ロフトワークがボードメンバーとして参加しているバイオラボ[BioClub]が、2017年度グッドデザイン賞(分類:地域・コミュニティづくり/社会貢献活動)を受賞しました。
バイオラボは、ロフトワークが運営するFabCafe MTRLの施設内で運営、活動しているコミュニティ・実験施設です。

受賞対象|BioClub http://www.bioclub.org/

プロデューサー|Georg Tremmel、諏訪光洋、林千晶、岩崎秀雄(早稲田大学先進理工学部)/アドバイザー
デザイナー|古市淑乃(古市淑乃建築設計事務所)
ディレクター|石塚千晃、小原和也

バイオテクノロジーの理解促進やビジネス機会の創出を目指すコミュニティ

BioClub Shibuyaは、渋谷のコワーキングスペースに併設された、オープンなコミュニティのためのバイオラボです。国が規定する、遺伝子組換え体を扱う際の安全基準であるバイオセーフティレベルP1を満たし、本格的な実験や研究が可能です。
バイオテクノロジーは、人工知能と並んで市場の急拡大が見込まれているものの、未知の部分から敬遠されがちという現状があります。BioClub Shibuyaは、ラボの運用やコミュニティ活動を通して理解の促進やビジネス機会の創出を目指しています。

  • 「研究室」独特の近寄りがたい雰囲気を感じさせない意匠性に配慮した空間づくりや、コワーキングスペースに併設することで、オープンな、人を巻き込みやすい場づくり
  • 安全性や正しい理解へのデザインも重要な要素であることから、利用者に基礎知識をつけ、バイオエンジニアにアドバイスを受けるプログラムづくり

などが評価されました。

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