EVENT トーク

ネイチャーポジティブのための自然社会共創
~自然資本を活用して、社会をデザインしていく~

Finished イベント終了

Date
2025-03-24 (Mon)
14:00 – 17:10
Place
YAMAHA MOTOR Regenerative Lab MAP
Capacity
50名
fee
無料

Finished

About

Nature-Based Solutionsから自然資本について考える

気候変動や生物多様性の危機が深刻化する中で、「Nature-Based Solutions(NBS)」は、自然の力を活用して社会課題を解決するアプローチとして注目されています。都市の緑化、防災、持続可能な農業や水資源管理など、環境問題の解決策を自然と共に生み出し、人と生態系が共存する未来を目指す考え方です。

本イベント「ネイチャーポジティブのための自然社会共創」では、NBSの具体的な事例を取り上げ、海洋・土壌・都市環境などの分野で、どのように自然資本が活用されているのか、研究とプロジェクトの連携によって、自然と社会の共生を目指す新たな視点を探ります

「ネイチャーポジティブ × 未来共創」

共創というと人間同士のものだけを想像しがちです。しかし、これから必要なのは非人間としての自然も含めた共創について考えていく必要があるのではないでしょうか。

本イベントは、ネイチャーポジティブをテーマに、自然と共に未来をつくるための社会共創について探ります。環境調和型産業技術研究ラボ「E-code」の研究成果の社会実装を視野に入れたクロストークや交流を通じて、新たな共創の機会を創出します。

登壇者は、環境調和型産業技術研究ラボ「E-code」の海洋や土壌など、異なる分野の研究者たち。 そして、都市環境のグリーンインフラを推進する東邦レオ株式会社の小山田氏をゲストスピーカーに迎え、各分野の視点からネイチャーポジティブの可能性を議論し、参加者と共に環境技術の活用や持続可能な社会への実装を考えます。

私たちは、自然資本の研究から社会に生かせるイノベーションを模索し、今後の社会実装のきっかけとなる場を目指します。これからの自然社会共創について考えるスタート地点。 ネイチャーポジティブの新たな視点から仲間を見つける機会として、ぜひご参加ください

こんな方におすすめ

  • ネイチャーポジティブに関心のある企業担当者
  • 生物多様性、サスティナビリティに関心のある学生
  • 研究成果の社会実装に関心がある事業開発・R&D部門の方
  • 自然資本や環境負荷低減に取り組む企業の方

Program

14:00-14:15
Introduction
リジェラボ紹介 (ヤマハ発動機株式会社 福田 晋平)
本イベントの目的について(国立研究開発法人産業技術総合研究所 今泉 博之)
14:15-15:05

ゲストトーク 1:東邦レオ株式会社 小山田 哉
ゲストトーク 3:産総研 原 淳子
ゲストトーク 2:産総研 山岡 香子

15:05-15:45
クロストーク&質疑応答

東邦レオ株式会社 小山田 哉
産総研 地質情報研究部門 主任研究員 山岡 香子
産総研 地圏資源環境研究部門 研究グループ長 原 淳子
株式会社ロフトワーク 棚橋弘季(モデレーター)

15:45-16:00
休憩
16:00-16:30
参加者を交えたミニワーク
16:30-17:10
交流会

Speaker

小山田 哉

東邦レオ株式会社, 事業戦略室 Naure Positive事業開発リーダー

小山田 哉

2014年東邦レオ株式会社に入社後、都市緑化の現場マネジメント業務を担当。
2017年Living事業部にてマンションのランドスケープ再生や横浜市内のエリアマネジメントPJに従事後、2020年に同事業部の部長として事業改革に取り組み、分譲マンション管理組合経営に伴走するSustainable Residence事業を立上げ。
2024年から現職を担当。東邦レオの技術力を生かし、ネイチャーポジティブやNature-based Solutionsをテーマに国内のみならず東南アジアにおけるプロジェクト創出に取り組む。2024年11月からは東邦レオがパビリオン出展するGREEN×EXPO2027事務局へ参画し、官民連携プロジェクトの成功に向けて尽力中。

詳細を見る 2014年東邦レオ株式会社に入社後、都市緑化の現場マネジメント業務を担当。
2017年Living事業部にてマンションのランドスケープ再生や横浜市内のエリアマネジメントPJに従事後、2020年に同事業部の部長として事業改革に取り組み、分譲マンション管理組合経営に伴走するSustainable Residence事業を立上げ。
2024年から現職を担当。東邦レオの技術力を生かし、ネイチャーポジティブやNature-based Solutionsをテーマに国内のみならず東南アジアにおけるプロジェクト創出に取り組む。2024年11月からは東邦レオがパビリオン出展するGREEN×EXPO2027事務局へ参画し、官民連携プロジェクトの成功に向けて尽力中。
原 淳子

国立研究開発法人産業技術総合研究所(産総研), 地圏資源環境研究部門 研究グループ長

原 淳子

東京都町田市出身。学生時代は粘土鉱物を研究のベースとして地熱に関する研究に従事。2005年に産総研に入所し、土壌・地下水など地圏環境を対象としたリスク評価、浄化研究を行っています。昨今は有害物質も多岐に渡り、新規規制物質の評価に悪戦苦闘しています。土壌のバックグランド情報整備を目的とした野外調査も行っており、地方を訪れることが多いことから、各県の道の駅に出没中。自然環境において、対象物質(微量金属類の場合、量が適量なら必須元素)が環境中をどのように移行するのか、生態系への寄与も大きく、自然資本を評価・保護していく上で重要な課題です。マクロな調査に合わせ、様々な視点で室内試験による裏付けを検証することが楽しいです。

詳細を見る 東京都町田市出身。学生時代は粘土鉱物を研究のベースとして地熱に関する研究に従事。2005年に産総研に入所し、土壌・地下水など地圏環境を対象としたリスク評価、浄化研究を行っています。昨今は有害物質も多岐に渡り、新規規制物質の評価に悪戦苦闘しています。土壌のバックグランド情報整備を目的とした野外調査も行っており、地方を訪れることが多いことから、各県の道の駅に出没中。自然環境において、対象物質(微量金属類の場合、量が適量なら必須元素)が環境中をどのように移行するのか、生態系への寄与も大きく、自然資本を評価・保護していく上で重要な課題です。マクロな調査に合わせ、様々な視点で室内試験による裏付けを検証することが楽しいです。
山岡 香子

国立研究開発法人産業技術総合研究所(産総研), 地質情報研究部門 主任研究員

山岡 香子

千葉県生まれ。幼少期より野外でのサバイバルに憧れ、東北大学で地学を専攻。地球環境システムにおける海洋の重要性を認識し、海洋研究の道へ。海底熱水系での水−岩石反応に関する研究を行い、東京大学大学院新領域創成科学研究科で博士号(環境学)を取得。2012年産総研入所。海洋環境地質研究グループに所属し、海洋エネルギー・鉱物資源の開発に係る環境影響評価の調査研究に従事。とはいえ乗船経験はそれほど多くなく、もっぱら実験室で堆積物や海水等の元素分析を担当。E-codeをきっかけに、生物への微量金属元素の影響についても研究対象を拡張。私生活では、反抗期息子とイヤイヤ期娘の育児に奮闘中。昨年から飼い始めた大型犬との時間が癒しとなっている。

詳細を見る 千葉県生まれ。幼少期より野外でのサバイバルに憧れ、東北大学で地学を専攻。地球環境システムにおける海洋の重要性を認識し、海洋研究の道へ。海底熱水系での水−岩石反応に関する研究を行い、東京大学大学院新領域創成科学研究科で博士号(環境学)を取得。2012年産総研入所。海洋環境地質研究グループに所属し、海洋エネルギー・鉱物資源の開発に係る環境影響評価の調査研究に従事。とはいえ乗船経験はそれほど多くなく、もっぱら実験室で堆積物や海水等の元素分析を担当。E-codeをきっかけに、生物への微量金属元素の影響についても研究対象を拡張。私生活では、反抗期息子とイヤイヤ期娘の育児に奮闘中。昨年から飼い始めた大型犬との時間が癒しとなっている。
棚橋 弘季

株式会社ロフトワーク, 執行役員 兼 イノベーションメーカー

棚橋 弘季

2013年、デザイン思考を用いたプロダクト・サービス開発の支援を行なった経験をもってロフトワークに入社。以来、デザイン思考、デザインリサーチ、オープンイノベーションを特徴とする新規事業の構想・コンセプトづくりのプロジェクトに携わる。2016年には、富士通の共創プラットフォーム「FUJITSU Knowledge Integration Base PLY」でグッドデザイン賞受賞。近年では、システム思考のアプローチも取り入れ、社会・環境課題の解決を目指した事業開発プロジェクトに多数携わる。複数のステークホルダーを巻き込んだコレクティブな活動づくりが得意。芝浦工業大学卒業。難解で分厚い本を読むことを愛する。生涯読んでる本は推定1500冊以上。 著書に『デザイン思考の仕事術』、『ペルソナ作って、それからどうするの?』、共著に『マーケティング2.0』。noteのフォロワーは5万人超。

詳細を見る 2013年、デザイン思考を用いたプロダクト・サービス開発の支援を行なった経験をもってロフトワークに入社。以来、デザイン思考、デザインリサーチ、オープンイノベーションを特徴とする新規事業の構想・コンセプトづくりのプロジェクトに携わる。2016年には、富士通の共創プラットフォーム「FUJITSU Knowledge Integration Base PLY」でグッドデザイン賞受賞。近年では、システム思考のアプローチも取り入れ、社会・環境課題の解決を目指した事業開発プロジェクトに多数携わる。複数のステークホルダーを巻き込んだコレクティブな活動づくりが得意。芝浦工業大学卒業。難解で分厚い本を読むことを愛する。生涯読んでる本は推定1500冊以上。 著書に『デザイン思考の仕事術』、『ペルソナ作って、それからどうするの?』、共著に『マーケティング2.0』。noteのフォロワーは5万人超。

Outline

開催日
3月24日(月)14:00 – 17:10
会場

YAMAHA MOTOR Regenerative Lab(通称:リジェラボ)

〒220-0012
神奈川県横浜市西区みなとみらい5丁目1番2号

参加費
無料
定員
50名
主 催
国立研究開発法人産業技術総合研究所/ヤマハ発動機株式会社/株式会社 AIST Solutions/株式会社ロフトワーク
ご注意
・申込多数の場合、抽選となる可能性がございます。ご了承ください。
・お申し込みの確定連絡は、3/21(金)を予定しております。
・参加者の皆さんの写真や議論の内容は後日Loftwork.comサイト及びSNSに掲載する場合があります。
・プログラムは、予告なく変更される場合があります。
・イベント内容の都合上、競合他社の方のお申し込みはお断りさせていただく場合がございます。

ACCESS

〒220-0012
神奈川県横浜市西区みなとみらい5丁目1番2号

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