祝19周年!ロフトワークのこれまでを新人PRが振り返ってみました
こんにちは!2月からPRとして入社した尾方です。
2019年2月17日はロフトワークは19歳の誕生日。いよいよ20周年へと突入です。今回はPRの仕事第一弾として、創業記念日のお祝いの様子と共に、ロフトワークの19年の歴史をザザザッと振り返ってみたいと思います!
例年通り、毎週月曜に全社メンバーが集う朝会で、19周年のお祝いを開催! 今年のケーキのデザインは、先日発行したロフトワークの会社案内(通称:瓦版)のデザインをアレンジしました。
「ぶつかりあうこと、受け入れあうこと、予測できないこと」……そんなコンセプトでつくられた2019年の瓦版のデザインの背景は、こちらで紹介しています。
今年も刊行!2018年のロフトワーク総集編
ロフトワークの「今」をぎゅっとまとめた、「LETTER from LOFTWORK」。2017、2018と続き、今年も発行しました! 「LETTER from LOFTWORK」(通称:かわら版)は、2018年の一年間に手がけた代表的なプロジェクトをご紹介する、ロフトワークからの“お便り”です。詳細を読む
ロフトワークの根幹「PMBOK®︎」
PMBOK®︎(ピンボック:A Guide to the Project Management Body of Knowledge=プロジェクトマネジメント知識体系)との出会いは、2002年に遡ります。
2000年の創業と同時にスタートしたクリエイターのポータルサイト「loftwork.com(現:AWRD)」を通じて、クリエイターとクライアントが繋がり、さまざまなプロジェクトが生まれ始めました。しかし、クライアントとクリエイターでカルチャーの違いから認識のズレが生じたり、実は想定外の負荷があったり……と、プロジェクトがうまく進まない状況はどうしても起きてしまいます。
もっと効率よく、クライアントとクリエイター双方にとって満足度の高いプロジェクトは、どうすれば実現できるだろう?と悩んでいたときに出会ったのが、PMBOK®︎!PMBOK®︎は、世界標準のプロジェクトマネジメントの知識体系。もともと、NASAをはじめとする大型プロジェクトに使われていたものを、Webプロジェクトの現場に持ち込んだのです。
ロフトワークでは、いまもWebに限らずどの領域でも、PMBOK®︎のフレームワークをベースにプロジェクトを設計しています。これがなければ、今のロフトワークはない!と言っても過言ではないくらい、PMBOK®︎は私たちにとってだいじな要素のひとつ。クリエイティブの流通の土台を強固にし、加速するキッカケをくれたPMBOK®︎ありがとう!……と心のなかで叫びつつ、代表の林が共著で執筆した書籍『Webプロジェクトマネジメント標準』の全文PDFを無償配布しています。
クリエイティブは自由に。プロジェクト進行はスムーズに。
『Webプロジェクトマネジメント標準』は、プロジェクトの課題が個人の能力・努力の問題であると苦しんでいる方々にこそ読んでいただき、制作側・クライアント側の双方がハッピーになることを願って、制作されました。書籍は電子化し無料配布しています。詳細を読む
世界中のクリエイティブを集める「AWRD」
「クリエイティブを流通させる」をミッションに2000年から続いたクリエイターのポータルサイトloftwork.comは、スタートから18年の時を経て、2018年2月、AWRD(アワード)として生まれ変わりました。
loftwork.comを引き継ぎながら、今の時代にあったサービスの形を模索した結果、多様なコンペティションや、ハッカソン、アイデアソンなどを通して、才能とプロジェクトを繋げる“共創のプラットフォーム”としてサービスをアップデート。
世界中のさまざまな領域のクリエイターの作品を募ることで、クリエイターと、ビジネスや社会との化学反応をよりダイナミックに生み出し中です。
才能とプロジェクトを繋げる“共創のプラットフォーム”
「AWRD(アワード)」は、コンペティションやハッカソンなどのプロジェクトを通して「主催者」と「クリエイター」を結びつけるプラットフォームです。 これまで多くのクリエイティブ・アワードや共創プロジェクトを企画してきた株式会社ロフトワークが、多様なクリエイティブを世の中に届けていきます。詳細はこちら
可能性をさらに拡げる「コミュニティ」
「個人で“ほぼ”なんでもつくれる時代がくる」。そんなものづくりの革命(ファブ・ムーブメント)のスピリット「FAB」を体現するデジタルものづくりカフェ「FabCafe」が2012年にスタートしました。
FabCafeのFabは、大量生産やマーケットの論理に制約されない「FABrication(ものづくり)」と「FABulous(愉快な、素晴らしい)」の2つの意味をもちます。
カフェのつもりで入ったらものづくりに出会ったり、ものづくりのついでに新しいテクノロジーから生まれたフードやドリンクに出会ったり。イベントにきたついでに試しにマシンを使ってみたら他にもつくりたいものが浮かんできたり……
気軽に新しいものづくりに触れ、楽しみ、自然と繋がっていける空間にはコミュニティが生まれ、クリエイターのみならず、学生やビジネスパーソンなど所属や業種に関わらないたくさんの人が集っています。
そして2015年には、素材と向き合うコワーキングスペース「MTRL」が誕生。
Web、プロダクト、イベント、空間などなど、あらゆる領域で実績を積み重ねてきたロフトワークだからこそできることってなんだろう?と、新しい価値提供を模索していたなか、「世の中は “素材” でできている。素材と向き合ったものづくりをすることで、世の中をより良くおもしろくしていく。」というコンセプトのもと立ち上がりました。
こういったリアルの場で有機的に生まれるコミュニティは、ロフトワークが生み出す価値の幅を広げていく大切な要素になっています。
まだまだ続く、ロフトワークの挑戦
ザザザっとロフトワークの19年のなかでも象徴的なポイントを振り返ってみましたが、いかがでしたか? 今年も新しいサービスもローンチ予定です。「クリエイティブを流通させる」というミッションを実現するべく、これからもロフトワークは突き進んでいきます!
最後のティーンエイジャーとなったロフトワークも、どうぞよろしくお願いします。
わたくし尾方も、PRとしてロフトワークの中で・周りで起きているたくさんのことを、楽しく、わかりやすく、皆さんに発信していきたいと思います!
イベントをはじめどこかでお会いした時など、これからどうぞよろしくお願いします。
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