デザイン思考を通じて、SDGsを自分ごと化。ワークショップ参加者募集中

FabCafe Globalとロフトワークは、SDGs(Sustainable Development Goals,持続可能な開発目標)に関連した地域の課題に挑む「Global Goals Jam」を、9月後半に複数都市で開催します。

Global Goals Jamは、デザイン思考を用いて、SDGsに関連した地域の課題に挑む2日間のワークショップです。2016年にオランダからスタートし、毎年9月に世界中の都市で開催されており、参加都市数はこれまでで200を超えました。

誰でも参加可能な市民参加型ワークショップであるGlobal Goals Jamは、SDGsやデザイン思考について深い見識がない人でも、独自のツールを使って、SDGsの実践プロセスを体験できるワークショップです。自ら語り、手を動かすワークショップとプロトタイピングを通じて、SDGsの概要を理解し、自分ごととして捉えるきっかけになります。

今年はオンラインで開催! SDGsから地域ごとに選ばれたテーマに取り組む

FabCafeとロフトワークは、Global Goals Jamのオーガナイザーとして、2017年から参加しオランダの本部と連携しながら企画・運営を行ってきました。今年のGlobal Goals Jamは、2021年9月にそれぞれの地域のパートナーとともに、日本国内3イベント、海外1イベント行います。

Global Goals Jamの開始以来、デザイナーやクリエイター、ビジネスパーソンはもちろん、研究者、学生など、さまざまな領域の方々が参加し、新たなネットワークを築いたり、プロジェクトを始めるなど、ワークショップを通じて、参加者同士の新たな活動が生まれています。

現在、参加者募集中。今年は、コロナの感染拡大状況を鑑み、オンラインでの開催となります。地域ごとに取り組むSDGsのテーマや対象者が異なっているため、ご自身の興味や課題意識に合わせて、奮ってご参加ください。

オンラインで行われた「Global Goals Jam Tokyo 2020」の様子

地域ごとのイベントとテーマについて

東京 (2箇所)

9/18(土) 9/19(日)開催 :Global Goals Jam Tokyo

テーマ:「Regenerative Cities」


これまでの都市のあり方に縛られず、新たな東京をデザインするには?関東大震災や空襲など、これまで東京はさまざまな危機をきっかけに再生と変化を繰り返してきました。また、今年行われたオリンピックは、改めて現在の都市のあり方について課題を私たちに突きつけてきました。今年のGlobal Goals Jam Tokyo のテーマは、「Regenerative Cities」。どうすれば、自然に対してより健全で持続可能な関係を築けるのか? どうすれば都市のシステムやコミュニティのは循環型になるのか? 世界最大の都市である東京は、いかにして再生可能な都市になる挑戦に立ち向かうことができるでしょうか? ※ 主に英語で進行します

Global Goals Jam Tokyo 詳細・申し込み

共催: FabCafe Tokyo、 株式会社ロフトワーク
協力: 100BANCH、Digital Society School 
後援:国連開発計画(UNDP)

 

9/25(土)9/26(日)開催 : 中・高校生限定 気候変動や環境問題について、アイデアを考えよう! Global Goals Jam TokyoBay

テーマ:「Beyond-human-centered Design(人間中心主義のデザインを超えて)」

Global Goals Jam TokyoBayは、中学生・高校生が対象です。気候変動や環境問題について、仲間とアイデアを考えます。テーマは「Beyond-human-centered Design(人間中心主義のデザインを超えて)」。 自然や環境に寄り添ったデザインとは? 熱意あるコミュニティとのつながりを通して、SDGsをぜひ自分の肌で感じてみてください。※ 主に日本語で進行。英語のサポートもあります。

Global Goals Jam TokyoBay 申し込み・詳細

共催:FabCafe Tokyo、株式会社ロフトワーク、パナソニック株式会社 (クリエイティブミュージアムAkeruE)
協力:Digital Society School
後援:国連開発計画(UNDP)

 

福岡、京都、山口、大分、鹿児島、クアラルンプール

9/18(土) 9/19(日)開催 :Global Goals Jam Asia Trans-Local Challenge

テーマ:「トランスローカル」

京都産業大や九州大学、山口大学の教授陣とFabCafeチームが共同オーガナイズするGlobal Goals Jamのテーマは「トランスローカル」。福岡、京都、山口、大分、鹿児島、クアラルンプールから実際のプロジェクトを取り上げ、プロジェクトの関係者と参加者が共に課題に取り組みます。今年取り組む6つのテーマはインクルーシブな教育や、ゴミ処理、循環都市のデザインなど。※ 国内の課題は日本語、クアラルンプールの課題は英語で進行します。

Global Goals Jam Asia Trans-Local Challenge 申し込み・詳細

共催:九州大学大学院芸術工学研究院、京都産業大学伊藤(慎)研究室、山口大学国際総合科学部、FabCafe Kyoto
後援:国連人間居住計画(ハビタット)福岡本部(アジア太平洋担当)、福岡市
協力:京都芸術大学ウルトラファクトリー
コラボレーター:Global Goals Jam Kuala Lumpur(FabCafe Kuala Lumpur, Impact Hub Kuala Lumpur)

 

 

バンコク、クアラルンプール

9/25(土)、9/26(日)、10/2(土)開催:Global Goals Jam 2021 Online Student Edition

テーマ:「Beyond-human-centered Design(人間中心主義のデザインを超えて)」

タイにあるFabCafe BangkokとインドネシアのFabCafe Kuala Lumpurが、共同でオンラインで開催します。参加の対象は、12才から17才まで。中学生・高校生を対象としたGlobal Goal Jam TokyoBayと同様、「Beyond-human-centered Design(人間中心主義のデザインを超えて)」をテーマに環境問題や気候変動に挑戦するアイデアをつくります。

Global Goals Jam 2021 Online Student Edition 申し込み・詳細

共催:FabCafe Bangkok、FabCafe Kuala Lumpur

 

Global Goals Jam(GGJ)とは

Global Goals Jamは、「2030年までに持続可能な開発目標を達成する」というSDGsの目標達成に向けた、2日間の市民参加型ワークショップです。2016年、オランダのアムステルダム応用科学大学 Digital Society School と国連共同開発計画(UNDP)によって共同で創設され、UNDPの公式プログラムとして認定されています。 Global Goals JamではSDGsで提示されている17の目標の中から、開催地域ごとに3つのテーマが選ばれ、参加者たちは対象のテーマにおける課題解決のためのサービスを、計4回のデザインスプリント*の中でアイディエーションしていきます。

https://globalgoalsjam.org/

世界90都市でSDGs実践の「第一歩」に取り組むワークショップ 「Global Goals Jam」とは?

Global Goals Jamについてもっと知りたいという方はぜひこちらの記事をどうぞ。GGJは、参加者の多様さや独自のデザイン思考ツールなど、他にはない特徴があります。GGJの背景やこれまでの取り組みを詳しくご説明しています。

ロフトワークについて

ロフトワークは「すべての人のうちにある創造性を信じる」を合言葉に、クリエイターや企業、地域やアカデミアの人々との共創を通じて、未来の価値を作り出すクリエイティブ・カンパニーです。ものづくりを起点に、その土地ならではの資源やテクノロジーを更新する「FabCafe(ファブカフェ)」、素材と技術開発領域でのイノベーションを目指す「MTRL(マテリアル)」、クリエイターと企業の共創プラットフォーム「AWRD(アワード)」などを運営。目先の利益だけにとらわれず、長い視点で人と企業と社会に向きあい、社会的価値を生み出し続けるビジネスエコシステムを構築します。

株式会社ロフトワーク 広報:pr@loftwork.com

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