「ロゴマーク・ロゴとの位置関係に規定はありません。
それぞれの大きさに関しても規定はありません。
それぞれの成果物に合わせて、
最適な大きさと位置関係を考えて下さい

三年前、わたくし、PR・中田が入社したての頃のことです。ロフトワークの企業ロゴ用デザインファイルを開いて、びっくりしました。だって、何のルールもなく、ただこの文章が添えてあったんですから。「えっ…ゆるい!でも、素敵かも…」ちょっと、痺れました。

と、思わず広報担当者が驚くほど、他企業に比べて自由なロフトワークロゴ。ところが昨年の年明け、さらなる衝撃のリニューアルを遂げたんです。

文字ロゴが「手書き自由」になった!

「文字ロゴ撤廃。これからは、各自が手書きした“loftwork”がブランドロゴです」(代表・諏訪)
「ええええええーーーーーー」(全社員)

本当にロフトワークの文字ロゴは手書きになってしまいました。どうなることやらと思ったのですが…それが、凄く楽しいし、愛おしいんですよ! と、いうことで、スタッフに渾身のMyロゴ名刺を見せてもらいました。

突撃!ロフトワーカーの名刺図鑑

「手書き風フォント風手書きロゴです」…ややこしい、ややこしいよ!

「細いペンで描いて、スキャンしました」アナログ派ですね、繊細ですね〜。

「めっちゃレタッチした」デジタル派ですね、大胆ですね〜。

「片面ずつ違うんですよー」…それはロゴではなくて、サインでは?

「えへへ。なんか、中東っぽくしたくて」すごーい、アラビック風!…でもなんで!?

「手書きに時間がかかりました」凝り性ですね〜。

「このためにカリグラフィーの本と専用道具買いました」スーパー凝り性ですね〜。

自分で、コミュニケーションをデザインする喜び。

などなど、本当に十人十色のロフトワーク名刺でした。

実際、びっくりするほど個性的なロゴの人も、繊細でさりげないロゴの人も、それぞれのキャラクターにマッチしていて面白いです。ただ、手書きロゴがスタートした当初は、「どこまでふざけていいのか」という質問も。「自分のお客様やご挨拶する相手を想像して、自分でそのコミュニケーション機会を活かせるならどんなものでも」と、答えてみました。結果的に、どのメンバーも上手で、何か違うな〜という時には、「loftとworkを分けたら別モノでしょ!」とか「それ、どうなの?」など、お互いにフィードバックをしています。一方的に与えられたものだったら、こんな会話は生まれないので、ロゴも愛されて幸せ者。

サプライズから出会いを始めるのか、安心感を提供するのか…そんなコミュニケーション設計から自分で「デザイン」する。これは、クアイアントやユーザーの課題をクリエイティブの力で解決しようという、ロフトワーカー必須の能力です。まずは自分の名刺から、ですね。

おまけ。女子大生インターンの矢野さんに描いてもらったら、平成生まれっぽい可愛さが。

さあ、次はどんなロゴが生まれるのでしょう? 新しいメンバーが増えるごとにとっても楽しみにしています!

募集:あなたならどんなロゴを描きますか?

ロフトワークではスタッフを募集しています。広報、ディレクター、プロデューサー…自分の個性も「デザイン」できる人、集まれ! >>採用情報

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