マクセル クセがあるアワード:塗(ぬる)のメインビジュアル

AIと共創したユニークでクセのある作品を募集

ロフトワークは、マクセル株式会社が主催するアワードの企画運営を担当しています。2024年は「まぜる」をテーマに、国内外のアーティストによるアナログなプロダクトから生成AIの活用まで、ユニークで先端的な作品の数々が応募され、2ヶ月の応募期間に154点の作品が集まりました。

2回目となる今回は、AIと人が共創した作品を募集するAIクリエイティブアワードとして、2025年7月23日(水)から9月8日まで、ロフトワークが運営するプラットフォーム「AWRD*」で作品を募集します。AIと共創した作品であれば、形式は問いません。荒削りでもユニークと思えるクセ(=個性、創造性)がある作品をお待ちしています。

マクセルは「アナログコア技術」「複雑で繊細な領域のモノづくり」という価値観を創業以来大切にしています。マクセルと次世代を担うアーティストやクリエイター、これまで出会わなかった感性やテクノロジー、創造性が混ざり合うことで、新たな価値を生み出すことをめざしています。

クセがあるアワード:塗

応募ページ

*AWRD:クリエイティブなコンペティションやハッカソンを世の中に届けるプラットフォーム。「主催者(プロジェクト)」と「クリエイター(才能)」をつなぎ、多彩なクリエイティブ・アワードや共創プロジェクトを展開することで、イノベーションを加速させます。AWRD Webサイト

「クセがあるスタジオ」での審査会の様子
「クセがあるスタジオ」での審査会の様子

2024年に開催されたクセがあるアワード:混(まぜる)の最終審査会の様子

テーマ:あそび心とAIで(  )を塗り替える   

アワードのコンセプト

あなたは、AIとどう付き合ってる?
効率化? 省力化? もちろんそれも大事。だけど、それだけで終わらせていいのだろうか。

かつて写真が絵画の役割を変え、インターネットが情報の意味を変えた。
AIはそうした技術以上の存在感によって、私たちの世界の見方を塗り替えようとしている。

今だからこそ、AIとあそび倒そう。

論理の外側で、ルールの先で、ちょっとバカバカしいくらいの発想で。
荒削りでもいい。隙があってもいい。誰も見たことのない問いを立てよう。

このアワードが大切にするのは、あなたの“クセ”。
AIと生み出した、新しいあそび・表現・プロダクト・アクションを歓迎します。
さあ、あたりまえを、塗り替えよう!

応募を歓迎する4つの視点

  1. あそび
    AIとの共創によって生まれた、新しい遊び
    ゲーム/インタラクティブメディアなど
  2. 表現
    AIとの共創によって生まれた、新しい表現
    音楽/映像/AR・VRなど
  3. プロダクト
    AIとの共創によって生まれた、新しいモノ
    プロダクト/素材など
  4. アクション
    AIとの共創によって生まれた、新しいアクション
    教育、福祉、環境問題など、社会課題に応答するもの

応募概要

アワード名

クセがあるアワード:塗(ぬる)

応募期間
2025年7月23日(水)12:00 〜 2025年9月8日(月)12:00
応募資格
  • 社会人、学生不問 / 個人・企業・団体・グループ等所属の形式も不問です。
  • 未成年の方が応募する場合は、保護者の同意の上、応募してください。
  • ファイナリストに選ばれた場合、2025年10月19日(日)に開催予定の最終審査会でプレゼンテーションを実施していただきます(録画可)。
応募方法
本アワードは、ロフトワークが運営するAWRDを使用して応募を受け付けます。応募には、AWRDのユーザー登録が必要です。(無料)
応募ページ
クセがあるアワード:塗 応募ページ
応募時の注意点
  • 1人3点まで応募可能です。また発表済みの作品も応募できます。
  • ただし、応募者に著作権が帰属していない作品は応募できません。
  • 審査のため、5分以内の作品紹介映像の提出をお願いします。
  • 作品制作に利用したAIツールやサービス等の詳細を提出していただきます。
  • ファイナリストに選出された際は、作品展示用の映像を別途提出していただきます。審査用に提出した作品紹介動画でも可とします。
  • そのほか、詳細な応募方法はこちらをご覧ください。

審査員

アート&テクノロジーの分野で活躍する2名を審査員としてお迎えします。

荒牧 悠

荒牧 悠(アーティスト/多摩美術大学美術学部統合デザイン学科講師 )

慶應義塾大学政策メディア研究科修了。多摩美術大学美術学部統合デザイン学科講師。構造や仕組み、人の認知に注目した作品を制作している。作るオブジェは動いたり動かなかったり、扱う材料は様々。主な参加展覧会に企画展「未来のかけら: 科学とデザインの実験室」(2024,21_21designsight)、個展「荒牧 悠 "こう (する+なる)” ― phenomenal # 02」(2022,nomena gallery Asakusa)など。

谷口 暁彦

谷口 暁彦(メディア・アーティスト/多摩美術大学情報デザイン学科メディア芸術コース准教授)

メディア・アーティスト。多摩美術大学情報デザイン学科メディア芸術コース准教授。メディア・アート、ネット・アート、映像、彫刻など、さまざまな形態で作品を発表している。主な展覧会に「[インターネット アート これから]——ポスト・インターネットのリアリティ」(ICC,2012)、「SeMA Biennale Mediacity Seoul 2016」(ソウル市立美術館,2016)、個展に「滲み出る板」(GALLERY MIDORI.SO,東京,2015)、「超・いま・ここ」(CALM & PUNK GALLERY、東京,2017)など。企画展「イン・ア・ゲームスケープ:ヴィデオ・ゲームの風景、リアリティ、物語、自我」(ICC,2018–2019)にて共同キュレ―ターを務める。

賞について

ファイナリスト

すべての応募作品から計3点を選定します。

  • ファイナリスト特典:〈クセがあるスタジオ〉で行われるファイナリスト作品展示において、作品紹介動画が上映されます
審査員賞

ファイナリストの作品から、審査員が1点選定します。

  • 審査員賞特典:活動支援費として、30万円の補助
マクセル賞

すべての応募作品から、マクセル株式会社が1点選定します。

  • マクセル賞特典:①2025年10月19日(日)から11月3日(月)まで〈クセがあるスタジオ〉に作品展示と設営のための交通費の補助 ②活動支援費として10万円の補助

クセがあるスタジオについて

京都府大山崎町、マクセルの敷地の一部がアートとテクノロジーの混ざり合うオープンイノベーション拠点に生まれ変わりました。「クセがあるスタジオ」はその一画に位置する約100平米のスタジオです。これまで出会うことのなかったクリエイターやアーティスト、エンジニア、まだ見ぬ新たなプレイヤーそれぞれが持つ“クセ”を掛け合わすことができる拠点が完成。クリエイターやアーティストによる展示やイベントから、マクセルの技術を体験できるワークショップまで。ものづくりに携わる人の感性やテクノロジーが混ざり合うようなプログラムが開催されることで、未来の日常を生み出していきます。

「クセがあるスタジオ」について詳しくはこちら

「クセがあるスタジオ」:外観写真
「クセがあるスタジオ」:内観写真

体制

主催

企画運営

株式会社ロフトワーク

アワードへの応募に関するお問い合わせ先
メールアドレス:kuse-ga-aru-award@loftwork.com

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