富士吉田市で開催される「FUJI TEXTILE WEEK 2022」に、ロフトワークとFabCafe Fujiが出展
織物に触れることで空間が変化する、新しいテキスタイルの体験を展示
ロフトワークと、11月6日にオープンするFabCafe Fujiは、2022年11月23日(水)から12月11日(日)まで開催される「FUJI TEXTILE WEEK2022」に作品を出展します。
「FUJI TEXTILE WEEK 2022」は、1000年以上の歴史を持つ織物産地である山梨県富士吉田市を舞台に、国内外アーティストによるテキスタイルをテーマにしたアート展「織りと気配」と、産地の歴史や現代のテキスタイルシーンを紐解く産地の展示会「WARP&WEFT」の2つを組み合わせたハイブリッド展です。
ロフトワークとFabCafe Fujiチームは、事務局が選出したアーティストや建築家、デザイナーによる、新たなテキスタイルの使い方、表現、研究などの活動を紹介するプログラムであるフリンジプログラム枠で出展。布との対話をテーマに、クリエイターや富士吉田市の機屋さんと共に、現在作品を絶賛制作中です。
展示予定の作品は、伝導性のある糸を織物に織り込み、織物に触れることで空間が豊かに変化するテキスタイル。テクノロジーを加えることでアップデートされた新しいテキスタイルをぜひ体感してみてください。
FUJI TEXTILE WEEK 2022について
FUJI TEXTILE WEEK 2022
- 会期
- 2022年11月23日(水)〜12月11日(日)
※期間中の月・火休館 - 開場時間
- 平日 | 10:00 – 16:00 (15:30 受付終了)
祝日・休日 | 10:00 – 17:00 (16:30 受付終了) - 会場
- 山梨県富士吉田市下吉田本町通り周辺地域
- 観覧料
- アート展「織りと気配」:一般:1000円 (富士吉田市民入場無料)
産地展「WARP&WEFT」:入場無料 - URL
- https://fujitextileweek.com
- https://www.instagram.com/fujitextileweek
- アート展ディレクター
- 南條史生
- 参加アーティスト(五十音順)
- 安東陽子、落合陽一、シグリッド・カロン、パトリック・キャロル、小林万里子、高須賀活良、YUIMA NAKAZATO、村山悟郎、エレン・ロット
産地展ディレクター:高須賀活良 - 主催
- 富士吉田市
- 企画運営
- FUJI TEXTILE WEEK 実行委員会
フリンジプログラムとは
フリンジプログラムとは、FUJI TEXTILE WEEK2022事務局が選出したアーティストや建築家、デザイナーによる、新たなテキスタイルの使い方、表現、研究などの活動を紹介するプログラムです。
制作チームからのメッセージ
現在の最新テクノロジーと富士吉田で古くから受け継がれている機織り技術に、様々なバックグラウンドを持っているクリエーターの視点と発想をブレンドすることで、ファッション分野ではなく、建築や空間で活用できるテキスタイルを生み出すことに挑戦しています。
富士吉田でテキスタイルを作りたいクリエーターと新しいことに挑戦したい機屋を繋ぎ、1000年以上続いている“ハタオリのまち”に新たな風を起こすことで、テキスタイルの新しい魅力と可能性を発信していければと思います。
テクニカルディレクター 土田 直矢
制作チーム
制作パートナー
古市淑乃|空間設計
1985年三重県四日市市生まれ、2015年古市淑乃建築設計事務所設立。2018年より京都芸術大学非常勤講師。企業内外の共創スペース、オープンバイオラボ、コリビング付シェアハウスなど、既成の用途に囚われない空間のあり方を運営を含めた幅広い視点から作ることを実践している。活動は建築やインテリアの設計に限らず、インスタレーションなどの展示、製品開発、プロジェクトディレクションなど多岐にわたる。
花光宣尚|インスタレーション設計/実装
米国法人 Enhance(エンハンス)/ Synesthesia Lab(シナスタジア ラボ)Tech Lead。慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科(KMD)Embodied Media Project 特任助教。
1990年 和歌山県生まれ。2022年 慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科 博士課程修了、博士(メディアデザイン学)。バーチャル・リアリティや触覚表現、身体的経験のデザインおよびシナスタジア(共感覚)に関する研究に従事する。リアルとバーチャルの関係性や触れることの科学、環境との界面としての身体に着目し、ジャンルやフィールドを問わず活動している。これまでに携わったプロジェクトはSynesthesia Suit(2015)・Haplug(2017)・Synesthesia X1-2.44(2019)・Virtual Realms – Synesthesia(2021)など。
土屋慧太郎|ハードウェア設計/実装
技術者/リサーチャー/バトルプロトタイパー
高専で電子工学を学び、大学院ではヒューマンコンピュータインタラクション・ウェアラブルコンピューティングを研究。現在は、ハードウェアを用いた研究プロジェクトや展示制作やWebでディレクションなど、ラピッドプロトタイピングのスキルを活かし多岐にわたる場面で活動。「身体性」を軸に「思考」と「試作」を行き来するスタイルで、日々ものづくりの楽しさを探求している。
協力
光織物有限会社
ロフトワーク/FabCafe プロジェクトメンバー
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