グローバルXRクリエイティブアワード
「NEWVIEW AWARDS 2024」募集開始
株式会社STYLY(東京都新宿区)、株式会社パルコ(本部:東京都渋谷区)、株式会社ロフトワーク(東京都渋谷区)による共同プロジェクト「NEWVIEW(ニュービュー)」は、XR(VR/AR/MR)コンテンツを募るグローバルクリエイティブアワード「NEWVIEW AWARDS 2024」を開催し、2024年8月21日から作品の募集を開始しました。
審査員長の宇川直宏氏やArs Electronica総合芸術監督のGerfried Stocke氏のほか、KEIKEN、David OReilly、Lu Yang、サエボーグなど、著名なグローバルアーティストが審査員として参加し、Apple Vision Proのコンテンツを募る「Spatial Computing部門」、場所性を活かしたAR作品を募る「Site-specific AR部門」の2部門を開設します。
第6弾となる今回フォーカスするのは、空間コンピューティングがもたらす現実世界の情報・空間・体験のリフレーミングと脱構築、そこから紡ぐ、新たな認知と変容するわたしたちの物語です。
Apple Vision Proのコンテンツを募るSpatial Computing部門、場所性を活かしたAR作品を募るSite-specific AR部門の2部門を設けています。
応募条件は、あらゆる表現フィールドのアーティストに空間表現の場を提供する空間コンピューティングプラットフォーム「STYLY」で作られた作品であることです。
野心的なビジョンの集合知によって、新たなメディアの能力が解き放たれることを期待しています。
NEWVIEW AWARDS 2024
エントリーフォーム
・Spatial Computing 部門
テーマは「Visions that weave context. - 情報と人の関係を編み直す展望 -」
誰もがスマートフォンを持つようになってから、ずいぶんと時間が経過した。ポケットにおさまるフラットな画面のついたそれは、遠く離れた土地とも遠く離れた時代に作られたコンテンツとも私たちを接続したり、ARによって現実のなかに虚をでっちあげ、目の前を書き換えたりする。魔術による別天地の構築である。
しかし、場所と時間の関係を無くしてしまう魔術は、物事に結びついたコンテクストを取り去り、限りない地平にコンテンツや情報を横たわらせてもいる。私たちと情報を結びつけるための奥行きはどこに……? そう考えると、Apple Vision Proをはじめ空間コンピューティングがもたらすパースペクティブでありタンジブルな情報環境は、人間と文脈の良好な関係を編み直す一助にはならないか。文脈なき物語など存在しえない。
現実のなかに自由におかれるウィンドウ、イマーシブなコンテンツたちの存在が、私や私たちの存在を語る上で重要なコンテクストにもう今一度語りかける。あなたは、何と何の関係性を編み上げ、または結び直すか? 営みを編み直すための、コンテクストあるコンテンツをヴィジョンの向こうに重ねるのであれば、それは今だ。
部門について
今年はApple Vision Proのコンテンツを募るSpatial Computing部門、場所性を活かしたAR作品を募るSite-specific AR部門の2部門を設けています。
Spatial Computing 部門
Apple Vision Proで体験する作品を制作していただく部門です。
Spatial Computing(空間コンピューティング)という概念、現実世界のリフレーミングを通して未来の物語を紡ぐ作品を募集します。
本部門では、10月下旬に応募作品の中から10作品程度を制作支援対象作品と選定し、企画の具体化にあたってSTYLYによる技術支援を受ける機会を提供します。
制作支援を行う背景としては、Apple Vision Proでの作品制作の知見やノウハウが整備されていないため、アワード応募者の作品制作をSTYLYが支援する目的で実施します。
制作支援対象に選ばれたクリエイターは、12月17日(火)12:00(UTC)まで、制作支援を受けながら、応募していただいた作品をブラッシュアップする事が可能です。
Site-specific AR部門
場所性を活かし、現実世界のリフレーミングを通して未来の物語を紡ぐ作品を募集します。
STYLYの機能にある都市テンプレートやImmersalを使用することでサイトスペシフィックな作品を制作することが可能です。これらの機能を用いない作品も応募可能ですが、本年度のテーマとして「場所性を活かし現実世界との関係性を問う」ことを掲げているため、作品応募時に「どの場所で体験するか」の提示が必要です。
ファイナリストに選出されると2025年2月にファイナリスト作品の展示を都内某所で行います。
NEWVIEW AWARDS 2024概要
賞について
GOLD
・両部門毎に1作品を選定
・賞金5,000USD
PARCO PRIZE
・部門問わず1作品を選定
・受賞者には、PARCOとコラボレーションする権利を進呈します。
(実施内容はディスカッションの上決定)
AWE PRIZE
・部門問わず1作品を選定
・受賞者の作品は翌年のAWEUSA2025の展示ブースにて作品展示+AWE参加チケットの無償提供を行います。また、Auggie AWARDSの告知や作品応募のサポート、SNSやニュースレターでのイベントの告知に協力します。※出展に関わり現地渡航を希望される場合は、一部費用のサポートを予定しています。
他、スポンサーやメディアパートナーとのコラボレーションプライズについても後日追加予定となります。
募集期間
-
Spatial Computing 部門
応募受付期間:2024年8月21日(水)~ 2024年10月16日(水)12:00(UTC) -
Site-specific AR 部門
応募受付期間:2024年8月21日(水)~ 2024年12月17日(火)12:00(UTC)
審査員 (順不同)
宇川 直宏
現”在”美術家|DOMMUNE主宰
Gerfried Stocke
メディアアーティスト/Ars Electronica総合芸術監督
KEIKEN
アーティストコレクティブ
David OReilly
マルチディシプリナリーアーティスト
Lu Yang
アーティスト
サエボーグ
アーティスト
NEWVIEWプロジェクトについて
3次元空間での新たなクリエイティブ表現と体験のデザインを開拓する実験的プロジェクト/コミュニティとして、2018年1月に始動。ファッション、音楽、映像、グラフィック、イラストレーションなど、都市空間におけるカルチャーを体現するクリエイターとともに、リアルと空想を越境する次世代のカルチャー/ライフスタイル体験をデザインする実験を仕掛ける。国内外でのレクチャーやミートアップを通じて次世代のXRクリエイターの発掘・育成・交流を推進。
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NEWVIEW事務局:info@newview.design
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