Podcastがもたらすセレンディピティ。
ロフトワークメンバーによるPodcastを集めました
こんにちは、マーケティングの岩沢です。
突然ですが、Podcast聴いてます?
最近入社した新卒メンバーと雑談していたら、「ロフトワークを知ったきっかけ」が、編集者 若林恵さんと文筆家 佐久間裕子さんがパーソナリティをつとめるPodcast「こんにちは未来」だったことが判明しました(若林さんがFabCafe主催のクリエイティブアワード「YouFab」の審査委員長をつとめていた縁で、ちらっとロフトワークの話題がでたらしい)。
興味を持った人やテーマにふらふらとついていくことで、思いも寄らない出会いがあるんですよね。そういうセレンディピティ的な出会いの場は、これまでは「イベント」のリアルな場が背負ってきていたけれど、いまはその半分くらいをPodcastが肩代わりしているように感じます。
Podcastの良いところは、「思考の探索」的コンテンツが数多くあること。パーソナリティやゲストがよそいきの顔を脱ぎ捨てて、嘘のないやりとりだと感じられる言葉が多いことです。コロナの影響もあって、これまで以上に他者と対話して思考を深める機会も減っている人も多いと思いますが、Podcastは喋り手の思索の旅に相乗りして、新しい思考や気付きに出会えるいい場だと思います。
最近、ロフトワークの仲間もPodcastをはじめたようなので、ここでご紹介しますね。ジェンダー、新しい働き方、サステナビリティ、デザイン…。いずれも姿のつかみづらいビッグワードで語られがちなテーマですが、Podcastをつうじて、等身大の言葉やアイデアを見つけるきっかけになるかもしれません。
ジェンダー、ダイバシティのあれこれをやわらかく雑談する「Blue Apple Radio」
「Blue Apple Radio」(ブルーアップルラジオ)。主にジェンダーやダイバーシティのあれこれを、会いたい・聞いてみたい・話してみたいゲストを招いておしゃべりする不定期更新のPodcast。ロフトワーク プロデューサーの新澤梨緒とクリエイティブディレクター岩倉慧に加えて、メディア営業の会社員 亀谷みのりさんの3名がパーソナリティを務めています。
これまでのゲストには、「あなたのタブーがワクワクに変わる日まで」をビジョンに、月経、妊娠、更年期障害など、女性のウェルネスおよびセクシャルウェルネス課題解決に多角的に取り組むFermata CCOの中村寛子さんや、Forbs主催「30 UNDER 30 JAPAN 2020」にも選出された合田文さんなどが出演。ジェンダーやダイバーシティに対する先駆的取り組みを実践する方たちを招きながらも、小難しくなく、やわらかな雑談としてトークが繰り広げられていきます。
この手のテーマに関心はあるけれど、とっつきにくいと感じた方にはオススメです。
Blue Apple Radio
りんごは赤色じゃなくてもいい、あなたが青色に見えるのであれば。
新澤梨緒(プロジェクトデザイナー。登山が趣味。山に登るというと、山ガールだね!と言われることに違和感を感じている)、岩倉慧(ディレクター。ラジオと本とファッションが好き。Twitterでフェミニズムというものを初めて知る)、亀谷みのり(メディアの営業をしている会社員。ドラマ、映画、アイドルなどのカルチャーとジェンダーの関わりについて日々考え中)が部活動的に行っているラジオです。
毎回さまざまなゲストをお招きし、主にジェンダーやダイバーシティのことについて、気になること、知らないこと、知りたかったことをおしゃべりしていきます。
パーソナリティ:新澤梨緒、岩倉慧、亀谷みのり
Key Visual Design:Sandy Chuchat
配信:松永 篤
日常にちょっとした「旅」を取り入れるヒントをお届け「SHIGOTABIラジオ」
SHIGOTABIラジオは、富士吉田市、SARUYA HOSTEL、ロフトワークが共同ですすめるワーケーションプログラム「SHIGOTABI」が企画・運営する番組。旅を通じて、これからの働き方や暮らし方を考えるきっかけをつくるプロジェクトです。
ロフトワークプロデューサー 柳川雄飛と、富士吉田でアーティスト・イン・レジデンスを営む八木 毅さんの2人が毎回素敵なゲストをお迎えして、ユニークな働き方、そして旅や日々の暮らしにまつわるエピソードについて楽しくお話しています。日常にちょっとした「旅」を取り入れるヒントが見つかるかも。
SHIGOTABIラジオ
SHIGOTABIラジオは、「旅するように働こう」をコンセプトとした山梨県富士吉田市のワーケーションプログラムSHIGOTABIが提供するPodcastです。「これからの働き方と旅」をテーマに、毎回素敵なゲストをお迎えしながら、SHIGOTABIや富士吉田の魅力、そして、これからの働き方について楽しくお話していきます。
パーソナリティ:柳川雄飛、八木 毅
Key Visual Design:八木 毅
配信:松永 篤
森は「小さいこと」の集まり。誰かの語りから森への視点を増やす「森のレッスン」
ビジネスの現場において、森が話題に出る時、日本の国土における森林率やSDGsに森林が果たす役割など、大きな視点、高い視座から語られることが多いのではないでしょうか。
しかし実際の森は、森という大きなものがあるわけでなく、小さいことの集まりです。昆虫や微生物のような小さな分解者たちが人知れずいそいそと行っているような、一見なんでもないことや見過ごしてしまうようなことを語り合いたい。そんな想いから始まったのが「森のレッスン」です。
小さな森の視点を増やすことで、いままで気づかなかった森が見えてくるかもしれません。
森のレッスン
「森のレッスン」は、ロフトワークの関連会社である岐阜県飛騨市にある「飛騨の森でクマは踊る(ヒダクマ)」がお届けするラジオ。
パーソナリティのヒダクマの松本剛がいろいろな人と森についてのお話をして、すきま時間にちょっと聞いてもらえるように毎週1回配信していきます。ぜひ気軽に聴いてみてくださいね。
パーソナリティ:松本剛
サステナビリティをともに考えるラジオ「さすらじ」
こちらはPodcastではなくラジオ形態。
三井住友フィナンシャルグループが運営する環境・社会課題解決のためのコミュニティGREEN×GLOBE Partners (以下、GGP) 。ロフトワークがコミュニティ運営支援をしており、定期的にイベントやラジオを配信しています。
「まじめな話をユルくする」をコンセプトに、サステナビリティをともに考えるラジオ「さすらじ」。三井住友フィナンシャルグループ 企画部 サステナビリティ推進室 木村智行さんと、ロフトワーク 執行役員/イノベーションメーカー 棚橋弘季の2人が毎週水曜に30分おしゃべりしています。配信スタジオ(FabCafe MTRL)での視聴もできるようです!
さすらじ
GGPが注目しているトピックや活動を紹介しながら、GGPなりのサステナビリティの捉えかたをお伝えします。視聴者のみなさんから寄せられたご意見や相談ごとも、一緒に考えていきます。
パーソナリティ:木村智行、 棚橋弘季
素材と向き合うゲストと一緒にマニアックな目線から素材の価値を知る「Material Meetup Cast」
マテリアルの新たな意味をともにデザインする「MATERIAL DRIVEN INNOVATION」の創発を支援するMTRL(マテリアル)も、Podcastをはじめました。
これまでに、「磁石から生まれる新しいインターフェース」「テクスチャーと物質性」「DIYという視点から考えるプログラマブルな電子回路・FPGAの可能性」など、毎回マニアックなテーマでトークを繰り広げています。小原和也(弁慶)、木下 浩佑、斎藤 健太郎らMTRLチームが交代で聞き手を担当。担当者によってテーマも深堀りする方向が違うのもまた魅力です。
Material Meetup Cast
MTRLでは、東京、京都、名古屋のメンバーが協力し、「マテリアル」や「デザイン」といったキーワードを切り口に多様なゲストを招きトークするポッドキャストをスタートします。素材に向き合うゲストとの対話からすべての物作りの源泉とも言える素材の魅力を探る機会としていきたいと思います。ゲストのマニアックかつディープな素材への目線を通して、MTRLも改めて素材の持つ価値を知る機会としていきたいと思います。
パーソナリティ:小原和也(弁慶)、木下浩佑、斎藤健太郎など
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