街と建築、その周辺 vol.1
テーマ:都市と「分解」
Finished イベント終了
About
建築、 生活、都市や生態系などの視点から、「分解」を考える
「街と建築、その周辺」は、建築の “周辺” にある様々なトピックを入口に、多様な専門家とともに街への関わり方を一緒に考え、小さな行動に移すミートアップイベントです。
第1回となる今回のテーマは「都市と分解」。循環型経済(サーキュラーエコノミー)への転換を目指すなかで重要となるキーワード「分解」について、建築設計 / 生活とシステム / 都市と生態系 …などの視点から立体的に考えます。
こんな方におすすめ
- 街のステークホルダーと関わりあいながら街づくりを行うための新しい価値基準に触れたい、デベロッパー・ゼネコン・公的機関などで街づくりに携わる方
- 暮らす・働く人が自ら街のデザインへ関わるためのオルタナティブな方法論について関心のある、建築・空間デザインに携わる方
- サスティナビリティやウェルビーイングの時代に向けた新しいデザイン・テクノロジーに携わる方
Speaker
プレゼンテーションテーマ : 循環型社会における建築意匠設計
金子 公亮
株式会社日建設計 設計監理部門設計グループ ダイレクター
2007年、首都大学東京大学院を修了後、日建設計入社。専門は建築意匠設計。阿波銀行本店、尾道市本庁舎、御堂筋ダイビル等を担当し、日事連建築賞国土交通大臣賞、日本建築学会作品選集新人賞等を受賞。
建築設計の傍ら、兼務異動した新領域開拓部門にて地域創生に取り組む中で「サーキュラーエコノミー」への関心を高め、2023年、社内新規事業コンペにて、解体予定建物に着目した「資源再評価・活用コンサルティング」を提案し、優秀賞を受賞。建築・土木業界から「廃棄物」という概念をなくすことをMISSIONとする「サーキュラーデザイン研究」に発展させ、自ら実践者として、建築家だからこそできる「サーキュラーデザイン」を追求している。一級建築士、日本建築学会員。
プレゼンテーションテーマ : 都市と生態系、関係性のデザイン
奥田 宥聡
Poietica Co-founder
1998年生まれ、京都工芸繊維大学博士前期課程デザイン学専攻修了。学部時より京都のNPO法人にて企業におけるソーシャルイノベーションのための新規事業領域探索に3年ほど携わる。在学時よりフリーでのデザイン業務を経て2023年Poietica設立。デザインリサーチやプロトタイピングの方法論を活用した事業開発や作品制作に携わる。
Poietica プロジェクト事例
Urban Pet station
代々木上原にて社会実験中のサービスComorisにおいて、都市における重要な非人間のアクターであるペットに着目し、コンポストなどのプロダクトを設置。
(Collaborator | ACTANT FOREST, 株式会社NEWPARK)
Comoris BLOCK
土壌微生物の生育を促進するためのマテリアル開発、素材研究および制作と実験を協業。都市に小さな共有の森(≒アーバンシェアフォレスト)を作るためのプロダクトとして入手がしやすい素材で機能要件を満たすものを研究・制作した。21_21 design sight企画展「Material or,」に出展。
(Collaborator | ACTANT FOREST)
Coffee waste dryer
コーヒーをドリップした後のゴミを店舗で一次乾燥させ、バイオマス資源とするための装置。芦屋市にあるRIO Coffee Asiyaにおいて設置し使用中。
(Collaborator | 株式会社アルタレーナ)
プレゼンテーションテーマ : これからの「都市のシステム」とライフスタイル
岩沢 エリ
株式会社ロフトワーク Culture Executive/マーケティング リーダー
東京都出身、千葉市在住。大学でコミュニケーション論を学んだ後、マーケティングリサーチ会社、不動産管理会社の新規事業・経営企画室を経て、2015年ロフトワークに入社。マーケティングチームのリーダーとして、ロフトワークのコミュニケーションデザイン・マーケティング戦略設計、チームマネジメントを担う。2022年4月からCulture Executiveを兼任し、未来探索と多様性を創造力に変えるカルチャー醸成に取り組む。最近では、「分解可能性都市」をテーマに、生産・消費に加えて分解活動が当たり前となる都市生活へシステムチェンジするためのデザインアプローチを探究している。1児の母。
企画・モデレーター
木下 浩佑
株式会社ロフトワーク FabCafe Kyoto ブランドマネージャー
京都府立大学福祉社会学部福祉社会学科卒業後、カフェ「neutron」およびアートギャラリー「neutron tokyo」のマネージャー職、廃校活用施設「IID 世田谷ものづくり学校」の企画職を経て、2015年ロフトワーク入社。素材を起点にものづくり企業の共創とイノベーションを支援する「MTRL(マテリアル)」と、テクノロジーとクリエイションをキーワードにクリエイター・研究者・企業など多様な人々が集うコミュニティハブ「FabCafe Kyoto」に立ち上げから参画。ワークショップ運営やトークのモデレーション、展示企画のプロデュースなどを通じて「化学反応が起きる場づくり」「異分野の物事を接続させるコンテクスト設計」を実践中。社会福祉士。2023年、京都精華大学メディア表現学部 非常勤講師に就任。
Program
- 18:30
- ご挨拶・主旨説明
- 18:35
- プレゼンテーション x3組
- 19:20
- 休憩
- 19:30
- クロストーク
- 20:00
- ネットワーキング(交流会)
Outline
- 開催日
- 2024年9月5日(木) 18:30 – 20:30 (開場 18:00) UTC+09:00
- 場 所
- FabCafe Kyoto(〒600-8119 京都府京都市下京区本塩竈町554)
- 定 員
- 40名
- 参加費
- 1,000円(1ドリンク付き)
- 配 信
- なし
- 主 催
- 株式会社ロフトワーク
- ご注意
-
- 参加者の皆さんの写真やトークの内容は後日loftwork.comに掲載する場合があります。
- プログラムは、予告なく変更される場合があります。
- お問い合わせ
- 本イベントに関するお問合せは、メールにて下記までお願いいたします。
kyoto.marketing@loftwork.com (担当:木下)
ACCESS
FabCafe Kyoto
■電車でのアクセス
JR京都駅から徒歩20分
京都市営地下鉄烏丸線五条駅から徒歩10分
阪急電鉄京都線河原町駅から徒歩15分
京阪電鉄清水五条駅から徒歩5分
■バスでのアクセス
京都駅から4・17・205号系統 五条河原町下車徒歩3分
※駐車場はありません。近隣の施設をご利用ください。