~ 東京都立大学大学院工学研究科建築学専攻・教授
2015~2020年 東京都立大学学長,2012~2015年 (社)日本医療福祉建築協会会長
2016~2021年 文部科学省「学校施設の在り方に関する調査研究協力者会議」主査
専門は建築計画学、環境行動研究:学校、病院、高齢者施設などの地域公共施設計画。⼩学校、中学校、⾼等学校、特別⽀援学校の建築計画、新築、改築、⼤規模改修等の建築計画指導、計画・設計コンサルタント、学校のバリアフリーデザイン、地域公共施設と学校の複合化計画。
倉斗 綾子

千葉工業大学創造工学部デザイン科学科, 教授

倉斗 綾子

東京都⽴⼤学⼤学院⼯学研究科建築学専攻修了。博⼠(⼯学)
家具メーカー勤務などを経て、現職。
⽂部科学省「学校施設の在り⽅に関する調査研究協⼒者会議」「新しい時代の学校施設検討部会」委員を始め複数の委員会に参加。
その他、地⽅⾃治体における公共施設マネジメントの専⾨委員を歴任。

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家具メーカー勤務などを経て、現職。
⽂部科学省「学校施設の在り⽅に関する調査研究協⼒者会議」「新しい時代の学校施設検討部会」委員を始め複数の委員会に参加。
その他、地⽅⾃治体における公共施設マネジメントの専⾨委員を歴任。

永野 和大

文部科学省文教施設企画・防災部施設企画課 , 指導第二係長

永野 和大

1994年千葉県生まれ。信州大学大学院修了。
大学修了後、文部科学省に入省。文教施設企画・防災部参事官付、同部施設企画課、文化庁文化資源活用課を経て現職。とくに建築関係の分野において行政業務に関わってきた。現在は、指導第二係長としてCO-SHAプラットフォームの運営業務等に携わっている。趣味はジムでのトレーニング。

詳細を見る 1994年千葉県生まれ。信州大学大学院修了。
大学修了後、文部科学省に入省。文教施設企画・防災部参事官付、同部施設企画課、文化庁文化資源活用課を経て現職。とくに建築関係の分野において行政業務に関わってきた。現在は、指導第二係長としてCO-SHAプラットフォームの運営業務等に携わっている。趣味はジムでのトレーニング。
鈴木 あゆみ

株式会社ロフトワーク, Layout ディレクター

鈴木 あゆみ

1994年生まれ、東京都出身。学生時代に行っていた認定NPO法人カタリバでの活動や、テーマパークでのアルバイト経験により「対話」や「コミュニケーション」、「場づくり」に興味を持つ。ホテル業界、コワーキングスペース、コミュニティスペースなどで勤務したのち、持続可能なコミュニティづくりを学ぶために、2023年ロフトワークへ入社。好きなことはカメラ、ディズニー、読書、旅行、ひととひとを繋げること。特技は結婚式二次会の幹事。

詳細を見る 1994年生まれ、東京都出身。学生時代に行っていた認定NPO法人カタリバでの活動や、テーマパークでのアルバイト経験により「対話」や「コミュニケーション」、「場づくり」に興味を持つ。ホテル業界、コワーキングスペース、コミュニティスペースなどで勤務したのち、持続可能なコミュニティづくりを学ぶために、2023年ロフトワークへ入社。好きなことはカメラ、ディズニー、読書、旅行、ひととひとを繋げること。特技は結婚式二次会の幹事。

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