「色」の可能性を切り拓く新技術、ミラノ・デザインウィークに出展
2018年4月17日〜22日、イタリア・ミラノで開催される「Materials Village」に東洋アルミニウム株式会社が出展します。ロフトワーク(MTRL)は、ブース設計および展示物のデザインを担当しています。
Materials Villageとは、Material ConneXion Italiaが主催するミラノ・サローネおよびミラノ・デザインウィーク会期中の企画展です。20社以上の世界の最先端の技術を使った素材メーカーなどが集い、来場者の業界は建築、インテリアデザイン、家具、テクノロジー、ファッション、スポーツや自動車など様々です。
ロフトワークがサポートしている東洋アルミニウム社が展示するのは、「クロマシャイン®️」という見る角度によって色が変化するメタリック顔料。基材とコーティングの多層構造で構成される顔料は、有機顔料を使用していないにも関わらず、光の反射の作用によってシャボン玉のように様々な色合い(干渉色)を生み出します。
今回の展示では、干渉色の効果を最大限に活かすため、総長30メートルのディスプレイファブリックを制作。染料ではなく顔料であるクロマシャイン®️を布へ塗布する技術を、建築家・古市淑乃氏(古市淑乃建築設計事務所)と開発し、デザイン、展示を実現しました。
ブース内では、京都の京染工房 中秀が金彩職人と共に手がけたクロマシャイン®️をあしらった反物も展示予定です。Materials Villageにご来場の際は、ぜひ東洋アルミニウム社のブースへお越しください。
展示概要
クリエイター
古市 淑乃
古市淑乃建築設計事務所
アーキテクト / Layout Unit ディレクター
ロフトワークメンバー
井田 幸希
株式会社ロフトワーク
FabCafe Nagoya 取締役 / MTRLプロデューサー
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