中小企業のデザイン経営
Vol.2 地域の未来をつくるデザイン経営
Finished イベント終了
- Date
- 2020-03-11 (Wed)
- Time
- 14:00〜18:00
- Capacity
- 40
- fee
- 無料
Finished
About
開催中止のお知らせ
2020/3/11(水)に開催を予定しておりました「中小企業のデザイン経営 Vol.2 地域の未来をつくるデザイン経営」ですが、新型コロナウイルスの感染症の状況を受けて、開催を中止することと致しましたのでお知らせ申し上げます。
本イベントにお申込いただきました皆さま、開催に向けてご協力いただいておりましたご登壇者様や関係者の皆さまに大変ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解の程、よろしくお願い申し上げます。
中小企業のデザイン経営 運営事務局
(お問合せ:designkeiei@loftwork.com)
関東経済産業局、日本デザイン振興会、ロフトワークが協力して、 『中小企業のデザイン経営』の調査を実施
日本の中小企業と言えば、世界に誇る高い技術力によるものづくりや、きめ細やかなサービスを提供するというイメージが根強いですが、もはや企業が売っているのは子供服という製品ではなく、子どもがホンモノと触れ合う機会であり、まちの印刷会社はデザイナーの発想から、世の中になかったものをカタチにするパートナーとなりつつあります。こうした根本的なビジネス環境の変化に対応し、顧客が求める潜在的なニーズから自分たちのビジネスを刷新し続けることができる企業に共通した特徴が、デザインを積極的に経営に活用している点です。
もう何年もデザインの更新をすることもなければ、デザインへの出費は出来る限り安く抑えたいと考えている企業が、競合他社との差別化ができず価格競争にさらされ、優秀な人材を採用することが難しくなっている。その一方で、デザインの力を積極的に活用する企業が、市場のニーズから新しいサービスや価値を生み出し続け、高い利益を上げ、多様な人材をひきつけています。そんな企業が実践する経営が、デザイン経営と呼ばれているのです。
もし、日本中の中小企業が新たな経営戦略のひとつとして、経営にデザインを取り入れられるようになれば。本来の技術力や人、地域の資源を活かし、新たな産業の活路を拓く企業が増えるのではないか。その想いから、関東経済産業局、日本デザイン振興会、ロフトワークが協力して、全国でデザイン経営を実践している中小企業経営者を対象にリサーチを行い、得られた知見を冊子にまとめました。
デザイン経営の実践の知を共有するシリーズイベントを開催します
冊子公開に伴い、デザイン経営の実践知を共有する場として、本イベントを開催します。当日は調査を担当したロフトワークより、冊子配布と共に調査報告をいたします。その後、中小企業のデザイン経営企業として冊子でも取り上げた経営者たちを交えた、トークセッションを実施。
ゲスト経営者は、アウトドア総合メーカー スノーピーク、新潟県南魚沼市にある複合型施設「里山十帖」を運営する自遊人、着物の製造販売を行うやまと。それぞれどんな経営課題をどう解決していったのか。自分たちのビジョンをどう社内外に伝え広げているのか。3社のビジョンに共通する「地域の未来をつくる」を切り口に、実体験に基づいた「中小企業のデザイン経営」について解説します。
生の声を聞きながら、冊子の活用方法について理解を深めることで、日頃の業務の中でデザイン経営を実践する方法が学べます。
こんな人におすすめ!
- 事業継承を迎える中小企業・小規模事業経営者の方
- 事業拡大・基盤構築等を終え、これからの自分たちのあり方を問い直したい経営者の方
- デザイン経営の実践企業で、さらなる改善を目指している経営者
- デザイン経営を使ったデザインプロデュースに興味があるデザイナー
デザイン経営について詳しくはこちら
Speaker
株式会社スノーピーク, 代表取締役 副社長 CDO
山井 梨沙
創立者の祖父・幸雄、現代表取締役の父・太から代々続く「スノーピーク」の3 世代目。幼いころからキャンプや釣りなどのアウトドアに触れて育つ。2014年の秋冬にアパレル事業を立ち上げ、スノーピークが培ってきた“ないものはつくる DNA“を受け継いだものづくりを次世代のフィルターを通し発信。現在は副社長を務めながら、プロダクト全般の統括のほか、「LOCALWEAR」プロジェクトなど、新たな試みも率先して牽引している。
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創立者の祖父・幸雄、現代表取締役の父・太から代々続く「スノーピーク」の3 世代目。幼いころからキャンプや釣りなどのアウトドアに触れて育つ。2014年の秋冬にアパレル事業を立ち上げ、スノーピークが培ってきた“ないものはつくる DNA“を受け継いだものづくりを次世代のフィルターを通し発信。現在は副社長を務めながら、プロダクト全般の統括のほか、「LOCALWEAR」プロジェクトなど、新たな試みも率先して牽引している。株式会社自遊人 代表取締役 , 株式会社小柳 代表取締役 , 自遊人編集長, クリエイティブディレクター・編集者
岩佐 十良
1967年東京都生まれ。武蔵野美術大学在学中の1989年にデザイン会社を創業し、のちに編集者に転身。2000年、雑誌『自遊人』を創刊。2004年、拠点を東京から新潟・南魚沼に移転。2014年、新潟県大沢山温泉にオープンした「里山十帖」では、空間から食まで全てをディレクション。グッドデザイン賞BEST100に選出される。2016年より3年間グッドデザイン賞審査委員を務め、2021年より再任。2017年、『Forbes JAPAN』の「地方を変えるキーマン55人」に選出される。2018年に開業した宿泊施設、「商店街HOTEL 講 大津百町」(滋賀県大津市)、「箱根本箱」(神奈川県箱根町)では、それぞれ企画ディレクション及び運営を担う。2019年「新潟・庄内デスティネーションキャンペーン」の総合プロデューサー。多摩美術大学客員教授。2020年には「松本十帖」(長野県松本市)を開業。「松本十帖」開業までの様子はNHKの『プロフェッショナル 仕事の流儀』で放送された。2024年春には「10Stories OZE 尾瀬十帖」(新潟県魚沼市)を開業するほか、新しい宿泊スタイルを提案する「10Stories Stay」を「UONUMA」「OZE」「MATSUMOTO」の3拠点で一斉に開業予定。
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1967年東京都生まれ。武蔵野美術大学在学中の1989年にデザイン会社を創業し、のちに編集者に転身。2000年、雑誌『自遊人』を創刊。2004年、拠点を東京から新潟・南魚沼に移転。2014年、新潟県大沢山温泉にオープンした「里山十帖」では、空間から食まで全てをディレクション。グッドデザイン賞BEST100に選出される。2016年より3年間グッドデザイン賞審査委員を務め、2021年より再任。2017年、『Forbes JAPAN』の「地方を変えるキーマン55人」に選出される。2018年に開業した宿泊施設、「商店街HOTEL 講 大津百町」(滋賀県大津市)、「箱根本箱」(神奈川県箱根町)では、それぞれ企画ディレクション及び運営を担う。2019年「新潟・庄内デスティネーションキャンペーン」の総合プロデューサー。多摩美術大学客員教授。2020年には「松本十帖」(長野県松本市)を開業。「松本十帖」開業までの様子はNHKの『プロフェッショナル 仕事の流儀』で放送された。2024年春には「10Stories OZE 尾瀬十帖」(新潟県魚沼市)を開業するほか、新しい宿泊スタイルを提案する「10Stories Stay」を「UONUMA」「OZE」「MATSUMOTO」の3拠点で一斉に開業予定。株式会社やまと, 代表取締役社長
矢嶋 孝行
1982年東京生まれ。東京消防庁、テラスホテルズ勤務を経て2013年に株式会社やまと入社、取締役就任。事業創造本部長として「Y. & SONS」「THE YARD」など新業態のディレクション「KIMONO by NADESHIKO」のリブランディングを手掛ける。
2019年4月、社長就任。「『きもの』でエキサイティングな世の中をつくる」というビジョンを掲げ伝統を大切にしながら、海外でのPOP UPや、異業種とのコラボレーションなど積極的に新たなチャレンジに取り組む。
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1982年東京生まれ。東京消防庁、テラスホテルズ勤務を経て2013年に株式会社やまと入社、取締役就任。事業創造本部長として「Y. & SONS」「THE YARD」など新業態のディレクション「KIMONO by NADESHIKO」のリブランディングを手掛ける。2019年4月、社長就任。「『きもの』でエキサイティングな世の中をつくる」というビジョンを掲げ伝統を大切にしながら、海外でのPOP UPや、異業種とのコラボレーションなど積極的に新たなチャレンジに取り組む。
株式会社ロフトワーク, ロフトワーク共同創業者・相談役/株式会社Q0 代表取締役社長/株式会社 飛騨の森でクマは踊る 取締役会長
林 千晶
早稲田大学商学部、ボストン大学大学院ジャーナリズム学科卒。花王を経て、2000年に株式会社ロフトワークを起業、2022年まで代表取締役・会長を務める。退任後、「地方と都市の新たな関係性をつくる」ことを目的とし、2022年9月9日に株式会社Q0を設立。秋田・富山などの地域を拠点において、地元企業や創造的なリーダーとのコラボレーションやプロジェクトを企画・実装し、時代を代表するような「継承される地域」のデザインの創造を目指す。主な経歴に、グッドデザイン賞審査委員、経済産業省 産業構造審議会、「産業競争力とデザインを考える研究会」など。森林再生とものづくりを通じて地域産業創出を目指す、株式会社飛騨の森でクマは踊る(通称:ヒダクマ)取締役会長も務める。
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早稲田大学商学部、ボストン大学大学院ジャーナリズム学科卒。花王を経て、2000年に株式会社ロフトワークを起業、2022年まで代表取締役・会長を務める。退任後、「地方と都市の新たな関係性をつくる」ことを目的とし、2022年9月9日に株式会社Q0を設立。秋田・富山などの地域を拠点において、地元企業や創造的なリーダーとのコラボレーションやプロジェクトを企画・実装し、時代を代表するような「継承される地域」のデザインの創造を目指す。主な経歴に、グッドデザイン賞審査委員、経済産業省 産業構造審議会、「産業競争力とデザインを考える研究会」など。森林再生とものづくりを通じて地域産業創出を目指す、株式会社飛騨の森でクマは踊る(通称:ヒダクマ)取締役会長も務める。株式会社ロフトワーク, クリエイティブディレクター
加藤 修平
ケープタウン大学サステナビリティ学修士。アフリカ地域での鉱物資源開発に伴う、周辺コミュニティへの影響調査をエスノグラフィ調査手法によって実施。また、同大学内Hasso Plattner Institute of Design Thinking (通称d-school)において、デザイン思考コーチとして学生、社会人の指導を行う。過去に携わった案件は、民間金融機関内にて、多部署横断型のチームを率いて新サービスの開発及び、デザイン思考の社内への浸透を促すためのプロジェクト等多数。
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ケープタウン大学サステナビリティ学修士。アフリカ地域での鉱物資源開発に伴う、周辺コミュニティへの影響調査をエスノグラフィ調査手法によって実施。また、同大学内Hasso Plattner Institute of Design Thinking (通称d-school)において、デザイン思考コーチとして学生、社会人の指導を行う。過去に携わった案件は、民間金融機関内にて、多部署横断型のチームを率いて新サービスの開発及び、デザイン思考の社内への浸透を促すためのプロジェクト等多数。株式会社ロフトワーク, マーケティング
伊藤 亜由美
学習院大学経済学部卒。学生時代は主にマーケティングや経営戦略を学び、「企業におけるイノベーションと戦略」を専攻。ロフトワーク入社後、クリエイティブディレクターとして製品ブランディングや新規事業創出プログラム、中小企業におけるデザイン経営のリサーチなど様々なプロジェクトに携わる。企業ブランディングや、自社コンテンツと世の中との接点づくりへの興味から、2020年にマーケティングに異動。花と植物が好き。
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学習院大学経済学部卒。学生時代は主にマーケティングや経営戦略を学び、「企業におけるイノベーションと戦略」を専攻。ロフトワーク入社後、クリエイティブディレクターとして製品ブランディングや新規事業創出プログラム、中小企業におけるデザイン経営のリサーチなど様々なプロジェクトに携わる。企業ブランディングや、自社コンテンツと世の中との接点づくりへの興味から、2020年にマーケティングに異動。花と植物が好き。Program
- 13:45 -14:00
- 開場・受付
- 14:00-14:05
- Introduction
- 14:05-14:35
- Session1 中小企業におけるデザイン経営実践のための冊子紹介
株式会社ロフトワーク クリエイティブディレクター 加藤 修平
株式会社ロフトワーク クリエイティブディレクター 伊藤 亜由美 - 14:35 -15:45
- Session2 ゲスト企業紹介
株式会社スノーピーク 代表取締役副社長CDO 山井 梨沙
株式会社自遊人 代表取締役 岩佐 十良
株式会社やまと 代表取締役社長 矢嶋 孝行 - 15:45 -16:00
- 休憩
- 16:00 -16:50
- Discussion「中小企業のデザイン経営」の実践
株式会社スノーピーク 代表取締役副社長CDO 山井 梨沙
株式会社自遊人 代表取締役 岩佐 十良
株式会社やまと 代表取締役社長 矢嶋 孝行
株式会社ロフトワーク 共同創業者 代表取締役 林 千晶 - 16:50 -17:00
- Closing
- 17:00 -18:00
- Networking
Outline
- 開催日
- 2020年3月11日(水)14:00〜18:00(受付 13:45〜)
- 会場
- Snow Peak Headquarters(燕三条)
〒955-0147 新潟県三条市中野原456 - 主催
- 株式会社ロフトワーク
- 協賛
- 株式会社スノーピーク
公益財団法人日本デザイン振興会 - 定員
- 40名
- 参加費
- 無料
- ご注意
- ※プログラムは、予告なく変更される場合があります。
※ 申込者多数の場合は、抽選となりますので予めご容赦ください。
※当落の通知は2020年2月21日(金)までに、申込メールアドレス宛に通知します。
※ 参加者の皆さんのお写真や質疑応答の内容は、後日loftwork.com及び各種媒体に掲載される可能性があります。 - 補足
-
本イベントは、平成31年度関東経済産業局補助事業(地域中小企業知的財産支援力強化事業)の一環です。
ACCESS
申込み多数の場合は抽選とさせていただきます