2018年3月7日〜20日、Haptic Design Projectと、伊勢丹新宿店が展開する新しいスタイルの学びのプロジェクト「cocoiku(ココイク)」が共同開発した「新しい身体感覚」を学べるプログラムを取り入れたイベントが開催されます。

 本イベントは、三越伊勢丹のプライベートブランドを中心に、顧客への独自商品の提案、体験の機会の提供を行う「オンリーエムアイフェア」の企画として開催します。

からだをすましてあそびをつくる

時代や情報環境の変化に合わせて、子どもの遊びや学ぶツールは日々変化しています。また近年のAR/VR技術の発展にともない、視覚や聴覚を活用してヴァーチャルな感覚に訴えかける遊びも増えています。テクノロジーによる感覚に訴える技術などがより多くなってくる中で、子どもがどう「身体性」を獲得していくかは、重要なテーマのひとつでしょう。
子どもは日々の「あそび」などを通じて「見る」「聞く」「触る」といった身体を介した経験から、自身の感性や考える力を育みます。
デジタルな感覚表現が盛んな今の時代に、子どもが自分のからだの感覚をとぎすますにはどんなことができるだろう? そんな問いから、今の時代を生きる子どもたちに向けた新感覚のおもちゃを開発しました。

テーマは「触覚」。いろんなものにさわって、感じてみよう!

今回「cocoiku(ココイク)」と「Haptic Design Project」で共同開発したのが新感覚の触感おもちゃ「触感とんとん相撲」です。とんとん相撲と言えば、紙で仕上げたお相撲さんを土俵に上げて、自分の指で振動を与えて遊ぶのが一般的です。
しかし、今回開発した「触感とんとん相撲」では、様々な素材や質感が生み出すデジタルな振動で遊ぶことができます。様々な素材に触れ、触覚をフル活用しながら自分なりの振動で遊べる「オリジナル触覚体験」をしに、ぜひお越しください。

・「Haptic Design Project」について

Haptic Design Projectは、「ふれる」から新しいデザインの可能性を探求するプロジェクトです。ヒトの五感のひとつである触覚に基づき、身体を通じて自己と世界をつなぐ身体感覚デザインする新領域「Haptic Design」を、研究分野とデザイン分野の両面から探求しています。
渋谷道玄坂にあるデジタルものづくりカフェFabCafe Tokyoを中心に、JST ACCEL 身体性メディアプロジェクト、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科「Embodied Media Project」などと共働して活動を進めています。

・「cocoiku(ココイク)」について

「cocoiku by ISETAN ‒遊びと学びの百貨店‒」は、伊勢丹新宿店が提案する0~12歳のお子さまのための体験のデパートメントストアです。お子さまの「自ら学ぶ力」を引き出すことを目的に、年齢やライフスタイルに応じ子育てのさまざまなシーンで役にたつプログラム・サービスを提案しています。

企画:株式会社三越伊勢丹、cocoiku by ISETAN、Haptic Design Project、FabCafe Tokyo、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科 Embodied Media Project

イベント詳細

オンリーエムアイフェア「触感とんとん相撲体験」

  • 日時
    2018年3月7日(水)〜3月20日(火)
    平日:15:00-18:00(15時、16時、17時の全3回)
    土日:12:00-18:00(12時、13時、14時、15時、16時、17時の全6回)
    ※各回約60分を予定しています。
  • 会場
    新宿伊勢丹本館6階 cocoiku park
    〒160-0022 東京都新宿区新宿3丁目14−1
  • 参加対象
    参加費:540円(材料費込み)
    ※先着順にご案内いたします。
    ※親子連れでのご参加であれば、どなたでも体験いただけます。
    ※お子様を優先させていただきます。
  • 体験内容
    「からだをすましてあそびをつくる」体験ワークショップ
    ・クイズ「なかにあるのはなんだろな?」
    ・触感パレットをつくろう
    ・テクタイルでトントン相撲をやってみよう
    ※プログラムは予告なく変更になる場合があります。
    ※順番での体験になりますので、お待ちいただく場合がございます。

Keywords

Next Contents

Layout ディレクターの野島稔喜が、
静岡文化芸術大学のゲスト講師を務めます