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• Viw more 諏訪 光洋 代表取締役社長

  飛騨に行き、山に行き、製材所にある木と建築家と会う。サンフランシスコから来たバイオアーティストと再会し、京都で、台北で、バルセロナで世界に向き合うクリエイティブと出会う。
  
  「クリエイティブを流通する」を目標に掲げてスタートし、クリエイティブコミュニティからスタートしたロフトワーク。どこに行くのか、そして誰と会うことができるのか。長い旅に出ているし、思っていること、共有したいこと、取り組みたい社会の課題。
  
  無人でデータとロボットとAIが繋げていく世界は否定しません(好き)。担うは楽しくお祭りを見、学舎があり、再発見をするデザインとアートとクリエイティブな煌めき。
  
  ビジネスモデルにもなっていなかったロフトワークは、創業時と変わらず、クリエイティブは世界を良く変えていると信じる。多様な人、価値観、信念、友情と愛情と信頼、美しさや優しさ。クリエイターはもっと広く、アカデミアやシェフや複雑なジェンダー、文化や理念や常識も超えた未来の価値観を一緒にみつける。共有する皆と一緒に世界を少し良くする。そしてクリエイティブや世界の才能達と一緒に、未来をもっとつくり伝えられると思っています。

  諏訪 光洋

  代表取締役

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• Viw more 岩沢 エリ Culture Executive
  マーケティングリーダー

  「クリエイティブカンパニー」という言葉が好きです。なんでも乗り越えられそうに感じるから。いつだって私たちは、まだ誰もみたことのない世界へたどり着こうと夢見る人や、途方もないチャレンジを企てている人たちと、一緒に船をつくり、歌を歌い、コンパスとお手製の地図を持って冒険にでかける仲間でありたい。
  
  新しい挑戦は、いつだって大変なものです。苦難が続き、「解けない...」とため息をつく問題に差し掛かります。しかし、創造的なまなざしを向ければ、苦難を楽しい活動に変えることができます。解けない問題は「そもそも、なぜこの問題が起きているのか？」を問い直し、解けそうな別の問題で解決をはかることができるかもしれません。いまの私たちで乗り越えられないなら、応援を呼ぼう、もっと仲間を集めよう。
  
  今日までのあたりまえは、明日も続くとは限りません。私たちはいつだって、今日のあたりまえを変える可能性を秘めています。ときには、私たちがみたい世界を実現するために、船をつくり、あなたを仲間に誘うかもしれません。新しく挑戦する全ての人々と共に、これからのカイシャやプロジェクトのあり方を提案する存在でありたいと願っています。

  岩沢 エリ

  Culture Executive
  マーケティングリーダー

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• Viw more 寺井 翔茉 取締役 COO

  ロフトワークがチャレンジする新しいアプローチが“コレクティブインパクト”です。私たちは「コミュニティ」をキーワードに、さまざまな企業、自治体、教育機関の皆さんと共に共創プログラムや場づくりを支援しています。それら一つずつのプロジェクトが「Unlock potential」や「We believe in CREATIVITY within all」というロフトワークのコアコンセプトに基づいて取り組んできました。その一方で、プロジェクトに求められるゴールが、自社の問題解決だけでなく、より広いステークホルダーへの社会的インパクトが求められるようになり、プロジェクトの立ち上げ方や運営方法の進化が問われています。
  
  そのための突破口になるのが“コレクティブインパクト”です。1社のオーナーシップに依存せず、ビジョンを共有できる仲間を集めリソースを提供しあい、長期的かつ同時多発的に実践していく、マルチ・オーナーシップ型プロジェクトの実装に挑戦しています。今まで考えもしなかった方法で、もっとオープンにクリエイティブな社会を共に実現しましょう。

  寺井 翔茉

  取締役 COO

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• Viw more ケルシー スチュワート Sustainability Executive
  FabCafe チーフコミュニティオフィサー

  2012年に東京でスタートし、世界各地に広がるFabCafeは、各地域のクリエイティブコミュニティと密接につながり、その土地ならではのものづくりや素材、テクノロジーを活かした多彩なプロジェクトを行っています。私はこれまでFabCafeで、デザイン思考でSDGsを考えるワークショップや、循環型経済のプレイヤーをつなぐ「crQlr Awards」などサステナビリティに力を入れてきました。循環経済は、長期的な環境と経済の回復力をサポートするために、従来の直線的な生産と消費のモデルを再考し、現状に挑戦することです。持続可能性を実現することは、まだ見ぬイノベーションの大きな可能性を秘めていますが、簡単な道のりではありません。
  
  私は、持続可能性を目指すプロジェクトを始めるための共通言語作りに苦戦している意思決定者の方々にたくさんお会いしてきました。慣習を打ち破るようなイニシアチブをとろうとすると、はじめは周囲から抵抗を受けるかもしれません。しかし、時が経つにつれて、コミュニティがつくったアイデアは人々の喜びとなり、より持続可能な未来へと開花する可能性を秘めていると私は信じています。私たちと一緒に、サステナビリティの実現に向けたチャンスを発見していきましょう。

  ケルシー スチュワート

  Sustainability Executive
  FabCafe チームコミュニティオフィサー

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• Viw more 実本 慶子 経営企画
  CIO

  ロフトワークのユニークな特性は、社内の仕組みや業務プロセスにも表れていますが、これらのシステムにも未来を見据えた十分な手当てが必要なのは摂理というもの。これからもクライアントやステークホルダーの方々と共に社会価値の創造に携わる会社として心身ともに健康であること、いざという時に耐え、また素早く動けること。ゆるんでくる靴ひもは足に合わせてきゅっと締め直す。そんな機能も仕組みとして備えるのがいまのロフトワークです。
  
  皆さんから長く信頼され、共に道を歩んでいける仲間として存在できるよう、その経営基盤もしなやかに進化しています。あるものを読んでいて“初心”という言葉に立て続けにでくわしました。世阿弥は喪失と引換えに新しいものを獲得する試練として「 “初心”を迎える」と伝えたそうです。私たちもこれまで幾度となく初心を迎え、またこれからもしなやかで面白く、創造性を第一に初心を重ねていきます。

  実本 慶子

  経営企画
  CIO

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• Viw more 棚橋 弘季 執行役員
  CPO（Chief Produce Officer）

  シュレーディンガーの猫や量子もつれのように常識的な物理世界の理解に反する量子の不思議な性質。理論物理学者のカルロ・ロヴェッリは物同士の「関係」に焦点をあてることでその謎を紐解きます。世界のすべては、濃密な相互作用の網のなかで他の事物と関わり相互作用する結果として現れるというのが彼の仮説。猫の生死が観察によってしか決まらないように、すべての存在は他者と関係するまでそのありようが決まらない、事物が互いに関係することではじめて各々のありようが決まるというのです。はたまたアクターネットワーク理論の第一人者のブリュノ・ラトゥールは「社会は存在しない」と言い、社会はあらかじめ存在するものではなく、非人間・非生物含めた多様なアクターが相互作用するなかで生起するものだという見方を提起しています。
  
  この2つの例のみならず、いま世界の見方は旧来の静的で機械論的なものから、さまざまな物同士の相互作用により常に生起／変化するダイナミックなシステムであるという見方に更新されはじめています。従来の国か市場かという政治経済の二元論が生み出す課題の解決に、多様な人たちが参加する不定形な「コレクティブ」の参与が求められるのも同じ文脈でしょう。生起的なシステムとしての世界で旧来型の組織やセクターの枠を超えたクリエイティブな活動のための新たな座組やプロセス、方法論を提案しながら、そのうねりからコレクティブインパクトを生み出すこと。ロフトワークはそれにコミットしていきます。

  棚橋 弘季

  執行役員
  CPO（Chief Produce Officer）

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