地方と都市の関係性を探るオンライン討論会
第2回 地方発のイノベーション(朝霧重治×鳥居 希)
Report
レポート
掲載中
- Date
- 2021-11-15 (Mon)
- Time
- 18:00-19:30
- Place
- Zoom,YouTube
- fee
- Free
Finished
About
「都市」か「地方」か。から、「都市」も「地方」も? 変わる都市と地方の関係性
「都市」か「地方」。これまで二項対立で語られることが多かった都市と地方の関係性が、コロナ禍において変わりつつあると感じている人は多いのではないでしょうか。
都市と地方の関係性をみても、「生活の全てを地方に移す」という「完全移住」だけではなく、二拠点や多拠点生活、長期滞在をしながら旅するように暮らすなど、さまざまな形で、個人と地方との関わり方が広がってきました。
そして、企業も例外ではありません。都市だけにオフィスを構えることの意義について疑問を持ち、サテライトオフィスの増設や本社地方移転などの動きもみられています。
本討論会は、「地方と都市の関係性はどのように再構築されていくか」という問いと向き合いながら、毎回多様な領域のスペシャリストと議論するシリーズイベントです。
<こんなテーマで各回の議論を進めていきます>
- 地方発のイノベーションは可能か?
- 都市をいかに巻き込むか?
- データによるアップデートをかけることはできるか?
- 地産地消をささえるエネルギーはどうなるか?
地方と都市の課題や挑戦を集めながら、地域の未来をつくっていく可能性を探ることができればと考えています。
第二回目のテーマは「地方発のイノベーション」
地域の本質的な課題解決のためには、モノや仕組み、サービス、組織、ビジネスモデルなどに新たな考え方や技術を取り入れることで、社会に革新をもたらすイノベーションを生み出すことが必要といわれています。 第2回目は、株式会社協同商事コエドブルワリー 代表取締役社長の朝霧重治さんと株式会社バリューブックス 取締役の鳥居 希さんをお招きして、地域資源を活かしながら新しい価値を創り出し、地域とともに成長し続けていくために求められる視点についてお話いただきます。また、地方発のイノベーションが増えていくことによる都市への影響や地方と都市の関わり方について、ディスカッションしていきます。
Program
- 18:00
- オープニング
- 18:05
- 地方から生まれるイノベーション
株式会社協同商事コエドブルワリー 代表取締役社長 朝霧重治
株式会社バリューブックス 取締役 鳥居 希 - 18:35-19:25
- クロストーク
株式会社協同商事コエドブルワリー 代表取締役社長 朝霧重治
株式会社バリューブックス 取締役 鳥居 希
株式会社ロフトワーク 取締役会長 林 千晶(モデレーター) - 19:25-19:30
- クロージング・次回案内
Outline
- 開催日時
- 2021年11月15日(月)18:00-19:30
- 参加費
- 無料
- 配信
- Zoom、Youtube
- 対象
-
- まちづくり関連業務に関わる、総務人事、経営企画、マーケティング部署の方
- まちづくりにまつわる事業開発の機会領域を検討している担当部署の方
- これからの持続可能な「地方」と「都市」のあり方を模索している方
- 共 催
- 株式会社日建設計、パシフィックコンサルタンツ株式会社、株式会社ロフトワーク
- ご注意
- プログラムは、予告なく変更される場合があります。
Speaker
株式会社協同商事コエドブルワリー, 代表取締役社長
朝霧 重治
埼玉県川越市生まれ。Beer Beautifulをコンセプトとする日本のクラフトビール「COEDO」のファウンダー・CEO。川越産のサツマイモから製造した「紅赤-Beniaka-」を筆頭に、日本の職人達による細やかなものづくりと『ビールを自由に選ぶ』というビール本来の豊かな味わいの魅力をクラフトビール「COEDO」を通じて、武蔵野の農業の魅力とともに発信している。品質やブランドデザインに世界的な評価を受けている。ビールは現在、アメリカ、オーストラリア、中国、シンガポール、フランス、イギリス等各国に輸出されており、Globalな視点での活動も進めている。
詳細を見る
埼玉県川越市生まれ。Beer Beautifulをコンセプトとする日本のクラフトビール「COEDO」のファウンダー・CEO。川越産のサツマイモから製造した「紅赤-Beniaka-」を筆頭に、日本の職人達による細やかなものづくりと『ビールを自由に選ぶ』というビール本来の豊かな味わいの魅力をクラフトビール「COEDO」を通じて、武蔵野の農業の魅力とともに発信している。品質やブランドデザインに世界的な評価を受けている。ビールは現在、アメリカ、オーストラリア、中国、シンガポール、フランス、イギリス等各国に輸出されており、Globalな視点での活動も進めている。株式会社バリューブックス, 取締役 いい会社探求
鳥居 希
モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社に15年間勤務後、2015年、長野県上田市を拠点として古本の買取・販売を行う株式会社バリューブックス入社。2年間古本による寄付「チャリボン」を担当。現在は取締役として「いい会社探求」担当。会社の指針となるであろうB Corp認証の取得に向けて取り組んでいる。また自社の認証取得プロセスと並行して、B Corpの入門書『The B Corp Handbook』の日本語翻訳版を出版準備中。翻訳は、黒鳥社との共同プロジェクト「あたらしい会社の学校『B Corpハンドブックゼミ』」としてコミュニティで行い、B Corpムーブメントを起こすべく挑戦中。
詳細を見る
モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社に15年間勤務後、2015年、長野県上田市を拠点として古本の買取・販売を行う株式会社バリューブックス入社。2年間古本による寄付「チャリボン」を担当。現在は取締役として「いい会社探求」担当。会社の指針となるであろうB Corp認証の取得に向けて取り組んでいる。また自社の認証取得プロセスと並行して、B Corpの入門書『The B Corp Handbook』の日本語翻訳版を出版準備中。翻訳は、黒鳥社との共同プロジェクト「あたらしい会社の学校『B Corpハンドブックゼミ』」としてコミュニティで行い、B Corpムーブメントを起こすべく挑戦中。株式会社ロフトワーク, ロフトワーク共同創業者・相談役/株式会社Q0 代表取締役社長/株式会社 飛騨の森でクマは踊る 取締役会長
林 千晶
早稲田大学商学部、ボストン大学大学院ジャーナリズム学科卒。花王を経て、2000年に株式会社ロフトワークを起業、2022年まで代表取締役・会長を務める。退任後、「地方と都市の新たな関係性をつくる」ことを目的とし、2022年9月9日に株式会社Q0を設立。秋田・富山などの地域を拠点において、地元企業や創造的なリーダーとのコラボレーションやプロジェクトを企画・実装し、時代を代表するような「継承される地域」のデザインの創造を目指す。主な経歴に、グッドデザイン賞審査委員、経済産業省 産業構造審議会、「産業競争力とデザインを考える研究会」など。森林再生とものづくりを通じて地域産業創出を目指す、株式会社飛騨の森でクマは踊る(通称:ヒダクマ)取締役会長も務める。