テクニカルディレクターの大森誠が、6月21日(月)8:15〜放映された、NHK「あさイチ」に出演しました。
大森は、プログラミング的思考の観点から、視聴者の方の家事の効率をあげるお手伝いをしました。

大森よりコメント

番組内では、プログラミング的思考を「ダンドリ」力に置き換えて話をしましたが、言われたこと(命令)しか実行出来ないプログラムに命令するには、自身の行動を俯瞰する必要が出てきます。番組では、多くの工程を書きおこしてもらいましたが、これは自分を客観的に見るトレーニングになります。自分を客観的に見ることで行動を変えることが出来ます。

立派な建築物も、ものすごいプログラミングも分解した際の最小単位は小さなパーツ(部品)でしかありません(例えば、レゴブロックのような感じ) 。
この分解するチカラがビジネスパーソンとして必要な「問題点がどこにあるかを明らかにし、解決の手順を示す力」や「順序立てて物事を示す力」に繋がるのだと思います。

プログラミングの考え方で“論理的思考”を学ぶ、「論理パンケーキ論考」の記事を再掲しました

実は今回、大森を取材していだいたきっかけは、過去に開催していたロフトワーク社内の班活動「プログラミング脳班」の活動。プログラミングの考え方で“論理的思考”を学ぶことを目的に始まった活動でした。

お客さんとの打ち合わせがうまくいかない、何が分からないのかが分からない、という経験の浅いディレクターのスキルアップのために、大森を中心にメンバーが集まり、3ヶ月間にわたる班活動が行われました。

締めくくりとして、社内ワークショップ「論理パンケーキ論考」を開催。「レシピをフローチャートに書き起こし、それを忠実に実践する」という、論理的思考の手法や鍛え方を学びつつ、パンケーキを作って食べられる!という二重においしいワークを行いました。

そのワークショップの記事化から8年。2020年度からは小学校でプログラミング教育が必修化され、「プログラミング的思考」という言葉もあちこちで聞かれるようになりました。

この機会に、2013年の記事に一部加筆修正を行った記事を再アップしましたので、ぜひ読んでみてください。

論理的思考の学び方-パンケーキから学ぶプログラミング的思考のトレーニング

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「家事も人間関係もラクに!いま注目の“論理的思考”のススメ」

出演者

テクニカルディレクター 大森 誠

大手SierでのSEを経て、2007年ロフトワークに入社。基幹システムや情報系システムの経験をもとに大規模なBtoC向けWebサイトや基幹システムとCMSの連携、官公庁のWebサイト構築まで様々な規模のリニューアルプロジェクトを支援している。バックエンドの知識を生かした、インフラ設計やCDNの設計もサポート。難解な言葉が並びがちなテクニカルディレクションにおいても。顧客に伝わる言葉を常にを心がけている。2016年5月より農家とダブルワーク中。ふるさとの味伝承士の義母から教わった手打ちうどんが得意。

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